弊社ではメーカー様の研修を実施することも多いですが、よく聞くお話としては部門間のコミュニケーションが少ない、もとい、組織の壁を感じる、特に営業と製造で、ということです。

組織の壁

組織の壁が生まれる5つの要因

組織の壁ができる要因としては、以下が挙げられます。

1.相互の目的/目標のずれ
2.相手部門の能力・人手不足
3.自部門の連携マネジメント不足
4.部門最適の評価制度
5.心理的なわだかまり

人材開発白書2013より一部改変

この中で、1の目的/目標のずれと、4の部門最適の評価制度についてはお互いの立場を疑似体験できれば解消されるとは言えないまでも、わかり合うことはできるのではないか?と考えています。

そこで、営業と製造の立場を疑似体験できるのが「ビールゲーム」というビジネスゲームです。

組織の壁 解消

営業・製造の疑似体験を行うビールゲーム

ビールゲームは本来SCM(サプライチェーン・マネジメント)やシステム思考を学ぶためにMITの教授が開発したビジネスゲームです。

4人1チームで実施するチーム協力型のゲームで、1人1人に以下の4つの役割のどれかを演じていただきます。

ビジネスゲーム 役割

ゲームの詳細は以下の記事をご覧いただければと思いますが、小売店は二次卸からビールを仕入れ、顧客にビールを売ります。
同様に、二次卸は一次卸からビールを仕入れて、二次卸へ売ります。
一次卸は工場から仕入れ、二次卸へ、工場は原材料を調達して、一次卸に販売します。

ビールゲーム 流れ

ゲームを実施すると、小売店役(営業部門)は顧客の突発的なニーズにも対応しようと在庫を抱えようとします。

一方、工場役(製造部門)は在庫が「費用」になることを知っていますのでできるだけ在庫を持たないようにします。また、営業側にはできるだけ注文を平準化してほしいと感じます。

このようにビールゲームを普段とは異なる部門の役割で実施することで他部門の立場を疑似体検することができます。

ビールゲームの具体的な実施の流れについてはこちらをご覧ください。

ビールゲーム実施の流れ|システム思考研修

まとめ

いかがでしょうか。組織の壁とくに、営業部門と製造部門の壁を感じている、どうにかしたい、せめてお互いの立場を疑似体験できれば、とお考えの方はぜひビールゲームをご検討ください。

弊社ではビールゲームの実施にあたって、講師派遣はもちろん、上画像にあるビールゲームキットの貸し出し(カード、ボード、コマ、運営スライド、講師向け動画マニュアルなど)による社内講師での実施も可能となっております。

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