オンライン研修のグループワークで使えるゲーム・ワーク9選【目的別に紹介】
「オンライン研修でグループワークをやりたいが、盛り上がるか不安」「Zoom越しでもチームの一体感を高められるワークを探している」——そんな研修担当者の方は多いのではないでしょうか。
本記事では、オンライン研修で実施できるゲーム型グループワークを目的別に9種類ご紹介します。すべてZoomやTeamsなどのWeb会議ツールで実施可能で、特別なインストールは不要です。

オンライン研修でゲーム型グループワークが注目される3つの理由
1. 受け身になりがちなオンライン研修を「参加型」にできる
オンライン研修は画面越しのため、講義型だと参加者が受け身になりやすいという課題があります。ゲーム型グループワークでは全員が能動的に発言・行動する必要があるため、集中力が持続します。
2. 「画面越しでも伝わるコミュニケーション」を体験的に学べる
テレワーク環境では、対面以上に「言葉で正確に伝える力」「相手の意図を確認する力」が求められます。ゲームを通じてこれらのスキルを自然に鍛えることができます。
3. 全国・海外拠点のメンバーが同じ体験を共有できる
拠点が分散している組織でも、同じゲームを同時に体験することで共通の話題と一体感が生まれます。拠点間の壁を越えたチームビルディングに最適です。
【目的別】オンライン研修で使えるゲーム・ワーク9選
以下、コミュニケーション・チームビルディング・合意形成・相互理解・報連相・議論の6つの目的別に、おすすめのゲームを紹介します。
【コミュニケーション】1. 桃太郎村の地図オンライン

1人1人に異なる情報カードが配布され、口頭のコミュニケーションだけで情報を共有し、地図を完成させるゲームです。カードは独自のオンラインシステムで配布されるため、郵送不要。ログインするだけで参加できます。
全員が発言しないと問題が解けない設計のため、一部の人だけが話すという「グループワークあるある」を防げます。クリア率は約70%で、初めてのオンライン研修にも取り入れやすい難易度です。
・所要時間:約1時間 ・対象人数:3〜100名
2026年1月現在、桃太郎村の地図オンラインの導入社数は約180社、受講者満足度は4.63(5点満点)となっております。
【コミュニケーション】2. 野球のポジション当てゲームオンライン

桃太郎村の地図と同じ形式の情報整理ゲームですが、より難易度が高く、論理的思考力が求められる上級版です。与えられた情報を整理し、9人の選手のポジションと打順を特定します。
桃太郎村の地図よりも情報量が多く、チーム内での役割分担や情報の構造化が必要になるため、若手〜中堅社員向けの研修に適しています。
・所要時間:約1時間 ・対象人数:3〜100名
2025年8月現在、野球のポジション当てゲームオンラインの導入社数は約220社、受講者満足度は4.77(5点満点)となっています。
野球のポジション当てゲームオンラインの詳しい実施の流れはこちら
【チームビルディング】3. 謎解き会社経営オンライン

チームで協力して謎を解き、会社の上場を目指すオンライン謎解きゲームです。ひらめき系の謎だけでなく、一般教養・論理的思考力・検索力で解ける問題も用意されており、謎解きが得意でない人も活躍できます。
運営側でヒントの閲覧数を変更でき、参加者の属性に合わせて難易度を調整可能。若手が多ければヒント少なめ、年配社員が多ければヒント多めといった柔軟な設定ができます。
・所要時間:1〜2時間 ・対象人数:1〜100名
2026年2月時点で謎解き会社経営オンラインの導入社数は約140社、受講者満足度は4.93(5点満点)となっています。
【合意形成】4. NASAゲームオンライン

月面に不時着した宇宙飛行士という設定で、15個のアイテムの優先順位をチームで合意形成するゲームです。まず個人で考え、その後チームで話し合って順位を決め、最後にNASAの模範解答と比較します。
「個人よりチームの方がよい結果を出せる」ことを数値で実感できるため、チームで働くことの意義を腹落ちさせる効果があります。新入社員研修からマネジメント研修まで幅広く活用されています。
・所要時間:1〜2時間 ・対象人数:1〜100名
2026年1月現在、NASAゲームオンラインの導入社数は約310社、受講者満足度は4.76(5点満点)となっております。
【合意形成】5. 砂漠からの脱出オンライン

砂漠で遭難した状況で、12個のアイテムの優先順位をチームで決めるコンセンサスゲームです。NASAゲームと同じ形式ですが、砂漠という身近なシチュエーションのため、より直感的に議論に入りやすいのが特徴です。
オンラインシステム上で個人回答→チーム回答→結果発表まで完結するため、運営の手間も最小限です。
・所要時間:1〜2時間 ・対象人数:1〜100名
2026年2月現在、弊社での砂漠からの脱出ゲームオンラインの導入社数は約80社、受講者満足度は4.76(5点満点)となっております。
【合意形成】6. 雪山での遭難オンライン

雪山で遭難したメンバーが、手元に残った10個のアイテムの優先順位をつけていくコンセンサスゲームです。NASAゲーム、砂漠からの脱出と同じ形式で、シチュエーションを変えることで2回目・3回目の研修にも使えるのが魅力です。
個人で考えた後にチームで話し合い、専門家の模範解答と比較。異なる意見に対してどのように合意形成するかが問われます。
・所要時間:1〜2時間 ・対象人数:1〜100名
【相互理解】7. ワークスタイルトランプ・クラウド

52枚のトランプ形式のカードに「働き方」に関するキーワードが記載されており、その中から自分にとって重要な10枚を選択します。カードのマークや色には意味づけがされており、選択後に解説を通じて自己理解・相互理解を深めます。
「自分とAさんの共通カードは何か」「なぜそのカードを選んだのか」を共有することで、内定者同士や中途入社メンバーの相互理解が促進されます。
・所要時間:約2時間 ・対象人数:2〜100名
2026年1月時点でワークスタイルトランプ・クラウドの導入社数は約110社、受講者満足度は4.95(5点満点)となっています。
【報連相・主体性】8. 部課長ゲームオンライン

部長・課長・平社員の役割に分かれ、報連相を駆使してチームの目標を達成するゲームです。オンライン版ではチャット機能を使ったコミュニケーションが加わり、「テキストでの報連相」を体験的に学べます。
「自分が情報を共有しないとチーム全体が止まる」体験を通じて、リモートワーク環境で特に重要な「自分から発信する姿勢」を実感させます。
・所要時間:1〜2時間 ・対象人数:5〜100名
【議論・意思決定】9. 人狼取締役会オンライン

企業向けにカスタマイズした人狼ゲームです。「処刑」ではなく「解任」、途中脱落なしで最後まで全員が参加できる設計になっています。
議論→投票→結果発表のサイクルを繰り返す中で、「限られた情報で意思決定する力」「論理的に自分の意見を伝える力」が鍛えられます。管理職・リーダー層向けの研修に特に人気があります。
・所要時間:1〜3時間 ・対象人数:5〜100名
9種類を一覧で比較
| ゲーム名 | 目的 | 所要時間 | 人数 |
| 桃太郎村の地図 | コミュニケーション | 約1時間 | 3〜100名 |
| 野球のポジション当て | コミュニケーション | 約1時間 | 3〜100名 |
| 謎解き会社経営 | チームビルディング | 1〜2時間 | 1〜100名 |
| NASAゲーム | 合意形成 | 1〜2時間 | 1〜100名 |
| 砂漠からの脱出 | 合意形成 | 1〜2時間 | 1〜100名 |
| 雪山での遭難 | 合意形成 | 1〜2時間 | 1〜100名 |
| ワークスタイルトランプ | 相互理解 | 約2時間 | 2〜100名 |
| 部課長ゲーム | 報連相・主体性 | 1〜2時間 | 5〜100名 |
| 人狼取締役会 | 議論・意思決定 | 1〜3時間 | 5〜100名 |
オンライン研修を成功させる3つのポイント
1. アイスブレイクを必ず入れる
オンラインでは対面以上に「最初の壁」が高くなります。本題のゲームに入る前に、自己紹介+α(最近ハマっていることなど)の短いアイスブレイクを入れるだけで、その後の発言量が大きく変わります。
2. グループサイズは4〜6名がベスト
オンラインでは3名以下だと議論が浅くなり、7名以上だと発言できない人が出ます。4〜6名のグループが最もバランスよく全員が参加できるサイズです。Zoomのブレイクアウトルーム機能を活用しましょう。
3. 振り返りの時間を十分に確保する
ゲーム自体が楽しくても、振り返りがないと「楽しかった」で終わってしまいます。ゲーム後に「何がうまくいったか」「実際の業務にどう活かせるか」を言語化する時間を必ず設けましょう。目安はゲーム時間の3分の1程度です。
まとめ
オンライン研修のグループワークでは、「全員が能動的に参加できる」「画面越しでもコミュニケーションが活性化する」ゲーム型ワークが効果的です。
目的に応じて最適なゲームは異なります。コミュニケーション力を高めたいなら桃太郎村の地図、合意形成を学ばせたいならNASAゲーム、相互理解を深めたいならワークスタイルトランプ・クラウドがおすすめです。
オンライン研修にゲームを取り入れたいとお考えの方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
