防災ロゲイニングカードの街歩き型研修で学ぶ防災知識・チームワーク・地域理解

【結論】企業の防災研修にゲームを取り入れる目的は大きく3つ。①受講者の主体性を引き出して防災知識を「自分ごと化」する/②災害時の判断力をチームで養う/③チームビルディングを同時に実現する。本記事では、企業・自治体・教育機関で実績のある防災研修ゲーム10種を、自社「防災ロゲイニングカード」を含めて目的別に紹介します。屋外で街歩きしながら学ぶなら防災ロゲイニングカード、災害時の判断力を鍛えるならクロスロード、避難所運営をシミュレーションするならHUGが定番です。

目次

1. 防災研修にゲームを活用する3つのメリット
2. 防災研修ゲーム10選 比較表
3. ①【自社推奨】防災ロゲイニングカード|街歩き×ゲームで防災研修とチームビルディングを同時に
4. ②クロスロード|災害時の判断力を「Yes/No」で鍛える定番カードゲーム
5. ③避難所運営ゲーム HUG(ハグ)|避難所運営の意思決定をシミュレーション
6. ④シャッフルプラス|手順カード並べ替えで防災知識を楽しく学ぶ
7. ⑤ぼうさいダ・ズ・ン|マンション防災の優先順位を考える
8. ⑥ぼうさいダック|幼児・小学校低学年向けの体験型カードゲーム
9. ⑦なまずの学校|紙芝居形式で「災害時の道具選び」を学ぶ
10. ⑧避難行動訓練 EVAG|「いつ避難するか」を住民目線で学ぶ
11. ⑨災害図上訓練 DIG(ディグ)|地図を使って地域の災害リスクを可視化
12. ⑩このつぎなにがおきるかな?|災害の連鎖を学ぶ無料カードゲーム
13. 目的別 防災研修ゲームの選び方
14. よくある質問
15. 研修導入をご検討の方へ

「防災研修を実施したいけれど、座学だけだと受講者が眠そう…」
「災害をテーマにすると重い空気になりがちで、企画を出しても通らない…」
「BCP研修やマンション防災訓練を、もっと参加者が前のめりになる形で実施したい…」

こうしたお悩みを抱える研修担当者・人事担当者・自治体職員の方は多いのではないでしょうか。

近年、防災研修にゲーム要素を取り入れる手法が、企業・自治体・教育機関の現場で急速に広まっています。受講者が能動的にプレイすることで、座学では定着しにくい防災知識が「自分ごと」として腹落ちし、災害時の判断力やチームワークも同時に養えるためです。

この記事では、弊社株式会社HEART QUAKEが累計4,500社以上の企業研修を支援してきた知見をもとに、実際に企業・自治体・教育機関で実績のある防災研修ゲームを10種類厳選してご紹介します。自社「防災ロゲイニングカード」だけでなく、公的団体や他社が開発した定番ゲームも目的別・対象別に解説しますので、貴社の研修目的に最も合うゲームを選びやすくなっています。

防災研修にゲームを活用する3つのメリット

防災研修にゲームを活用する最大の効果は、座学では定着しにくい防災知識を「自分ごと」として腹落ちさせ、災害時の判断力とチームワークを同時に養える点にあります。具体的なメリットは①主体的な学び②判断力の養成③チームビルディング効果の3つに集約されます。

防災研修にゲームを取り入れる最大のメリットは、受講者の能動性を引き出せる点にあります。

座学中心の防災研修では、講師が一方的に知識を伝える形式になりがちで、受講者は「いつか必要になるかもしれない知識」として受け取るため、実際の災害時に行動として引き出せないことが少なくありません。一方でゲーム形式の研修では、受講者自身が判断・選択・行動する場面が繰り返し訪れ、その都度フィードバックが返ってくるため、知識が体験を伴った「実感」として記憶に残ります。

具体的なメリットを整理すると、次の3点に集約されます。

主体的な学び:受講者が能動的にゲームに参加することで、防災知識が「自分ごと」として腹落ちする
判断力の養成:「Yes/No」「優先順位」など災害時に必要な意思決定を疑似体験できる
チームビルディング効果:ゲームを通じて自然に対話・協力が生まれ、職場の関係性が深まる

特に企業研修では、防災知識の習得と同時にチームビルディングや判断力研修の効果も得られる点が大きな魅力です。

防災研修ゲーム10選 比較表

防災研修ゲームは「参加者と研修目的」「実施場所」「人数・時間」を照らし合わせて選びます。本記事では対面型の教材を比較します。下の比較表で10種類を一覧化しているので、自社の条件に合うゲームを素早く絞り込めます。

弊社の経験と公的機関の公開情報をもとに、企業・自治体・教育機関で実績のある防災研修ゲームを10種類選びました。各ゲームの対象人数・実施時間・対象年齢・形式・自社/他社の区別を一覧で比較できるようにしています。

表は横にスクロールして、人数・時間・提供元まで確認できます。

ゲーム名 対象・選ぶ目的 人数 所要時間 場所・形式 開発・紹介元
防災ロゲイニングカード 企業・自治体/地域を歩いて防災と協力を学ぶ 5〜100名超 2〜4時間 屋外の街歩き+カード HEART QUAKE(自社)
クロスロード 防災担当者・地域住民/判断理由を話し合う 5〜7名/グループ(奇数推奨) 設問数・対話時間による 室内/Yes・Noカード チームクロスロード
避難所運営ゲーム HUG 自治体・地域組織/避難所運営を考える 7名以下/グループ 約2時間 室内/図面+カード 静岡県
シャッフルプラス 6歳以上/防災・衛生の手順を学ぶ 3〜6名 約30分 室内/手順カード並べ替え プラス・アーツ企画・制作
ぼうさいダ・ズ・ン マンション住民・家族/行動の優先順位を考える 個人で考え、グループで共有 進め方による(公式の使い方を参照) 室内/12行動の順位づけ 市民防災研究所(無料DL)
ぼうさいダック 幼児〜小学校低学年/安全行動を体で覚える 教材サイズ・会場に応じて設定 取り上げるテーマ数による 体を動かせる会場/カード 日本損害保険協会
なまずの学校 8歳以上/災害時に役立つ道具を考える 3〜6名 出題数・解説時間による 室内/紙芝居+アイテムカード プラス・アーツ
避難行動訓練 EVAG 地域住民・行政・学校/住民目線で避難を考える 実施条件は提供元へ確認 実施条件は提供元へ確認 室内/住民ロールプレイ 国土防災技術株式会社
災害図上訓練 DIG 地域住民・防災担当者/地域や職場のリスクを考える 1グループ8〜12名が目安 地域・テーマに応じて設定 室内/地図への書き込み 自治体等で活用(内閣府の解説参照)
このつぎなにがおきるかな? 子ども向け/災害時の危険の連鎖を学ぶ 遊び方に応じて設定 遊び方に応じて設定 室内/防災七ならべ・かるた等 国土交通省(無料DL)

「対象・選ぶ目的」は本記事での選定の目安です。人数や時間は教材・進行方法によって変わります。固定の条件を確認できないものは数値を断定せず、各節の公式情報へ案内しています。

ここから、各ゲームの特徴・実施方法・どんな企業/組織におすすめかを順に解説していきます。

①【自社推奨】防災ロゲイニングカード|街歩き×ゲームで防災研修とチームビルディングを同時に

弊社株式会社HEART QUAKEが開発・提供する「防災ロゲイニングカード」は、屋外で実際に街歩きをしながら防災知識を学べるゲーム型研修プログラムです。チーム対抗形式で、お題カード(AED・消火器・避難場所・危険な坂道など)に書かれたものを街中で探し、見つけたら写真撮影してポイントを獲得します。

防災ロゲイニングカードの実施風景:街中でお題を探す参加者チーム

座学とは異なり、「自分の働く街・住む街に実在する危険箇所や防災設備を、足で歩いて確認する」体験ができるため、知識の自分ごと化が圧倒的に進む点が特徴です。同時にチームで戦略を立て協力する場面が多く生まれるため、防災研修とチームビルディングを一度に実現できます。

防災ロゲイニングカードで得られる主な効果は次の3点です。

防災知識の実地習得:街を歩いてAED・消火器・避難場所・危険箇所を実際に目で確認することで、座学では得られない実感を伴う知識が定着する
チームワーク向上:制限時間内により多くのお題を達成するためチームで戦略を立て、自然に協力・対話が生まれる
地域理解の深化:普段は見過ごしている自分の働く地域・住む地域の特性に気がつき、新たな視点で地域を知れる

【実施要件】

・対象人数:5〜100名超(1チームは3〜4名を推奨)
・所要時間:2〜4時間(屋外活動)
・提供形式:講師派遣/キットレンタル(パワーポイント講師トークスクリプト・動画マニュアル付き)
・対象:企業の防災研修、自治体・消防団、大学、マンション住民会など

実際に消防団でも導入実績があり、嵐山消防団様の導入事例では「普段は見過ごしていた場所にも、危険箇所や防災面で把握しておくべき点に気がつくことができた」「地域をよく知る大切な機会になった」といった声をいただいています。

防災ロゲイニングカードの運営パワーポイント資料(実施の流れ)

ゲームの詳細ルール・実施の流れ・キット内容は、防災ロゲイニングカード紹介ページまたは実施の流れ解説記事でご確認いただけます。

②クロスロード|災害時の判断力を「Yes/No」で鍛える定番カードゲーム

「クロスロード」は、阪神・淡路大震災で災害対応にあたった神戸市職員へのインタビューをもとに、矢守克也氏、吉川肇子氏、網代剛氏が共同開発した、日本の防災ゲームの先駆け的存在です。

教材写真は、内閣府 防災情報のページで確認できます。

クロスロードは、災害時に直面する「正解のない判断」を「Yes/No」のカードで疑似体験する、防災教育の定番カードゲームです。自分の選択が他者と分かれる体験を通じて、災害時の意思決定力と多様な視点への理解を深めます。

ルールはシンプルで、災害時のジレンマを問う問題カードに対して、参加者は「Yes」か「No」のカードを出し、その判断理由をグループで対話します。多数派は青座布団、たった1人で少数派になった場合は金座布団を獲得できる仕組みで、自然と「自分とは違う判断をする人がいる」ことを体感できます。

例えば「あなたは町内会長です。避難所に物資が届きました。住民は2,000人いますが食料は1,500人分。配るかどうか?」といった、答えの出ない問いが投げかけられます。

【実施要件】

・対象人数:1グループ5〜7名(奇数推奨)
・所要時間:設問数と対話・解説に割く時間に応じて設定
・対象:自治体職員、防災担当者、企業の管理職、BCP研修
・出典:内閣府 防災情報のページ

正解のない問いを通して、災害時の意思決定力と多様な視点への理解が養われるため、管理職研修・BCP研修と特に相性が良いゲームです。

③避難所運営ゲーム HUG(ハグ)|避難所運営の意思決定をシミュレーション

「避難所運営ゲーム HUG(ハグ)」は、静岡県が開発した避難所運営のシミュレーション型ゲームです。HUGは「Hinanzyo(避難所) Unei(運営) Game(ゲーム)」の頭文字で、「避難者を抱きしめる(hug)」という意味も込められています。

A1サイズの体育館の図面を広げ、次々と読み上げられる避難者カード(年齢・性別・国籍・健康状態など多様な属性)を、図面上のどこに配置するかを瞬時に判断していくゲームです。途中で「ペットを連れた家族が来ました」「マスコミの取材要請がありました」など、想定外の出来事も起こり、避難所運営の難しさを体感できます。

【実施要件】

・対象人数:1グループ7名以下(カードリーダー1名含む)
・所要時間:約2時間
・対象:自治体職員、自主防災組織、企業の防災担当者、マンション管理組合
・出典:静岡県公式 避難所運営ゲーム HUG

避難所運営の実務イメージが具体的に湧くため、自治体の防災担当者研修や、マンション管理組合の防災訓練で広く活用されています。

④シャッフルプラス|手順カード並べ替えで防災知識を楽しく学ぶ

「防災カードゲーム シャッフルプラス」は、NPO法人プラス・アーツが企画・制作した防災カードゲームです。「AEDの使い方」「正しい手の洗い方」など、防災・衛生に関する全16種類のお題について、1〜4の手順カードを並べ替えて正しい順番を当てるという、シンプルなルールが特徴です。

カード総数99枚、3〜6人で30分程度というコンパクトさで、新入社員研修のアイスブレイクや、社内防災イベントの導入として手軽に取り入れられます。

【実施要件】

・対象人数:3〜6名
・所要時間:約30分
・対象年齢:6歳〜(小学校低学年から大人まで)
・出典:NPO法人プラス・アーツ

時間が短く準備も簡単なため、研修の導入(アイスブレイク)や、家族向け・地域向けの防災イベントに最適です。

⑤ぼうさいダ・ズ・ン|マンション防災の優先順位を考える

「ぼうさい<ダ・ズ・ン>」は、市民防災研究所が公開している無料ダウンロード型の防災ゲームです。「マンション防災編」では、深夜にマンションで大地震に遭遇した親子家族を想定し、12種類の行動を「最も重要」から「やってはいけない」までランキングすることで、地震発生直後にとるべき行動と優先順位を学べます。

無料でダウンロードできるため、社内防災委員会・マンション管理組合・町内会など、予算をかけずに実施したい組織に向いています。

【実施要件】

・対象:マンション住民、家族、社内防災委員会
・所要時間:公式の「使い方」を参照し、個人回答と話し合いの時間を設定
・費用:無料(PDFダウンロード)
・出典:市民防災研究所 防災ゲームダウンロードサイト

⑥ぼうさいダック|幼児・小学校低学年向けの体験型カードゲーム

「ぼうさいダック」は、日本損害保険協会が2005年から提供している、幼児〜小学校低学年向けの防災教育カードゲームです。地震・津波・火事・台風・水害・雷・スズメバチ・交通事故など全12種類のテーマで、表面に災害の絵、裏面にアヒルなどの動物が安全行動をとる絵が描かれた52枚のカードを使います。

子どもたちは、カードを見て体を動かしながら、声に出して安全行動を覚えるのが特徴です。グループ実施用のB4サイズと、少人数用のトランプサイズの2種類があります。

【実施要件】

・対象:幼児〜小学校低学年
・所要時間:取り上げるテーマ数に応じて設定
・対象人数:教材サイズと会場に応じて設定
・出典:日本損害保険協会 ぼうさいダック

社員の家族向け防災イベントや、教育機関での防災教育に適しています。

⑦なまずの学校|紙芝居形式で「災害時の道具選び」を学ぶ

「なまずの学校」は、NPO法人プラス・アーツが企画・制作した防災カードゲームです。地震などの災害で発生する様々なトラブルを紙芝居形式で全18問出題し、トラブルを解決するのにふさわしいと思う「なまずカード(アイテムカード)」をプレイヤーが出して得点を競います。

教材写真は、プラス・アーツ オンラインショップで確認できます。

このクイズは、実際に阪神・淡路大震災や東日本大震災を体験された方々へのヒアリングやアンケートをもとに作られており、リアリティのある災害シーンと「身の回りのモノで何ができるか」を学べる点が特徴です。

【実施要件】

・対象人数:3〜6名
・対象年齢:8歳以上
・所要時間:出題数と解説時間に応じて設定
・出典:NPO法人プラス・アーツ オンラインショップ

対象年齢・人数の参考:内閣府広報誌でのプラス・アーツによる教材紹介(8歳以上・3〜6人)。

「身の回りの道具をどう活かすか」という災害時の応用力を養うため、企業の防災研修や学校教育で広く活用されています。

⑧避難行動訓練 EVAG|「いつ避難するか」を住民目線で学ぶ

「避難行動訓練 EVAG(イーバッグ)」は、国土防災技術株式会社が2015年に製品化した、住民ロールプレイ型の防災教育教材です。参加者は仮想の町「EVAGタウン」の住民になりきり、刻々と変化する気象情報や避難情報に対して「自宅にとどまる」「避難する」「避難支援を求める」など、どの行動を選ぶかを逐次判断していきます。

「いつ避難するか」「誰と一緒に避難するか」という避難判断の難しさを疑似体験できるため、自治体の地区防災計画策定や、企業のBCP訓練の素材として活用されています。

【実施要件】

・対象:自治体職員、地域防災リーダー、企業BCP担当者
・人数・所要時間:教材の手引書・提供元で実施条件を確認
・出典:国土防災技術株式会社 避難行動訓練EVAG

⑨災害図上訓練 DIG(ディグ)|地図を使って地域の災害リスクを可視化

「災害図上訓練 DIG(ディグ)」は、Disaster(災害)・Imagination(想像力)・Game(ゲーム)の頭文字を取った、地図を使う防災訓練です。参加者全員で大きな地図台を囲み、災害対策本部の運営をイメージトレーニングします。

準備物の写真は、内閣府 防災情報のページで確認できます。

DIG(災害図上訓練/Disaster Imagination Game)は、地図を使って地域の災害リスクと防災資源を可視化する図上訓練です。参加者が地図に書き込みながら「自分の地域で何が起きるか」を具体的にイメージし、防災対策の優先順位を話し合います。

具体的には、住宅地図に透明シートを重ね、油性ペンで「危険な場所」「防災資源」「支援が必要な人の情報」などを書き込み、地域の防災課題を可視化します。地形図や新旧地図の比較から、土地利用の歴史と災害リスクの関係を学べる点が特徴です。

【実施要件】

・対象人数:1グループ8〜12名/全体40〜60名程度
・所要時間:取り上げる地域やテーマ、発表・話し合いの進め方に応じて設定
・準備物:住宅地図、透明シート、油性ペン、付箋など
・出典:内閣府 防災情報のページ

地域防災力の底上げや、企業の防災担当者が事業所周辺の災害リスクを把握する場面で広く活用されています。

⑩このつぎなにがおきるかな?|災害の連鎖を学ぶ無料カードゲーム

「このつぎなにがおきるかな?」は、国土交通省国土技術政策総合研究所が制作・公開している無料の防災カードゲームです。「じしん編」「どしゃさいがい編」など複数のバージョンがあり、災害発生時に「次に何が起きるか」を予測し、災害の連鎖を学べるのが特徴です。

PDF形式で無料ダウンロードできるため、予算をかけずに社内防災イベントや地域防災訓練に取り入れたい組織に最適です。

【実施要件】

・対象:子ども向けの防災教育
・所要時間・人数:防災七ならべ・防災かるたなど、選ぶ遊び方に応じて設定
・費用:無料(PDFダウンロード)
・出典:国土交通省 防災カードゲーム「このつぎなにがおきるかな?」

目的別 防災研修ゲームの選び方

10種類のゲームを紹介してきましたが、「結局、自社にはどれが合うのか?」と迷われる方も多いと思います。ここでは、研修目的・対象別におすすめのゲームを整理します。

企業の新入社員研修・社内防災イベント向け

新入社員研修では、短時間の導入か、屋外活動を含む研修かを先に決めましょう。シャッフルプラスは約30分が目安です。防災ロゲイニングカードを選ぶ場合は、2〜4時間と屋外で活動できる環境を確保します。

防災ロゲイニングカード:チームビルディング効果も同時に得られる
・シャッフルプラス:30分で完結、準備も簡単
・このつぎなにがおきるかな?:社員家族など、子ども向けイベントの候補(無料DL)

管理職研修・BCP研修向け

判断力や意思決定力を養う研修なら、ジレンマを問うタイプが効果的です。

・クロスロード:災害時の意思決定力を鍛える定番
・避難行動訓練 EVAG:避難判断の難しさを体感
・避難所運営ゲーム HUG:避難所運営の実務イメージを習得

自治体・消防団・自主防災組織向け

地域防災力の向上や、地区防災計画策定に活かすなら、地域特性を考えるゲームが向いています。

防災ロゲイニングカード:街歩きで地域の防災資源と危険箇所を把握
・災害図上訓練 DIG:地図上で地域のリスクを可視化
・避難行動訓練 EVAG:地区防災計画の素材として活用

マンション管理組合・町内会向け

住民参加型の防災訓練なら、無料または準備が簡単なものから始めるのが現実的です。

・ぼうさいダ・ズ・ン:マンション防災編が無料DL可
・避難所運営ゲーム HUG:避難所での受け入れや配置を話し合う場合の候補
・このつぎなにがおきるかな?:無料で気軽に試せる

子ども向けは対象年齢で選ぶ

子ども向けイベントでは、参加者の年齢と教材の対象年齢を照らし合わせます。年齢の異なる参加者がいる場合は、教材や進行を分けて検討してください。

・幼児〜小学校低学年:ぼうさいダック(体を動かして安全行動を覚える)
・6歳以上:シャッフルプラス(手順をカードで学ぶ)
・8歳以上:なまずの学校(災害時の道具選びを考える)

よくある質問

Q. 防災研修ゲームは費用がかかりますか?

ぼうさいダ・ズ・ンと「このつぎなにがおきるかな?」は、公式サイトから教材を無料でダウンロードできます。印刷や会場の準備は別途必要です。市民防災研究所は商用利用等について問い合わせを案内しています。防災ロゲイニングカードは有料のキットレンタル・講師派遣で提供しており、人数・実施形式に応じた資料と見積りを下記フォームからご請求いただけます。

Q. 何名くらいから実施できますか?

教材ごとに異なります。シャッフルプラス・なまずの学校は3〜6名が目安です。弊社の街歩き型研修は全体5名から100名超、1チームは3〜4名を推奨しています。全体人数と1グループの人数を分けて確認しましょう。

Q. オンラインで実施できる防災研修ゲームはありますか?

本記事は対面型の教材を比較しています。オンラインでの実施を検討する場合は、教材の配布方法、画面共有の可否、進行方法を各提供元に確認してください。対面用の人数や所要時間をそのままオンライン実施の条件にはできません。

Q. 防災研修ゲームの効果はどのくらいで現れますか?

全ゲームに共通する効果の割合や、効果が現れるまでの日数は示せません。嵐山消防団様の導入事例では、街を歩くことで地域の危険箇所や防災設備への気づきが得られたと報告されています。研修後は、気づいた点と職場・家庭で実行することを振り返る時間を設けてください。

Q. 自社で防災ゲームを開発できますか?

自社の研修目的に合わせて教材を設計することはできます。既存教材の改変を検討する場合は、提供元の利用条件を確認してください。例えばHUGの内容を地域の特色に合わせて改編する場合は、静岡県が使用許可手続を案内しています。自社拠点で使える教材を選び、実施条件に合わせて進行を組み立てる方法もあります。

研修導入をご検討の方へ

職場周辺を歩いて防災設備や危険箇所を確かめ、チームで協力する研修をお探しなら、防災ロゲイニングカードをご検討ください。講師派遣に加え、社内講師が運営できるキットレンタルを提供しています。

キットにはお題カードに加え、講師向けトークスクリプトを含む運営スライドと動画マニュアルが付属します。参加人数・実施時期・会場の条件をお知らせいただければ、資料とお見積りをご案内します。

当日の進行は防災ロゲイニングカード実施の流れ、準備の具体例は嵐山消防団様の導入事例をご覧ください。屋内型の教材をお探しの場合は、上の比較表と各提供元の情報をご確認ください。

詳細な資料、お見積りをご希望の方はまずは下記より資料請求をお願いします。

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※研修の目的、ゴール、実施背景など箇条書きで構いませんのでご記入下さい。

その他、実施時期や受講人数など(300文字以内)


この記事を書いた人

千葉 順
千葉 順
株式会社HEART QUAKE 代表取締役
元法政大学兼任講師(キャリアデザイン論)
→ 詳しいプロフィール

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