リーダーシップ研修で使えるビジネスゲーム4選|目的別比較インフォグラフィック

リーダーシップは座学だけで身につくものではありません。知識として「傾聴が大事」「ビジョンを共有すべき」と理解していても、実際の行動に落とし込めているかは別問題です。

そこで注目されているのが、ビジネスゲームを使ったリーダーシップ研修です。ゲームという仕事の一部を疑似体験できるプログラムを通じて、実際に行動しながらリーダーシップについて学ぶことができます。

弊社では1年間で400社以上の研修を実施しており、多くの企業様にご利用いただいております。

導入実績の一例(敬称略)

グーグル合同会社、Apple Japan 合同会社、アマゾンジャパン合同会社、
日本マイクロソフト株式会社株式会社日本政策投資銀行、株式会社みずほ銀行、
アサヒビール株式会社、パナソニック株式会社、三菱商事株式会社、
三井物産株式会社、三菱重工業株式会社、株式会社デンソー、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)、全国労働者共済生活協同組合連合会(COOP)

詳しくはこちら

この記事では、リーダーシップ研修で使えるゲーム4選をご紹介します。ゲームによって学びのテーマが異なりますので、目的に合わせてお選びください。

目次

1.リーダーシップ研修にゲームを使う3つのメリット

2.リーダーシップの種類とゲームの対応関係

3.【比較表】リーダーシップ研修で使えるゲーム4選

4.心理的安全性を高める「ベストチーム」

5.合意形成を学ぶ「NASAゲーム」

6.報連相・目的共有を学ぶ「部課長ゲーム」

7.メンタルヘルス対策を学ぶ「ストマネ」

8.全ゲーム共通:社内講師で実施できる仕組み

9.ゲーム研修を成功させる3つのポイント

10.導入の流れ(問い合わせから実施まで)

11.目的別おすすめゲーム

12.よくある質問(FAQ)

13.PDF資料の請求(無料)

リーダーシップ研修にゲームを使う3つのメリット

1. 行動の癖が「見える化」される

座学では「自分はリーダーシップを発揮できている」と思っていても、ゲームになると普段の行動パターンがそのまま出てしまいます。例えば、自分だけで判断を進めてしまう人、意見を言えずに周囲に合わせてしまう人など、自分では気づきにくいリーダーシップの癖がゲーム中に明らかになります。

座学で「こうすべき」と学んでも、実際の行動が伴わなければ意味がありません。ゲームでは参加者全員がリアルタイムで行動するため、頭で理解していることと実際にできることのギャップを自覚できます。

2. 失敗しても安全な環境で試行錯誤できる

実務で新しいリーダーシップスタイルを試すのはリスクが伴います。しかし、ゲームであれば失敗しても実害がないため、普段とは違うアプローチに挑戦できます。「いつもは指示型だけど、今回はメンバーに任せてみよう」といった実験ができるのはゲームならではのメリットです。

これは心理的安全性が確保された環境だからこそ実現できるものです。失敗を恐れず行動できる経験は、実務で新しいリーダーシップを発揮する際の自信にもつながります。

3. 振り返りで「自分事」として落とし込める

ゲームで体験したことは、講義で聞いた知識よりも記憶に残りやすく、実感を伴った学びになります。ゲーム後の振り返りで「あの場面でこうすればよかった」と自分の行動を省みることで、学びが「自分事」として定着します。体験→振り返りのサイクルが、行動変容につながります。

実際に弊社のゲーム研修を受講された方からは「座学だけの研修と比べて、翌日から意識して行動できた」というお声を多くいただいています。

リーダーシップの種類とゲームの対応関係

リーダーシップにはさまざまなスタイルがあり、状況やチームの状態に応じて使い分けることが求められます。ここでは代表的なリーダーシップのスタイルと、それぞれを学べるゲームの対応関係を整理します。

リーダーシップのスタイル 概要 対応ゲーム
サーバントリーダーシップ メンバーの成長や心理面を支援することでチーム力を高めるスタイル ベストチーム・ストマネ
変革型リーダーシップ ビジョンを示してメンバーを鼓舞し、チーム全体を変革に導くスタイル 部課長ゲーム
民主型リーダーシップ メンバーの意見を引き出し、チームの合意を形成しながら進めるスタイル NASAゲーム
支援型リーダーシップ 部下のストレスやコンディションに気を配り、働きやすい環境を整えるスタイル ストマネ

「どのリーダーシップスタイルが正解か」ではなく、状況に応じて使い分けることが重要です。ゲーム研修では、特定のスタイルを体験的に学ぶことで、自分のリーダーシップの引き出しを増やすことができます。

以下では、それぞれのスタイルに対応するゲームを詳しくご紹介していきます。

【比較表】リーダーシップ研修で使えるゲーム4選

今回ご紹介する4つのゲームの特徴を比較表にまとめました。

ゲーム名 学びのテーマ 所要時間 人数 おすすめ対象
ベストチーム 心理的安全性 2〜4時間 15〜100名超 新任管理職・チームリーダー
NASAゲーム 合意形成・ファシリテーション 1〜2時間 1〜100名超 全管理職・リーダー候補
部課長ゲーム 報連相・目的共有・フォロワーシップ 1〜2時間 5〜100名超 管理職・中堅社員
ストマネ メンタルヘルス・ラインケア 2〜4時間 4〜100名超 管理職・プロジェクトリーダー

それぞれのゲームについて、詳しくご紹介していきます。

1. 心理的安全性を高める「ベストチーム」

リーダーシップ 研修 ゲーム

1つめのゲームはベストチームという最高のチームを目指すゲームです。

上画像左の青色の行動カードにはリーダーとしての行動などが記載されています。(カードには他にも「知識の共有」や「行動量重視」など22種類のカードがあります)

このカードを右下の必要枚数分集めると効果が発揮され、上画像右の得点カードを獲得できます。

得点には業績ポイントと関係性ポイントという2種類が存在し、ベストチームになるにはその両方を高める必要があります。これは、リーダーとして売上、受注数など目標数値を達成することも重要ですが、その一方でメンバーとの関係性やサポートを疎かにしてしまうとメンタルヘルス不調者や退職者を生んでしまうことを表しています。(下図参照)

ゲームを通してどのような行動が業績や関係性を高めていくのかを学び、関係性の低下は心理的安全性の欠如と直結することを体験的に理解していただけます。

Googleの社内調査「プロジェクト・アリストテレス」でも、チームの生産性を最も左右するのは心理的安全性であることが示されています。ベストチームは、まさにこの心理的安全性をゲームで体験的に学べるプログラムです。

リーダーシップ研修としてのポイント

・心理的安全性について体験から学ぶ
・業績を上げる行動と、関係性を高める行動について学ぶ
・ゲームを通して他のメンバーの強みを理解する

2026年4月現在、ベストチーム(カード版)の導入社数は約180社、受講者満足度は4.91(5点満点)となっております。

ベストチームの詳しい内容はこちらをご覧ください。

心理的安全性を知り、高めるゲーム型研修「ベストチーム」

 

2. 合意形成を学ぶ「NASAゲーム」

NASAゲーム

2つめはコンセンサスゲームです。コンセンサスとは合意形成を意味し、このゲームを通してリーダーとしてのコミュニケーションについて考えてもらうきっかけになります。

コンセンサスゲームには月面、砂漠、雪山といった3種類のシチュエーションがあり(画像は月面)、どれも遭難した状態から生き残るために必要なアイテムに優先順位をつける(例:月面で遭難し、生き残るためにアイテムに優先順位をつける)という流れになります。

最初は個人で考え、最後はチームとしての意見を1つにまとめます。リーダーとして全員の意見に耳を傾けながら、納得感のある結論にまとめていくことが重要となります。

このゲームでは、多くの場合「個人の回答よりもチームで議論した回答の方が正解に近くなる」という結果が出ます。これは、リーダーが一人で判断するよりも、メンバーの多様な意見を引き出して合意形成を行う方が質の高い意思決定ができることを示しています。

ゲーム後の振り返りでは人と意見が合わない4つの要因(下画像)を説明し、リーダーとして目的をメンバーと共有していくことの重要性を伝えていきます。

リーダーシップ研修としてのポイント

・チームをまとめるための合意形成のポイントを知る
・目的を共有することの重要性を理解する
・みんなの意見を引き出すためのファシリテーションスキルを学ぶ

2026年4月現在、NASAゲームの導入社数は約560社、受講者満足度は4.81(5点満点)となっております。

コンセンサスゲーム(月面)の詳しい内容はこちらをご覧ください。

グループワークで使えるNASAゲームのやり方

 

3. 報連相・目的共有を学ぶ「部課長ゲーム」

部課長ゲーム

3つめは部課長ゲームというゲームです。このゲームの1つの特徴はゲーム中は無言で筆談によるメモの受け渡しのみというところです。会社でいうとメールやチャットでのテキストコミュニケーションと言えるでしょうか。

このゲームは1チーム5人のメンバーにはそれぞれ部長・課長・平社員という役割が与えられ、制限時間内に各自に配られたカードを交換し、同じ種類のカードを4枚集めることができればクリアです。

しかし、同じ種類のカードを4枚集めるというゲームの目的を知っているのは部長役だけとなっています。(部長のルールシートにだけ、それが記載されている)

これはリーダーは仕事の目的やビジョンを示し、それをメンバーが理解しているかを確認する必要があること、また、一方、メンバーは目的を理解して仕事に取り組むことの重要性を学ぶことができます。

リーダーシップ研修としてはもちろん、フォロワーシップの研修コンテンツとしても利用可能です。普段はリーダーとして活動している方がメンバー役となった時に目的を理解して行動できているか、また目的が不明な場合にどのように感じるかを疑似体験することができます。

筆談のみという制約があるため、「伝えたつもり」「わかったつもり」のすれ違いが可視化されるのも大きな特徴です。テキストコミュニケーションが増えた現代の職場にぴったりの学びが得られます。

リーダーシップ研修としてのポイント

・ビジョンや目的を共有することの重要性を学ぶ
・フォロワーシップとしてリーダーを助けるための主体的な行動の重要性を体験する

2026年5月現在、部課長ゲームの導入社数は約150社、受講者満足度は4.82(5点満点)となっております。

上司と部下がお互いに能動的に関わり、組織の目的が共有できていないと、望む結果は得られないことを理解できた

部課長ゲームの詳しい内容はこちらをご覧ください。

部課長ゲームのやり方

 

4. メンタルヘルス対策を学ぶ「ストマネ」

ストマネ

4つめはストマネというゲームです。ストマネとはストレスマネジメントの略となっており、メンタルヘルス対策シミュレーションゲームとなっています。

リーダーとしての行動の1つにメンバーの管理がありますが、現代における管理には仕事の進捗だけではなく、メンバーのストレス状態(メンタルヘルス)も含まれていると思います。

そこで、ストマネでは、チーム内にメンタル不調者を生み出さないためのリーダーとしての行動を学ぶことができます。

ゲームはすごろく形式のシンプルなゲームで、すごろくが進むとプロジェクト(仕事)が進みますが、同時に各自に与えられたストマネゲージも上がります。(上画像)
ゲージが赤に到達すると休職となってしまいますが、お互いのストレスゲージは「しきり」で隠されていて見えません。

プロジェクトは無事に完了させつつ、チームメンバーの中から休職者を出さないことができるでしょうか?

このゲームでは上司からの3つの支援の有無がメンタル不調者を生み出さないために有効であることを伝え、リーダーとしての支援の重要性を理解してもらいます。

近年はストレスチェック制度の義務化に伴い、管理職のラインケア研修の需要が高まっています。ストマネはラインケアの重要性をゲームで実感できるため、座学中心のメンタルヘルス研修よりも受講者の理解度と納得感が高い傾向にあります。

リーダーシップ研修としてのポイント

・プロジェクトとストレスの両方をマネジメントすることの重要性を学ぶ
・上司の支援がメンバーのメンタルヘルスに対して重要なことを学ぶ

2026年2月現在、ストマネの導入社数は約60社、受講者満足度は4.92(5点満点)となっております。

ストマネの詳しい内容はこちらをご覧ください。

「ストマネ」実施の流れ|メンタルヘルス研修

全ゲーム共通:社内講師で実施できる仕組み

上記でご紹介した4つのゲームはすべて、講師派遣、または、キットのレンタル(社内講師で実施可能)の2パターンでご利用いただけます。

キットレンタルの場合、ゲームキット(カード、運営スライド、講師向け動画マニュアル)を一式お届けしますので、社内の人事担当者やマネージャーが講師としてそのまま実施できます。

提供するパワーポイントには講師向けのトークスクリプトや解説が含まれています。


※画像はベストチーム

「研修会社に講師を頼まなくても、自社の担当者で実施できる」という点は、予算を抑えたい企業や、繰り返し実施したい企業から特にご好評いただいています。

ゲーム研修を成功させる3つのポイント

ゲームを使った研修は効果的ですが、「ただゲームをやるだけ」では学びが定着しません。以下の3つのポイントを押さえることで、研修の効果を最大化できます。

1. 研修目的を明確にしてからゲームを選ぶ

「なんとなく楽しそうだから」でゲームを選ぶと、研修のゴールが曖昧になり、受講者も「何を学んだかわからない」という状態になりがちです。まず「この研修で何を身につけてほしいのか」を明確にし、その目的に合ったゲームを選ぶことが重要です。

例えば、「新任管理職にチームの心理的安全性を意識してほしい」ならベストチーム、「報連相の重要性を体感してほしい」なら部課長ゲームが適しています。

2. 座学と組み合わせて設計する

ゲーム研修は座学(講義)と組み合わせることで効果が高まります。理論的な知識をインプットしたうえでゲームで実践するか、先にゲームで体験してから座学で理論を学ぶか、どちらのパターンも有効です。

弊社が提供するパワーポイントには振り返りスライドも含まれていますので、ゲーム後に座学を行う流れをスムーズに設計できます。

3. 振り返りの時間を十分に確保する

ゲーム中の盛り上がりで満足してしまい、振り返りを短縮してしまうのはよくある失敗パターンです。「ゲーム中に何が起きたか」「自分はどのような行動を取ったか」「実務ではどう活かせるか」を振り返る時間をしっかり設けましょう。

弊社のゲームは、ゲーム30〜60分+振り返り30〜60分を基本設計としています。振り返りがあるからこそ、ゲームでの体験が実務の行動変容につながります。

導入の流れ(問い合わせから実施まで)

ゲーム研修の導入は以下の流れで進みます。初めての方でもスムーズに実施いただけます。

ステップ 内容 目安期間
1. 資料請求 本ページ下部のフォームからお申し込み。PDF資料を即日メールでお届けします 即日
2. 無料サンプル貸し出し 実物のゲームキットを無料でお試しいただけます 約1週間
3. お申し込み 実施日程・人数・実施方法(キットレンタルまたは講師派遣)を決定します
4. キット到着 実施日の2週間前にキットが届きます。動画マニュアルを事前にご確認ください 実施2週間前
5. 研修実施 パワーポイントに沿って進行するだけでOKです 当日
6. 返却 実施後3営業日以内にキットを返送いただきます 実施後3営業日

※講師派遣の場合は、弊社の講師が当日の運営をすべて行いますので、ステップ4〜5はお任せいただけます。

目的別おすすめゲーム

「どのゲームを選べばいいかわからない」という方のために、目的別のおすすめをまとめました。

目的・状況 おすすめゲーム
心理的安全性を高めたい ベストチーム
チームの合意形成力を高めたい NASAゲーム
報連相・目的共有を強化したい 部課長ゲーム
メンタルヘルス対策をしたい ストマネ
新任管理職向け研修を探している ベストチーム or NASAゲーム
既存管理職の意識改革をしたい ストマネ or 部課長ゲーム
短時間(1〜2時間)で実施したい NASAゲーム or 部課長ゲーム
半日(2〜4時間)でじっくりやりたい ベストチーム or ストマネ
リーダーシップとフォロワーシップの両方を学ばせたい 部課長ゲーム
ラインケア・ストレスチェック研修として実施したい ストマネ

よくある質問(FAQ)

Q. 費用はどのくらいですか?

A. キットレンタルは5万円〜です。購入可能なゲームもあります。詳細な金額はゲームの種類や参加人数によって異なりますので、お気軽にお問い合わせください。

Q. 何人くらいの規模で実施できますか?また、所要時間はどのくらいですか?

A. 5名〜100名以上まで対応可能です。所要時間はゲームによって異なりますが、1〜4時間程度です。説明や振り返りを含めると、ゲーム1種類あたり1.5〜2時間を見込んでください。

Q. オンラインでも実施できますか?

A. 本記事で紹介しているゲームは対面での実施を前提としています。オンライン対応のゲームについてはお問い合わせください。

Q. 社内のスタッフだけで実施できますか?

A. はい。キットレンタルには運営用スライド(パワーポイント)や動画マニュアルが付属しているため、社内の講師・ファシリテーターだけで実施可能です。

Q. レンタルの期間や返却方法を教えてください。

A. 実施日の2週間前にお届けし、実施後3営業日以内にご返却いただく形です。届いたキットを実施後にそのまま返送いただくだけで完了です。詳細はお問い合わせ時にご案内いたします。

Q. 座学と組み合わせて半日〜1日の研修プログラムにできますか?

A. はい、可能です。弊社のゲームは座学(講義パート)と組み合わせやすい設計になっています。例えば、午前にリーダーシップの理論を座学で学び、午後にゲームで実践するといったプログラム設計が可能です。研修目的をお伝えいただければ、最適なプログラム構成をご提案いたします。

Q. 複数のゲームを同じ研修で実施できますか?

A. はい、可能です。例えば午前にNASAゲーム(合意形成)、午後にベストチーム(心理的安全性)を実施するなど、複数のテーマを1日で学ぶプログラムも設計できます。

管理職研修向けのビジネスゲームをまとめて比較したい方は、管理職研修で使えるビジネスゲーム10選|目的別の選び方と比較表つきもあわせてご覧ください。

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その他、実施時期や受講人数など(300文字以内)



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