バーンガを効果的に運営するための2つの知見
先日、某協会様で異文化コミュニケーションゲームバーンガを実施してきました。
弊社では講師派遣型での提供の場合、毎回、何か1つ新しい取り組みを入れるようにしています。
この記事ではバーンガのやり方における2つの知見を紹介したいと思います。
そもそも、バーンガってなんだ?という方はまずはこちらを御覧ください。
異文化コミュニケーションを体験するゲーム「バーンガ」
1.ルールの配布法の知見
今回の研修ではバーンガにおける各チームへのルールの配布法を通常とは異なる形式にしてみました。

バーンガは上画像のように配布するルールがテーブルによって異なります。
具体的には、出せるマークと、カードの強さの順番の2つの要素が異なります。
これまで弊社が実施してきてわかった知見としては、隣のチームとは上記の2つの要素とも異なっていたほうが良いということです。
というのは、先日の実施でAテーブルとBテーブルのルールを以下のように配布しました。
マーク:同じマーク
強さ:13 < 12 < 11 ・・・ A < ジョーカー
Bテーブル
マーク:同じマーク、または♡のカード
強さ:13 < 12 < 11 ・・・ A < ジョーカー
AとBの違いはBテーブルは♡のカードが出せるだけです。このルールでBテーブルのメンバーがAテーブルに移動した際、Aテーブルに残っていた多くのメンバーはルールの違いに気づかなかったということでした。
気づかなかったから研修として悪い、ということではないのですが、バーンガの面白さの1つにルールの違いに気づき、ルールを探っていくという部分があると思うのですが、この場合、その面白さを失ってしまったと言えると思います。
逆に、上記の2つの要素とも違うテーブル間を移動していた人はその違いに悩まされながらゲームを楽しんでいたようでした。
したがって、隣のチームとは上記の2つの要素とも異なっていたほうが良いと思います。
具体的には以下のようにマークと強さも異なるようなルールにしたら良いということです。
マーク:同じマーク
強さ:13 < 12 < 11 ・・・ A < ジョーカー
Bテーブル
マーク:同じマーク、または♡のカード
強さ:A < 2 < 3 ・・・ 13 < ジョーカー
2.無言で行う⇒ジェスチャーのみで行う

2つ目の知見は、バーンガはゲーム中、無言で行うというルールになっていますが、説明の仕方をジェスチャーのみ(無言)で行うとしたほうが参加者にとっての負担が減ると思います。
学生とビジネスパーソンで実施するときの違いにもなるのかもしれませんが、経験的にはビジネスパーソンの方が話したがりの方が多いように思います。
そこで、説明の仕方をジェスチャーのみ(無言)で行うというようにジェスチャーを推奨するようにすることで、コミュニケーション手段が確保されますので、話したがりの方の負担が減ります。
これを無言で行う、だけにするとかえって話したくなってしまうようです。
関連:バーンガを盛り上げるための知見
この記事はバーンガを効果的に運営するための2つの知見ということですが、バーンガを盛り上げるための知見は別記事に書いておりますのでそちらもご覧ください。
バーンガをより「盛り上げる」ための工夫・知見
KDDI労働組合様での導入事例
KDDI労働組合様での導入事例を公開しています。

暗黙知や前提の違いが、コミュニケーションや関係性に
どれほど大きな影響を与えるかを体験的に理解する効果
があったと考えています。
アンケート結果からは、「自分の当たり前が通じない状況」や
「違和感を抱えながらも声を上げにくい心理」を、
多くの参加者が実感していたことが分かります。
これにより、異動や他部署とのやり取り、組合活動における意見調整など、
日常のさまざまな場面と結びつけて考える視点が育まれました。
また、最終的には、傾聴の姿勢や少数意見への配慮、前提の確認といった、
組合活動において実践的に活かせる行動変容につながる気づきが
多く示された点も、大きな効果であったと感じています。
【導入事例】KDDI労働組合様でバーンガを導入頂きました
バーンガの実施をご検討中の方へ
2025年12月現在、バーンガの導入社数は約30社、受講者満足度は社数が少ない影響もあり、5.0(5点満点)となっております。


画像引用元:https://www.j-cho.jp/seminar/report/2019/1203.html
いかがでしたでしょうか。とても細かいところですが、こういった細かい事の積み重ねで研修の満足度が変わってきたりすると思います。
もう少し詳しい実施の流れを知りたいという方はこちらを御覧ください。
D&I、DEIを体験する「バーンガ」実施の詳しい流れ

社内でバーンガを実施したいという場合は、弊社より講師派遣または、バーンガキット(トランプ、運営スライド、動画マニュアル)のレンタル(社内講師)にて実施することが可能です。実施時間は1.5〜2時間、金額は5万円〜となります。

概要はこちらを御覧ください。
申込みをご検討の方は下記よりお問い合わせ下さい。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。
