DEIの次はDEIB?Belonging(帰属性)
人的資本経営の推進に向けて、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の推進をされている企業様も多いと思います。
しかし、最近ではEquity(公平)を加えた、DEIが注目されています。
DEIについては過去記事でも記載していますのでご覧頂ければと思います。
ダイバーシティ&インクルージョンの次のステップは公平性を考慮したDEI(DI&E)
Equity(公平)を理解するために、平等と公平の意味の違いを見て頂ければ理解が進むと思います。
下画像は平等と公平の違いを表す有名な画像です。
公平さを言葉で表現すると下記のようになります。
目的を達成するために適切なものをそれぞれ与えること
また、デロイトトーマツ社のホームページでは下記のような画像が掲載されており、全員が平等かつ、公平な機会を保持していることが理想形だと記載されています。
画像参照先:https://www2.deloitte.com/jp/ja/blog/group-diversity/2021/diversity-equity-and-inclusion.html
DEIBとは?
少し前置きが長くなりましたが、日本では少しずつDEIという言葉が浸透している頃、欧米ではさらに進んでDEIBが注目されているというのです。
BとはBelonging(帰属性)となっており、以下のように表現されています。
引用先:https://www.pwc.com/jp/ja/services/consulting/people-change-management/diversity-and-inclusion.html
DEIBを紹介するサイトの中にはBelongingを心理的安全性と紹介しているものもあります。下記はJTB様のホームページでの説明です。
新しいアイデアを提案し、失敗から学ぶことができる環境を創ることで、
それぞれの個人がやりがいを感じ、
仲間とともにお互いを高めあい、価値を生みだしていくことを大切にしていきます。
DEIBを図でまとめると以下のようになります。DEI全ての土台にBが必要なことがわかります。
画像参照先:https://www.pwc.com/jp/ja/services/consulting/people-change-management/diversity-and-inclusion.html
また、DEIBをGoogle画像検索にかけてみると、以下のようなBがすべての中心になっている図を見つけることができます。
画像参照先:https://www.aihr.com/blog/diversity-equity-inclusion-belonging-deib/
Google社によるプロジェクト・アリストテレスの結果公表以降、日本でも心理的安全性の重要性が理解されてつつありますが、欧米で注目されているDEIBという観点でも、社内における心理的安全性の確保が求められていることがわかります。
まとめと関連するゲーム型研修
いかがでしたでしょうか。今回はDEIのさらに先のDEIBをご紹介しました。
画像参照先:https://www.pwc.com/jp/ja/services/consulting/people-change-management/diversity-and-inclusion.html
さて、弊社ではDEIBに関連するビジネスゲーム型研修を提供しております。
画像引用元:https://www.j-cho.jp/seminar/report/2019/1203.html
詳しくはこちらを御覧ください。
D&I、DEIを体験する「バーンガ」実施の詳しい流れ
参考になれば幸いです。