海洋プラスチックごみ問題について考えるゲーム
画像引用先:https://gooddo.jp/magazine/oceans/marine_pollution/plastic_garbage/4959/
今回は海洋プラスチックごみ問題について考えるビジネスゲームについてご紹介したいと思います。
海洋プラスチックごみ問題とは?
そもそも、海洋プラスチックごみ問題とは何か、ということですが、
最近流行りのChat-GPT4で海洋プラスチックゴミ問題について120文字程度でまとめてもらいました。
人間が生み出すプラスチック廃棄物が海洋に流れ込み、
生態系や環境に悪影響を与える問題です。
魚や海洋生物がプラスチックを誤飲し、死亡することや、
微細プラスチックが食物連鎖に入り人体への影響が懸念されています。
実際、ユニセフHPによれば、ペットボトルやビニール袋などのプラスチックゴミが年間900万~1400万トン(2016年時点)、海に流れ出ているということです。
画像引用先:https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/14-sea/
海洋プラスチックごみ問題とSDGs
当然、海洋プラスチックごみ問題とSDGsは関連性が高く、特に、目標14「海の豊かさを守ろう」に直接関係しています。
また、目標12の「つくる責任 つかう責任」も関連しており、リサイクルや廃棄物管理の改善、プラスチック製品の代替素材開発などを通じて、持続可能な資源利用を促進することが重要です。
海洋プラスチックごみ問題と共有地の悲劇
前置きが長くなりましたが、海洋プラスチックゴミ問題は、共有地の悲劇という現象とも関連性があります。
共有地の悲劇とはこのような現象です。
個人が自己利益を追求することで共有資源が過剰利用・破壊される現象です。
当然、海洋は広範囲にわたる共有資源であり、各国が短期的な経済利益を重視したり、各個人が身勝手な行動をすることで、海洋環境が悪化してしまいます。
このような共有地の悲劇という現象には協力と規制により、この問題に取り組む必要があります。
海洋プラスチックゴミ問題について認知を広げ、興味を持ってもらう方法の1つに教育があり、学校や職場で環境教育を行い、各世代(できるだけ若い世代)から問題意識を高める必要があります。
そこで、弊社では上画像のようなSDGs共有地の悲劇ゲームを開発しました。(ボードゲーム形式の対面実施orオンラインでも実施可能)
SDGs共有地の悲劇ゲームの詳しい内容についてはこちらを御覧頂ければと思いますが、
「海の豊かさを守ろう」をテーマにしたSDGsゲーム
ゲームは海で漁業を営む漁師という設定で、各プレイヤーはできるだけ魚を多く漁獲し、利益を上げることが求められますが、漁場から魚がいなくなってしまった場合はゲームオーバーとなります。
魚は決められたルールに従って産卵し、増えますが、海上に多くのプラスチックゴミ(上画像ではペットボトル表記)があると、産卵が妨げられてしまいます。
漁師はペットボトルを回収することもできますが、回収するにはコストが掛かり、そうすると経済的に豊かになることが難しくなってしまいます。
そこで、協力と規制が必要になります。

自分の利益と共有地の保全のバランスを考えさせられるゲームとなっています。
ゲームを実施した後に、実際に会社の周辺や学校の周辺のゴミ拾いを実施するという流れも可能だと思います。
まとめ
いかがでしょうか。今回は海洋プラスチックごみ問題について考えるゲームということで、海洋プラスチックごみ問題についてと、弊社が提供している共有地の悲劇ゲームについて紹介しました。
興味のある方はお問い合わせ頂ければと思います。