今回は、【所要時間別】コミュニケーション研修で使えるゲーム10選をご紹介したいと思います。

リモートワーク時短勤務などの働く環境の変化や、ハラスメントに対する意識が高まる中、社員同士のコミュニケーション不足が問題になっている企業も多いのではないでしょうか?

そんな中、ゲームを用いたコミュニケーション研修が注目されています。ゲームにはいわゆる「研修ぽさ」を低減させ、自然とコミュニケーションが取れる仕掛けが埋め込まれています。

コミュニケーション研修に使える楽しくて、気づきや学びがあるゲームはないか?
そんなニーズに応えるべく、この記事では所要時間別にコミュニケーション研修に使えるゲームを紹介していきます。

目次(クリックするとジャンプできます)

  1. 1.15分程度でできるゲーム
  2.    1-1.意思疎通ゲーム
  3.    1-2.TOP10ブラックジャック
  4. 2.30分程度でできるゲーム
  5.    2-1.図形伝達ゲーム
  6.    2-2.マシュマロチャレンジ
  7.    2-2.ヘリウムリング
  8. 3.1時間程度でできるゲーム
  9.    3-1.消えた提案書の謎
  10.    3-2.ジグソータウン
  11. 4.2時間程度でできるゲーム
  12.    4-1.ベストチーム
  13.    4-2.グラマ
  14.    4-3.レゴシリアスプレイ
  15. 5.コミュニケーションゲーム実施の流れ

それではここからは具体的なゲームについてご紹介していきます。

1.15分程度でできるゲーム

まずは15分程度で実施できるコミュニケーションゲームです。

1-1.意思疎通ゲーム


意思疎通ゲームとは、お題に対してチーム全員で同じ答えに一致させることができるか?というゲームです。

例えば、「コンビニで定番におにぎりの具とは?」というお題に対して、実際の回答自体には言及せずに話し合い、お互いに意図を組み合って回答を一致させることができるでしょうか?

【基本情報】

・実施形態:集合研修/オンライン研修
・準備するもの:A4の紙(1人 数枚)、太めのペン
・プレイ人数:4~30人程度(1チーム4~5人推奨だが、30人で実施してもOK)

ゲームの詳細はこちらを御覧ください。意思疎通ゲームのやり方

1-2.TOP10ブラックジャック


TOP10ブラックジャックとは、3つのランキングをもとに、選んだ順位の合計が21になるように予想するというゲームです。

例えば、「日本のスポーツ競技人口ランキングTOP10」というランキングを利用し、「野球」と回答したチームには、野球が競技人口ランキングで第8位(約730万人)ということになりますので、8というポイントが入ります。

これを残り2つのランキングで実施し、トランプゲームのブラックジャック同様、21に最も近いチームの勝利となります。

【基本情報】

・実施形態:集合研修/オンライン研修
・準備するもの:A4の紙(チームにつき 4枚)、太めのペン
・プレイ人数:4~100人以上(1チーム4~5人推奨)

ゲームの詳細はこちらを御覧ください。『TOP10ブラックジャック』

2.30分程度でできるゲーム

ここからは30分程度で実施できるコミュニケーションゲームです。

2-1.図形伝達ゲーム

図形伝達ゲーム カード

図形伝達ゲームとは、お題となる図形を口頭だけで伝え、聞き手がお題を再現できるか?というゲームです。

例えば、下画像のお題を口頭だけで伝え、回答者が再現できるか?ということです。

出題者にはより分かりやすく説明する力が求められます。(回答者からの質問もOKです)

【基本情報】

・実施形態:集合研修/オンライン研修
・準備するもの:A4の紙(1人 数枚)、太めのペン、ブロック
・プレイ人数:2~100人以上(1チーム2~5人推奨だが、全員で実施してもOK)

ゲームの詳細はこちらを御覧ください。図形伝達ゲーム「グラコミ」のやり方

2-2.マシュマロチャレンジ


マシュマロチャレンジとは、マシュマロ、パスタ、ハサミ、紐などを使って自立可能で、できるだけ高いタワーを作るというゲームです。

18分間での実施で、世界記録は99cmと言われており(弊社記録では92cm)、時間が許せば2回戦を実施してPDCAサイクルを回すのも良いでしょう。

【基本情報】

・実施形態:集合研修
・準備するもの:パスタ、紐、ハサミ、マシュマロ、テープ
・プレイ人数:4~100人以上(1チーム4人推奨だが、5,6人で実施してもOK)

2024年2月現在、弊社での導入社数は約170社、受講者満足度は4.88(5点満点)となっております。

ゲームの詳細はこちらを御覧ください。マシュマロ・チャレンジのやり方と92cmの最高記録

2-3.ヘリウムリング


ヘリウムリングとは、フラフープを使ったゲームです。

1チームにつき1つのフラフープを使用し、全員が人差し指の第一関節につくようにフラフープを乗せます。誰の指もフラフープから離れずに、最終的にフラフープを地面につけることができれば成功です。

【基本情報】

・実施形態:集合研修
・準備するもの:チームに1本のフラフープ
・プレイ人数:6~100人以上(1チーム6〜10名)

ゲームの詳細はこちらを御覧ください。ヘリウムリング〜フラフープを使ったチームビルディングゲーム〜

3.1時間程度でできるゲーム

ここからは1時間程度でできるゲームの紹介です。

3-1.消えた提案書の謎

消えた提案書の謎とは、チームで謎解きを行うゲームです。

謎には「ひらめき」、「知識」、「論理力」など様々な力が求められます。お互いの強みを活かすことができるでしょうか?

【基本情報】

・実施形態:集合研修
・準備するもの:弊社提供の謎解きキット
・プレイ人数:4~100人以上(1チーム4~6人推奨)

2024年2月現在、消えた提案書の謎の導入社数は約40社、受講者満足度は5点満点中、平均4.79となっています。

ゲームの詳細はこちらを御覧ください。「消えた提案書の謎」|謎解きチームビルディング

3-2.ジグソータウン


ジグソータウンとは、1人1人に与えれた情報カードをもとに、地図を作成するというゲームです。

情報カードには「薬局は本屋の隣りにあります。」といったものや、実際に自分が街の中に入ったかのような3D情報のカードがあります。情報共有やホウレンソウを駆使して制限時間内に地図を完成させてください。

【基本情報】

・実施形態:集合研修
・準備するもの:弊社提供のキット
・プレイ人数:4~100人以上(1チーム4~6人推奨)

ゲームの詳細はこちらを御覧ください。地図作成ゲーム「ジグソータウン」のやり方

4.2時間程度でできるゲーム

最後に2時間程度で実施できるゲームの紹介です。

4-1.ベストチーム


ベストチームとは、心理的安全性をテーマにしたチーム対抗の交渉ゲームです。

自分たちがほしい行動カードを交渉によって獲得し、同じ行動カードを何枚か集めると得点を獲得することができます。ただし、得点には業績と関係性の2種類があり、行動カードによっては業績は上がるが、関係性が下がってしまうことも・・・

業績も関係性も高い最高のチーム(ベストチーム)を目指すことができるでしょうか?

【基本情報】

・実施形態:集合研修
・準備するもの:弊社提供のキット
・プレイ人数:15~100人以上(1チーム4~6人推奨。15名以上から)

2024年2月現在、ベストチームの導入社数は約90社となっており、アンケートのユーザー満足度は5段階評価で4.94となっております。

ゲームの詳細はこちらを御覧ください。心理的安全性を知り、高めるゲーム「ベストチーム」

4-2.グラマ

グラマとは、お題に対してチーム全員で重さを揃えて天秤が釣り合えば成功というゲームです。

例えば、「コンビニで売ってるおにぎりの重さ」というお題に対して、それぞれが巾着袋におもりを入れて、天秤において重さが釣り合えば成功です。

お題には実物の重さについてでもよいですが、人の感情など抽象的なお題にしても良いでしょう。

【基本情報】

・実施形態:集合研修
・準備するもの:グラマ 専用キット
・プレイ人数:4~100人名(1チーム2or4人)

グラマについてはこちらを御覧ください。ビーラインプロジェクト(外部サイト)

4-3.レゴシリアスプレイ

レゴ®シリアスプレイ®とは、レゴブロックを使ってお題についての作品を作り、作品を通して対話するというゲームです。

2000年ごろにLEGO®社によって開発された対話の手法で、あのNASAやGoogleを始めとした企業でも導入されている世界中で実施されているワークショップの一つです。

【基本情報】

・実施形態:集合研修
・準備するもの:専用キット(認定ファシリテーターでの実施が必要)
・プレイ人数:4~30人(大人数での実施には不向きです)

ゲームの詳細はこちらを御覧ください。ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ(外部サイト)

コミュニケーションゲーム実施の流れ

ここからはコミュニケーションゲーム実施の流れをご紹介したいと思います。

1.実施人数、時間を決める
⇒人数や実施時間によって実施可能なゲームが変わってきます。

2.ゲームを選ぶ
⇒目的や人数、時間によって実施するゲームを選択します。

3.ゲームキットの準備
⇒内製する場合は備品の購入を行います。
上記で紹介した弊社キットはレンタル可能です。

4.ゲームの実施
⇒まずはゲームを実施する目的を伝えます。
その後、ルール説明、ゲームを実施します。

5.振り返り
⇒研修としてゲームを実施する場合は「振り返り」を行うことを推奨します。
ポイントとしては感想を聞くだけではなく、知識の提供(理論など)
入っていると研修要素が追加されます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は所要時間別にコミュニケーション研修で使えるゲーム10選をご紹介しました。参考になれば幸いです。

この記事を書いた人


千葉 順
株式会社HEART QUAKE 代表取締役


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