ストレングスファインダー チーム活用研修|強みを発掘して活かすワークショップ

ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)チーム活用研修は、すでに編成された既存チームを対象に、各メンバーの強み(34資質のうち上位資質)を発掘し、チーム単位で活かすためのワークショップ型研修です。
「メンバー個々のアセスメント結果は出たが、それをチーム運営にどう活かすかが分からない」「チームとしての強みの偏りや盲点を可視化したい」という現場の課題に対し、ギャラップ認定クリフトンストレングスコーチが伴走しながら、チームストレングスグリッドを使った強み発掘ワークと、現場で使える活用プランの作成までを支援します。
新しいチームを作る目的の研修については別記事「ストレングスファインダー チームビルディング研修」でも解説しています。本記事は「既存チームの活用フェーズ」に焦点を絞ってお伝えします。
・なぜ「チーム活用」フェーズの研修が成果を生むのか
・ストレングスファインダーとは
・チームストレングスグリッドで強みを発掘する
・弊社独自のグリッド自動作成システム
・チーム活用研修の進め方|4ステップ
・ストレングスファインダー チーム活用研修プログラム|認定コーチによるクリフトンストレングス活用ワークショップ
・チームビルディング研修との使い分け
・まとめ
なぜ「チーム活用」フェーズの研修が成果を生むのか
ストレングスファインダーは個人の34資質を可視化するツールですが、個々のレポートを配って終わりになってしまうケースが少なくありません。チーム活用研修が必要になる理由は3つあります。
①個人レポートだけではチームの強みは見えない
個人の上位5資質を知っても、チーム全体としてどの領域に強みが集まり、どこが盲点かは把握できません。チームストレングスグリッドで全員の資質を集計して初めて「うちのチームは戦略性が強くて実行力が弱い」といった偏りが定量的に見えるようになります。
②強みの活用には「共通言語」と「対話の場」が必要
資質名を共通言語として使えるようになると、「あの人は分析志向だから時間がかかる」「達成欲が高いからスピード重視で進めたい」といったストレングス語彙でのコミュニケーションが成立します。これは資料配布だけでは育たず、ワークショップ形式の対話が不可欠です。
③活用プランは現場メンバーで作るから定着する
コンサルが「強みベースの役割分担」を決めても、現場で運用されません。チームメンバー自身が強みを共有し、役割分担と運用ルールを話し合って決めるからこそ、研修翌日からの行動変容に繋がります。
ストレングスファインダーとは
「ストレングスファインダー®」(現在の正式名称はクリフトンストレングス®)はGallup社が開発した個人の強みの元(資質)を特定し、日々の業務やチーム活動に活かすためのツールです。
177個の質問に答えることで、個人の才能や強みの元となる資質を34種類に分類し、上位の資質を特定します。資質は4つのドメイン(実行力/影響力/人間関係構築力/戦略的思考力)に整理され、チーム活用ではこのドメインバランスを見ることが最初の手がかりになります。

チームストレングスグリッドで強みを発掘する

※弊社の一部の社員とパートナーのグリッド
個々の強みを知るだけでは、真のチーム活用には至りません。そこで重要になるのがチームストレングスグリッドです。
チームストレングスグリッドは、ストレングスファインダーの34資質を基に、チームメンバー各自の上位資質を一覧化したグリッドです。このグリッドを見ることで、チーム全体の強み・チームとしての盲点・資質のバランスが一目瞭然になります。チーム活用の最初の重要なステップです。
上のグリッドは弊社の一部メンバー(パートナー含む)のものです。影響力の資質である「最上志向」にTOP5の資質が集まっているのが分かります。一方、4つのドメインで言えば実行力(紫)の領域に上位資質を持つメンバーが少ないことが見て取れます。
例えば、あなたのチームに「戦略性」を持つメンバーが多く、「実行力」が不足している場合、どんなに素晴らしい戦略を立てても、実行に移すところでつまづく傾向が事前に分かります。チームストレングスグリッドはこのような気づきをチームに与えてくれます。
弊社独自のグリッド自動作成システム
弊社では、チームストレングスグリッドをより便利に使えるよう独自のシステムを開発しています。
全メンバーのTOP5に入っている資質を集計し、チームとしてどのドメインに多くの資質が集まっているかを可視化できます。

※画像は2025年3月時点のものです。変更の可能性があります。
多くのメンバーのTOP5に含まれた資質のランキングを表示することも可能です。

※画像は2025年3月時点のものです。変更の可能性があります。
グループディスカッションを行う際には、同じテーブルのメンバーだけに絞り込み表示できます。

※画像は2025年3月時点のものです。変更の可能性があります。
絞り込みの際、名前だと認知的負荷が大きいため番号で「私、7番です」と言えるよう工夫しています。さらにCSV出力・EXCELファイル出力にも対応しています。
任意の2名で共通している上位資質を比較表示することも可能です。

※画像は2025年3月時点のものです。変更の可能性があります。
このシステムにストレングスファインダーのTOP5の結果を入力するだけで、チームストレングスグリッドが自動で作成されます。手作業で付箋を貼ったり集計する手間は一切ありません。研修当日はワークと対話に集中できます。
下記URLからデモ版の画面をご覧いただけます。
チームストレングスグリッドのデモ版を見る
※デモ版では名前をA,B,Cとしております。
チーム活用研修の進め方|4ステップ
弊社のチーム活用研修は、既存チームを対象に4つのステップで進めます。3時間プランの場合の標準フローです。
| STEP | 内容 | 所要 |
|---|---|---|
| STEP1 強みの棚卸し |
各メンバーが自分のTOP5資質を共有し、エピソード付きで紹介する | 約30分 |
| STEP2 チームグリッド分析 |
グリッドを共有し、4ドメインの偏り・強み・盲点を全員で読み解く | 約45分 |
| STEP3 役割再分配ワーク |
既存業務を強みベースで再分配する案を出し合い、ボトルネックを潰す | 約60分 |
| STEP4 運用ルールづくり |
資質を活かす1on1の問い、会議の進め方、振り返りの観点を決める | 約45分 |
ポイントはSTEP3とSTEP4で「研修翌日から動かせるルール」まで作り切ることです。資質を可視化して終わりではなく、職場で実装可能な形で持ち帰れます。
導入事例
株式会社ネットドリーマーズ様(全社員約120名)
組織拡大に伴うチームシナジー創出と部署ごとのチームビルディングを目的に、代表・役員・本部長クラスから一般社員まで全社員約120名を対象に、本研修を全5回に分けて実施いただきました。

「2時間があっという間だった」という声が多く、特にほめ殺しワークなどのグループワークが盛り上がり、普段の業務では見えにくい仲間の意外な一面や強みを知ることができ、心理的安全性が高まるきっかけとなりました。
「今までは自身の弱点に目を向けて、それをいかに克服していくかという考え方がベースになっていましたが、この研修を通じて『弱みに目を向けるのではなく強みを活かして良いんだ』と思えたことで、今後の業務に自信が持てるようになった」という感想も印象的でした。
研修効果
組織内に資質という「共通言語」が生まれ、自分の資質の盲点をチームの仲間に補ってもらうという考え方が浸透。具体的には、部署内の役割分担を各々の資質に基づいて最適化しようとする動きが見られるようになっています。
ストレングスファインダー チーム活用研修プログラム|認定コーチによるクリフトンストレングス活用ワークショップ
弊社ではギャラップ認定クリフトンストレングスコーチが研修を担当します。チーム活用研修として、しっかり3時間プランと簡易版1時間プランの2種類をご用意しています。

しっかり3時間プランでは、上記4ステップ全てを実施します。強みの棚卸し→チームグリッド分析→役割再分配→運用ルールづくりまで踏み込み、研修翌日から動かせる状態で持ち帰っていただけます。
簡易版1時間プランでは、レポートの読み解き方とチームグリッドの傾向把握までを中心に解説します。キックオフ・社員総会・部門ミーティング内での短時間ワークショップに向いています。
スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。
【実施時間】3時間 ※簡単な解説のみの1時間プランも可
【予算】
・講師派遣:40万円〜 ※1時間プランは10万円〜
※1時間プランの場合はストレングスファインダーの受検料が別途かかります。
効果的なポイント:
・既存チームの強みを可視化し、活用法まで具体化する
・強みベースの役割分担と運用ルールをチーム自身で作る
チームビルディング研修との使い分け
弊社のストレングスファインダー関連研修は目的別に2種類あります。「既存チームの活用フェーズ」なら本研修、「新チームの形成フェーズ」なら別記事の研修を選んでください。
| 目的 | 推奨 |
|---|---|
| 既存チームの強み発掘・役割再分配・活用フェーズ | 本記事のチーム活用研修(3時間 or 1時間) |
| 新チーム発足・関係構築・心理的安全性づくり | ストレングスファインダー チームビルディング研修 |
| 内定者・新入社員の自己理解と同期との関係構築 | ストレングスファインダー×内定者60分研修 |
まとめ
ストレングスファインダー チーム活用研修は、既存チームの強みを発掘し、役割分担と運用ルールに落とし込むワークショップです。チームストレングスグリッドで強みの偏りを可視化し、認定コーチが伴走することで、研修翌日から動かせる状態でチームに持ち帰れます。
「個人レポートが配られたまま活用できていない」「チームの強み・盲点を可視化したい」「強みベースで役割分担を見直したい」という課題に対して、本研修は最も短いルートで成果に繋げます。
