今回は、「ヒアリングチャレンジ」の実施の流れをご紹介します。

ヒアリングチャレンジは営業の疑似体験が可能なビジネスゲームで、ゲームを通して提案型営業の基本を学ぶ事ができるゲームです。

ヒアリングチャレンジ 実施要項

【対象人数】1〜100名以上(1チーム4名程度まで推奨
【実施時間】1時間〜1時間半
【予算】
・講師派遣:15万円(30名まで1時間半の場合) 〜
・キットレンタル(社内講師型):5万円(25名までの場合) 〜
※web会議ツール(zoomやteams)を使ったオンライン版の提供もあります。

ヒアリングチャレンジ概要

ヒアリングチャレンジは車の販売員という設定で、店舗にいらしたお客様に10個の質問をし、その回答から、お客様に最適な車(車種、色、金額)を提案するという形式になっています。

ヒアリングチャレンジでは参加者ができる質問も、お客様からの回答もカード化されているため、一般的な営業ロールプレイングのように研修担当者や参加者自身がお客様役を演じる必要がないというのがポイントです。

お客様役を演じるためには設定を読み込んで覚える必要がありますが、そのプロセスが無いことですぐに実施することが可能となっています。

最終的に参加者が提案した車が正解かどうかを発表します。

「ヒアリングチャレンジ」実施の流れ

①ゲームの準備(開始前)

運営者は、島型のテーブルに裏返しにした49枚のカードを配置します。


1チームに対して49枚のカードを使用します。
※A〜G、1〜7までの縦横7×7で49枚となります。

②ルール説明(10分)

まずは49枚のカードの真ん中にあるD4のカードをオープンします。

D4のカードには真ん中にお客様の声が、上下左右に販売員ができる質問の候補が記載されています。

カード上に記載の「気になる車種を聞く」という質問を選択した場合は、D4の上のC4というカードをオープンすることになります。

そして、C4のカードの真ん中には気になる車種を聞くに対するお客様の回答が記載されている、という流れになります。

このようにして49枚の中から最初にオープンされているのD4を含めて合計で10枚のカードをオープン(9回の質問)を行っていきます。

③ゲーム実施(15分)

チームメンバーと話し合いながら、どの質問をしていくのかを決めて、カードをオープンしていきます。

ゲームの制限時間は15分です。

10枚のカードをオープンしたあと、お客様に最適だと思われる車の車種、色、グレード(金額)をヒアリングシートから選択(記入)します。

④結果発表(5分)

15分の制限時間が過ぎたらゲーム終了です。
ただし、ここでは答えを発表せず、リセットして2回戦へと移ります。

再度カードを裏返し、D4をオープンして、1回戦では開けられなかったカードを開けるもよし、1回戦で進んだルートのさらにその先のカードを開けるもよしという形になります。

⑤2回戦(10分)

2回戦目のは制限時間は10分に短縮されます。

10枚のカードを選択後、お客様に最適だと思われる車の車種、色、グレード(金額)をヒアリングシートから選択(記入)します。

⑥結果発表(5分)

ということで、2回戦終了後の提案内容に対して正解か、不正解か判定していきます。

なお、答えは3つあります。

⑦振り返り+ミニ講義(15〜20分)

振り返りでは提案型営業の基礎として以下のことを伝えていきます。

1.何が欲しいか?(What)ではなく、なぜ欲しいのか?(Why)が重要である
2.顧客も自分が本当に欲しいものをわかっていないことがある(提案の見せ所)

学生や、新入社員、若手社員は営業というとつい、お客様に対して何がほしいのか?を聞き、それを提案・販売する、ということをイメージしがちですが、実際にはお客様も自分が本当に欲しい物をわかっていないことも多いため、何が、の他になぜほしいのか?つまり、Whyを聞くことでお客様の潜在的なニーズを引き出し、より適した製品・サービスを提案することができるようになります。

下画像にあるように、whyをヒアリングすることで提案する製品自体が変わることだってあるのです。

画像引用:https://twitter.com/storywriter/status/1427198657770659841

このような提案型営業の基礎をゲームを体験した後に説明することで参加者の腹落ち感が増します。

ヒアリングチャレンジの導入ユーザーの声

ヒアリングチャレンジをご利用頂いた企業様のご感想にはこのようなものがありました。

お客様

参加者

システム開発の現場でもWHYはやっぱり重要だなと。単なる御用聞きにならないようにしないとな、と改めて思いました

お客様

参加者

「Why」を聞かないとお客様の真のニーズには辿り着けない場合があると実感しました。
お客様自身も自分の望みが分かっていないとなると営業という仕事は奥が深いと思いました。

また、人事担当様からは採用フェーズでの導入で歩留まり率が改善されたという声を頂いています。

お客様

人事様

前年に比べこのステップで志望度が上がったとの回答が以下のように増加したため、効果があったと思います。

昨年のワークで志望度が上がったと答えた学生:25%(13名/52名)
今年のワークで志望度が上がったと答えた学生:42.1%(16名/39名)

また、ワーク後の面接への予約率も上昇しています。

導入社数と受講者満足度

2024年2月現在、導入社数は約60社、ユーザー満足度は5段階評価で4.91となっており、受講者満足度の高いコンテンツとなっています。

※最新のユーザー満足度についてはこちらからご覧いただけます。

ヒアリングチャレンジの実施をご検討中の方へ
無料サンプル貸出あり

弊社では、ヒアリングチャレンジの提供にあたって、講師派遣型はもちろん、ゲームキット(カード、運営スライド、講師向け動画マニュアル)の貸し出しによる社内講師での実施も可能です。

提供方法等の概要はこちらを御覧ください。

無料サンプル申込みや、具体的な金額、申込みの流れなどは下記より資料請求(PDF)をお願いできればと思います。

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