ビジネスゲーム研修 定番7選|目的別の選び方インフォグラフィック

【結論】ビジネスゲーム研修とは、ゲーム形式のワークを通じて参加者が体験的に学ぶ企業研修です。
本記事では、PDCA・チームビルディングから経営・財務会計、合意形成、コミュニケーション、システム思考、全体最適、目的共有、主体性、ビジョン共有、相互理解まで、幅広い目的で活用できる定番のビジネスゲーム7選(マシュマロチャレンジ、マネジメントゲーム、NASAゲーム、野球のポジション当てゲーム、ビールゲーム、部課長ゲーム、レゴシリアスプレイ)を紹介し、研修目的別のおすすめゲームの選び方が分かります。

企業研修にビジネスゲームを取り入れたいけれど、種類が多すぎて何を選べばいいか分からない。そんな声をよくいただきます。

そこで本記事では、長年にわたり多くの企業で採用されてきた「定番」のビジネスゲーム7選をご紹介します。

ここでいう「定番」とは、特定の研修会社だけでなく幅広い場面で使われ、長く愛されているゲームのことです。実際に弊社で提供しているゲームだけでなく、他社で提供されているゲームも含めてご紹介します。

後半では研修目的別のおすすめゲームの選び方もまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

ビジネスゲーム研修とは

ビジネスゲーム研修とは、ゲーム形式のワークを通じて参加者が体験的に学ぶ企業研修のことです。座学やeラーニングのように一方的に知識を受け取るのではなく、チームで意思決定し、競争や協力を通じて結果を体験することで、記憶の定着・気づき・行動変容を生み出します。

ビジネスゲーム研修が他の研修形式と比べて選ばれる理由は大きく3つあります。

1. 体験から学ぶので「分かったつもり」で終わらない
 失敗・成功を疑似体験することで、研修内容が自分ごととして残り、現場で再現できる。
2. 受講者全員が主体的に参加する
 チームの一員として役割を持つため、講義型より圧倒的に参加意欲が高い。
3. 振り返りを通じて学びが行動に定着する
 体験 → 振り返り → 理論との接続というサイクルで、翌日からの行動が変わる。

ビジネスゲーム研修は、新入社員研修・内定者フォロー・チームビルディング・管理職研修・経営層研修まで幅広く活用されており、対面・オンライン両方の実施形式があります。

ビジネスゲーム定番7選 比較一覧表

まずは7つのビジネスゲームを一覧表で比較します。

ゲーム名 研修目的 所要時間 対象人数 準備物
マシュマロチャレンジ PDCA・チームビルディング 1〜1.5時間 4人〜(1チーム4人) パスタ・テープ・マシュマロ等
マネジメントゲーム 経営・財務会計 1〜2日 4〜6人/卓 専用キット
NASAゲーム 合意形成・心理的安全性 1〜2時間 4〜6人/グループ 問題用紙・回答用紙
野球のポジション当てゲーム コミュニケーション・報連相 1〜2時間 4〜6人/グループ 情報カード
ビールゲーム システム思考・全体最適 2〜3時間 4人/チーム 専用キット
部課長ゲーム 目的共有・主体性 1〜2時間 5〜6人/グループ 指示書・カード
レゴシリアスプレイ ビジョン共有・相互理解 2〜4時間 4〜8人/テーブル レゴブロック

それでは、各ゲームの詳細を見ていきましょう。

1.マシュマロチャレンジ(PDCA&チームビルディング)

マシュマロチャレンジ

1つめはPDCAの体験チームビルディングを目的とした時に利用可能なマシュマロチャレンジです。

TEDでもトム・ウージェック氏が「塔を建て、チームを作る」と題してその効果についてプレゼンテーションを行っています。

ゲームとしては、パスタ20本とテープ、ひも、はさみ自立可能でできるだけ高いタワーを建てることが目標です。ただし、タワーの一番上にはマシュマロを乗せなければなりません。

世界記録は99cmと言われていて、弊社で実施した約200社での最高記録は92cmです。

2026年1月現在、マシュマロチャレンジの導入社数は約200社、受講者満足度は4.9(5点満点)となっております。
マシュマロチャレンジ 顧客満足度
最新の満足度はこちらからご覧いただけます。

マシュマロチャレンジの詳しい説明は下記を御覧ください。

マシュマロ・チャレンジのやり方と92cmの最高記録

2.マネジメントゲーム(経営シミュレーションゲーム)

マネジメントゲーム 経営シミュレーション ビジネスゲーム
画像参照先:孫正義社長とソフトバンク社員が”ゲーム”に熱中する理由(PRESIDENT Online)

2つめは経営シミュレーションゲームとしての大定番であるマネジメントゲームです。

あのソフトバンク 孫正義さんも熱中したと言われている企業経営を疑似体験できるビジネスゲームとなっています。

ゲームの概要は下記となります。

(1)プレーヤーは1卓に4〜6人。一人ひとりが企業の社長となる。
製造業版の場合、何を作る会社にするかは自分でイメージし、
仕入れから生産、販売までマネジメントする。

(2)自分以外のプレーヤーは、ライバル会社の社長と想定する。

(3)1期(1年)分として任意の時間(30分や1時間など)を設定し、
何期分までを競うか事前に設定しておく。

(4)1期ごとに決算を行い、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を作成する。

(5)各プレーヤーは売り上げや収益の拡大を図りながら、独自の経営戦略のもと
ナンバーワンの利益を上げることを目指す

引用先:孫正義社長とソフトバンク社員が”ゲーム”に熱中する理由(PRESIDENT Online)

管理職の方にはぜひ実施させたい内容です。
マネジメントゲームの実施にあたってはマネジメント・カレッジ様にお問い合わせください。(弊社は代理店ではございません)

マネジメント・カレッジ株式会社

なお、弊社ではマネジメントゲームをよりライトに、そして、財務会計に特化したような財務の虎を提供しております。
財務の虎

2026年4月現在、財務の虎の導入社数は約160社、受講者満足度は4.81(5点満点)となっております。
財務の虎 顧客満足度
最新の満足度はこちらをご覧ください。

「財務の虎」説明ページ

3.NASAゲーム(合意形成/コンセンサスゲーム)

NASAゲーム

3つめは合意形成/コンセンサスゲームとして有名なNASAゲームです。

ゲームとしては月で遭難した宇宙飛行士という設定で、母船にたどり着くために15個のアイテムに対して優先順位をつけていく、というゲームです。

まずは個人で優先順位を考えて、それを持ち寄ってグループで話し合い、最終的にグループで1つの意見に集約してもらいます。

ゲーム後の振り返りでは合意形成のポイントはもちろん、日常の会議でもファシリテーター(司会役)が重要であったり、多くの人が発言でき、暗に否定しないという心理的安全性の重要性を伝えることができます。

2026年4月現在、NASAゲームの導入社数は約560社、受講者満足度は4.81(5点満点)となっております。
NASAゲーム 顧客満足度
最新の満足度はこちらからご覧いただけます。

NASAゲームの詳しい説明は下記を御覧ください。

グループワークで使えるNASAゲームのやり方

ちなみに、コンセンサスゲームには様々な設定のものがあり、その比較についてはこちらを御覧ください。
4つのコンセンサスゲーム(NASA、砂漠、雪山等)の違いとは?

4.野球のポジション当てゲーム(コミュニケーションゲーム)

野球のポジション当てゲーム コミュニケーション ビジネスゲーム

4つめはコミュニケーションゲームとして有名野球のポジション当てゲーム(別名:9人のポジションゲーム)です。

いわゆるジグソーメソッドと言われる手法のゲームで、1人に数枚の情報カードを配布し、口頭のみで情報共有して、「誰が、どのポジションなのか」を特定するという形式です。

コミュニケーション グループワーク ビジネスゲーム

この手のゲームは情報を伝えないとクリアできないため、必ず全員が発言しないといけないという仕掛けとなっています。
複雑な情報を整理する必要があるのでロジカルシンキングも必要となるゲームです。

振り返りでは報連相や情報を適切に伝えるためのPREP法などを伝えることができます。

ジグソーメソッドを使ったゲームは他にも地図作成ゲームなどもあり、難易度に応じていくつかのパターンが存在しています。

2026年2月現在、野球のポジション当てゲームの導入社数は約220社、受講者満足度は4.85(5点満点)となっております。
野球のポジション当てゲーム 顧客満足度
最新の満足度などについてはこちらからご覧いただけます。

野球のポジション当てゲームの詳しい説明は下記を御覧ください。

コミュニケーションゲーム「野球のポジション当てゲーム」

5.ビールゲーム(システム思考&全体最適)

ビールゲーム

5つめはビールゲームです。システム思考全体最適、そしてSCM(サプライチェーン・マネジメント)について学ぶことができるゲームです。

ビールゲームについては学習する組織という書籍の中で紹介されていたり、MBAなどでも実施されている、少し難易度が高いゲームとなります。

ビールゲームは上画像のように4人が1列に並びビール工場役、卸業役(2名)、小売店役を演じて、ビールの製造から販売までの流れを体験する形式となっています。

ゲーム後の振り返りではシステム思考について解説しています。
システム思考と聞くと難しいイメージですが、システム思考を比較的簡単に説明できるのが下画像のAmazon創業者のジェフ・ベゾスがナプキンに書いたとされているAmazon成功のループ図です。

ベゾスのループ図については東洋経済オンラインでも解説されています。
ジェフ・ベゾスも使った「ループ図」の破壊力 物事の本質を描き未来を創造するテクニック

2026年2月現在、ビールゲームの導入社数は約90社、受講者満足度は4.75(5点満点)となっております。
ビールゲーム 顧客満足度

ビールゲームの詳しい説明は下記を御覧ください。

システム思考を学ぶゲーム型研修「ビールゲーム」

6.部課長ゲーム(目的共有&主体性)

部課長ゲーム

6つめは目的共有の重要さや、主体的に動くことの重要性を伝えることができる部課長ゲームです。

部課長ゲームでは、部長、課長(2名)、社員(5〜2名)に分かれて、カードを交換しながら、とある課題をクリアしてもらいます。

しかし、課題の内容は部長役にしか知らされていません(部長の指示書にのみ記載されている)。部長はそんなことを知りませんから、他の役割の指示書にも課題の内容が記載されていると勘違いします。

他の役割のメンバーからすれば、一体何をやらされているのか意味不明
ゲームのポイントは部長が仕事の目的を伝えることができるか?他の役割のメンバーが主体的に目的を確認しに動けるか?ということになります。

新入社員が指示待ち社員にならないようにするため、または、新任管理職がメンバーに仕事の目的を伝えるようにするために必要なことが学べるゲームです。

2026年5月現在、部課長ゲームの導入社数は約150社、受講者満足度は4.82(5点満点)となっております。
部課長ゲーム 顧客満足度

部課長ゲームの詳しい説明は下記を御覧ください。

部課長ゲームのやり方

7.レゴシリアスプレイ(ビジョン共有&相互理解)

レゴシリアスプレイ ビジョン共有 ビジネスゲーム

最後にご紹介するのがレゴシリアスプレイです。ビジョン共有や、メンバー同士の相互理解に利用されることが多いワークです。

NASA、Microsoft、Googleをはじめ世界中の企業や教育機関が継続的に導入されているという有名なコンテンツとなります。

具体的なやり方の1つとして、1人1人に与えられたレゴブロックを使って、「あなたの仕事」というテーマで自由に作品を作ってもらいます。

作品完成後、作品を使いながら自分にとっての仕事とはどんなものなのか?を語ってもらいます。このように作ったものを通して語る、という方法は特にエンジニアなどには有効かと思います。

レゴシリアスプレイ 相互理解 研修

他にも、30年後の自社についての作品を全員で話し合いながら作って対話することでビジョンを具体的な作品として見える化することができます。

レゴシリアスプレイの実施にあたってはロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ様にお問い合わせください。(弊社は代理店ではございません)

株式会社ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ 社ホームページ

研修目的別・おすすめゲームの選び方

ここまで7つのビジネスゲームをご紹介しましたが、「結局どれを選べばいいの?」という方のために、研修目的別のおすすめをまとめました。

研修目的 おすすめゲーム ポイント
チームビルディング マシュマロチャレンジ 短時間で盛り上がり、PDCAも学べる
コミュニケーション・報連相 野球のポジション当てゲーム 全員が発言する仕掛けで、新入社員研修にも最適
合意形成・心理的安全性 NASAゲーム 会議の質を高めたい場合に。導入実績520社超
経営・財務会計 マネジメントゲーム/財務の虎 管理職向け。ライトに始めるなら財務の虎
システム思考・全体最適 ビールゲーム MBAでも採用。SCMや部門間連携を学ぶ
目的共有・リーダーシップ 部課長ゲーム 新任管理職研修や主体性を引き出したい場合に
ビジョン共有・相互理解 レゴシリアスプレイ 言語化が苦手なメンバーでも参加しやすい

まとめ

今回は企業研修でよく使われているビジネスゲームの定番7選をご紹介しました。

ビジネスゲームを研修に取り入れたいが、何が良いのかなと迷っている方はまずは長く愛される定番のコンテンツから導入いただくのが良いかと思います。参考になれば幸いです。

なお、弊社ではビジネスゲームを用いた研修を提供しております。
一般的な講師派遣以外の選択肢として、ゲームキットのレンタルによる社内講師型での実施も可能です。
ビジネスゲーム研修 実施方法 講師派遣 キットレンタル

提供するパワーポイントには講師向けのトークスクリプトや解説が含まれています。※下画像はNASAゲームのスライド
NASAゲーム スライド トークスクリプト

弊社で提供しているビジネスゲームの一覧はこちらを御覧ください。

ビジネスゲーム一覧

上記で紹介し、かつ、弊社で提供しているコンテンツの具体的な金額や申込みの流れなどは下記より資料請求(PDF)をお願いできればと思います。

※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. オンラインで実施できるビジネスゲームはありますか?

はい、ございます。本記事で紹介しているゲームの中では、「野球のポジション当てゲームオンライン」や「ビールゲーム オンライン」、「部課長ゲーム オンライン」など、オンライン版が提供されています。これらはリモート環境でのチームビルディングやコミュニケーション促進に活用できます。

Q2. マネジメントゲームと「財務の虎」の違いは何ですか?

マネジメントゲームは企業経営全般を疑似体験する大定番のゲームですが、弊社は代理店ではございません。「財務の虎」は、マネジメントゲームをよりライトに、財務会計に特化して学べる弊社提供のビジネスゲームです。管理職の方の財務リテラシー向上におすすめです。

Q3. 各ビジネスゲームのレンタルや購入費用はどのくらいですか?

本記事で紹介しているゲームのうち、弊社提供のカード版ゲームではレンタルと購入が可能です。例えば、「ビールゲーム(カード版)」はレンタル3万円、「マシュマロチャレンジ」はレンタル3万円、購入10万円です。

Q4. 各ビジネスゲームの対象人数や所要時間はどのくらいですか?

ゲームによって異なりますが、例えば「マシュマロチャレンジ」は4〜100名で1〜2時間、「ビールゲーム(カード版)」は4〜40名で2〜4時間が目安です。詳細は記事内の比較一覧表や各ゲームの説明ページをご確認ください。

Q5. 研修目的別におすすめのビジネスゲームを教えてください。

研修目的によって最適なゲームは異なります。例えば、PDCAやチームビルディングには「マシュマロチャレンジ」、合意形成や心理的安全性には「NASAゲーム」がおすすめです。記事後半では目的別の選び方も詳しく解説しています。

Q6. コンセンサスゲームにはどのような種類がありますか?

本記事で紹介している「NASAゲーム」は代表的なコンセンサスゲームの一つです。他にも砂漠ゲームや雪山ゲームなど様々な設定のコンセンサスゲームがあり、それぞれの違いについてはこちらの記事で比較しています。

Q7. 各ビジネスゲームの導入実績や受講者満足度を教えてください。

弊社提供のゲームでは、高い導入実績と満足度をいただいております。例えば、「NASAゲーム」は導入社数約560社、受講者満足度は4.81(5点満点)、「マシュマロチャレンジ」は導入社数約200社、満足度4.9(5点満点)です。

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