「面白い研修だった」と言われるための5つの要素
今回は「面白い研修だった」と言われるための5つの要素というテーマをご紹介したいと思います。
手前味噌ではありますが、弊社ではお客様から下記のようなご感想を頂ける場合があります。
この記事をご覧いただいている方は「面白い研修を実施したい」という方が多いと思いますが、では、一体どういう要素があれば面白い研修になるのか?ということを考えてみました。
それがこちらの要素です。
2.コンテンツの目新しさ
3.気づきがある
4.競争がある
5.達成感がある
経験的にですが、すべてが必要というわけではなく2、3個ぐらいの要素が含まれていると面白いと思ってもらえる確率が高まると感じています。
それぞれ簡単に解説していきます。
1.他の人との交流
まず1つ目は交流です。
さらに言えば、普段一緒に仕事をしない人との交流が重要です。
具体的には弊社の研修の実施後に、このような感想がありました。
研修というのはある意味、非日常的な環境です。そこで普段一緒に仕事をしていない人との交流が発生すること自体が面白さを感じてもらえる要素になります。
社会人になると新しいコミュニティの開拓が難しくなり、どうしてもいつものメンバーでの行動が多くなってきます。
そこで研修という機会を生かして普段とは少し違った人との交流を生み出すのはいかがでしょうか。
これに関連する記事として「弱い紐帯の強さ」理論がありますので興味のある方はぜひ御覧ください。
「弱い紐帯の強さ」理論と部門間チームビルディング研修
2.コンテンツの目新しさ
2つ目はコンテンツの目新しさです。
先程ご紹介した感想にもコンテンツの目新しさについて記載されているものがありました。
先程の交流もそうですが、毎日のルーティンの中で新しいものに触れると面白さを感じてもらえる可能性が高まります。
弊社では上画像のようなゲーム型の研修を提供しており、一般的な座学、もしくは、座学+ディスカッション型の研修とは異なり、目新しさを感じてもらえることが多いです。
弊社で提供しているゲーム研修についてはこちらをご覧ください。
提供しているビジネスゲーム一覧
3.気づきがある
3つ目は受講者に気づきがあること、です。
研修で新しい知識の獲得をすることも面白さを感じてもらえる要素ですが、社会人になると自分のやってきたことって、理論的にはこういうことだったのか!という理論と実践の一致に対して気づきがあったことが面白さを感じてもらえるポイントのようです。
これに関連するような感想には下記のようなものがありました。
というのは感覚的には分かっていたのですが、今回のゲームで個人よりも
チームの点数が高い結果となったことで、より納得することができました。
4.競争がある
4つ目の要素は競争があることです。
研修で競争?と思う方も多いと思いますが、競争は面白さを感じてもらえる要素の1つです。
社会学者ロジェ・カイヨワが1958年に発表した『遊びと人間』の中では遊びは4つに分類されています。
2.模倣(ミミクリ)
3.運(アレア)
4.スリル(イリンクス)
参考図書:
つまり、古来から競争は面白さの要素の1つということになります。
これは弊社のようなゲーム型研修を導入しなければできないわけではなく、研修中盤でチーム対抗のクイズなどを挟むことでも実現可能です。
関連する感想には以下のようなものがありました。
「XX社が過去最高得点だった」という情報が、さらに参加者の競争心を掻き立てたようで、大変盛り上がっておりました^^
他社比較ができるとより競争感が増しますね。関連記事はこちらです。
某店長候補者研修のペーパータワーで223cmの記録が生まれました
5.達成感がある
最後は5.達成感があることです。こちらは競争に勝ったことによる達成感もあるのですが、どちらかというと自分たちが成し遂げたことに対する達成感です。
参考URL:http://xn--qckyd1cw85ujh1a1uy.jp/review826.html
以前にご紹介した山登り研修なども達成感という要素が得られる研修だと思います。
山登り研修の目的と効果とは?
まとめ
いかがでしょうか。今回は「面白い研修だった」と言われるための5つの要素というテーマでご紹介しました。参考になれば幸いです。
2.コンテンツの目新しさ
3.気づきがある
4.競争がある
5.達成感がある
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