今回はいわゆるダイバーシティ経営について書いていきたいと思います。
ダイバーシティが大事だよというのはここ数年よく言われていることですが、本当にそうなの?そんなにメリットがあるの?と思っている方も多いかもしれません。

人によってはダイバーシティなんて甘いことを言っていたら業績が落ちるよ、と思っている方もいると思います。

ということで、今回はダイバーシティ経営の8つのメリットを紹介したいと思います。

ちなみに、ダイバーシティ経営とは以下のように定義されています。

多様な人材を活かし、その能力が最大限発揮できる機会を提供することで、
イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営
」のことです。

経済産業省 改訂版ダイバーシティ経営診断シートの手引き P5
https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/turutebiki.pdf

ダイバーシティ経営の8つのメリット

それではダイバーシティ経営の8つのメリットを紹介したいと思います。まずは結論から御覧ください。


画像参照:改訂版ダイバーシティ経営診断シートの手引き P5
https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/turutebiki.pdf

これは経済産業省が出している改訂版ダイバーシティ経営診断シートの手引きというレポートに記載されています。

グラフの下の※部分にも記載されていますが、このグラフは正社員1,000人以下の中堅・中小企業に限定しダイバーシティ経営企業100選受賞企業(ダイバーシティ経営を行う企業)と非受賞企業(ダイバーシティ経営を行っていないと推測される企業)で分析したものです。

つまり、ダイバーシティ経営が出来ている企業とのダイバーシティ経営ができていない企業の比較です。採用関連の2項目、社員の定着、人材育成、社員の意欲、業績関連の2項目の8項目での比較となっています。
8つすべての項目でダイバーシティ経営ができている企業の方が優れていることがわかると思います。

特に社員採用の2項目については3倍程度の差が見られますし、業績(売上、営業利益)も2倍程度の差が見られます。

ダイバーシティなんて甘いことを言っていたら業績が落ちるよ、と思っていた方には耳の痛い話になっています。

じゃあどうしたらダイバーシティ経営ができるのか?それが、前述の改訂版ダイバーシティ経営診断シートの手引きに記載さています。このレポートを含め経済産業省のサイトではダイバーシティ経営の実現に必要なツールが提供されています。

ダイバーシティ経営実践のための各種支援ツール
https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/sienturu.html

また、各企業の事例をもっと知りたいよという方には下記のサイトからダウンロードできるベストプラクティス集がおすすめです。
ベストプラクティス集
https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/kigyo100sen/practice/index.html#page01

まとめ

いかがでしたでしょうか。ダイバーシティ大事だよね、とは何となく分かる、いや、正直疑っている、という方も多いと思いますが、データ上はダイバーシティ経営ですべてがうまくいく?ぐらいの8つのメリットが提示されています。

まずは自社に取り入れられるところから初めて見ることが重要だと思います。
紹介したサイト含め参考になれば幸いです。


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