今回はセクハラのグレーゾーン事例とその判断軸ということで、セクハラのグレーゾーンの事例を3つご紹介したいと思います。

それでは早速、事例その1から。

事例1:呼び方編

異性の同僚に対し、親しみを込めて下の名前で「◯◯ちゃん」と呼んだ

おいおい、ちゃん付けもダメかよ・・・もう職場で何も話せないよ、という方も多いと思います。

グレーゾーンとなる理由はこちらです。

相手が不快感がなければ良いが、
不快感がある場合、セクハラの可能性がある。
「ちゃん付け」が浸透している職場では問題がない

先日、ある大企業のマネージャー(Y氏 男性)と本件について話しあいましたが、Y氏はメンバーに対して、「ちゃん付け」はしないが、そう言えば無意識的に男性には◯◯くん、女性には◯◯さんと呼んでいるかもしれない。
自分のチームのメンバーにはトランスジェンダーの人もいるから本当は全員に対して◯◯さんが正しいんだろうな、と言っていました。

正直に言って、大企業のマネージャーはここまで意識しているのか、とその意識の高さに驚きました。

ハラスメントフラグでの回答データ

なお、弊社が提供するハラスメントの認識のズレを見える化するワーク「ハラスメントフラグ」での約1500名の回答データではライトグレー(微妙だがハラスメントではないと思う)が最も多い回答となっております。(2026年2月現在)

事例2:恋愛経験編

酒の席の雰囲気で、同性の後輩達に過去の恋愛経験を話させた。

え?そんなこと?と思った方も多いと思います。飲み会で恋愛の話をするのはテッパンで、これでグレーゾーンなの?と思う方も多いと思います。

なぜ、これがグレーゾーンにあたるのか、その理由は下記となります。

複数人に恋愛経験を暴露させることは、
不快感を感じる人がいる可能性が高く、セクハラにあたる可能性が高い。

当然、関係性にもよると思うのですが、暴露させるというニュアンスが強くなるにつれてセクハラに近づいいくてでしょう。

ハラスメントフラグでの設問の先輩から「最近イキイキしてるね?恋人でも出来た?」と聞かれるについての1500名以上の回答データは以下のようになっています。全体としてはブラックという回答が多いですね。

また、セクハラ全体に言えることですが、相手が不快感を感じるかどうかが判断軸の1つのポイントになります。

事例3:体調編

最後のグレーゾーン事例です。

女性社員に対して「肌荒れ酷いけど、大丈夫?」と尋ねた。

これまでの2つの事例よりも分かりやすくグレーゾーン、いや、ブラック?に近いかもしれません。
グレーゾーンとなる理由は以下の通りです。

体調を心配することは本来問題はない
ただし、容姿に関わることを聞いて、相手が不快に思うと
セクハラになる可能性がある。

わざわざ、肌荒れ酷いけど、という必要はなかったかもしれません。
逆に、最近、肌の調子良いね。彼氏とうまく行ってるの?と聞くのはセクハラにあたる可能性が高いと思います。

体調とは少し異なりますが、美容室に行った翌日、「その髪型、似合ってるね」と言われるという設問について1500名以上の回答データではかなりバラツキがあるようです。

セクハラの判断軸

セクハラ グレーゾーン 判断軸

ここまでご覧いただいた通り、セクハラか否かの判断軸のポイントは相手が不快感を感じるかどうかとなります。ここには普段からの関係性が大きく影響すると思います。

ただし、下記のような事例は業務上必要な指導となりセクハラには該当しないと考えられます。

業務の特性上、ネイルは禁止にしているが、
女性部下が派手なネイルをしていたので止めるように注意した。

ここまで出てきたような事例を使ったセクハラについてのクイズはこちらからご覧いただけます。

セクハラクイズ〜セクハラか否か、はたまたグレーゾーンか〜

ハラスメント研修をご検討の方へ

弊社ではハラスメントについての認識の違いを見える化するためのワークとして「ハラスメントフラグ」というツールを使ったハラスメント研修を提供しています。
詳しくはこちらを御覧ください。

上記画像でも紹介しているオンライン版

対面で使えるカード版の両方を用意しております。

オンライン版についてはこちらを御覧ください。

認識のズレを見える化するハラスメント研修用ワーク「ハラスメントフラグ」

カード版についてはこちらを御覧ください。

ハラスメント研修で使えるカードゲーム「ハラスメントフラグ」

今回はパワハラのグレーゾーン事例と6つの分類ということで、パワハラのグレーゾーンの事例を3つとパワハラにあたる6つの分類をご紹介したいと思います。

それでは早速、事例その1から。

事例1:高い目標編

営業成績が悪い部下との面談で、高い目標を設定するように説得し、
実際に設定させた。
しかし、目標に到達しなかったので、厳しく指摘した。

いかがでしょうか。MBO(目標管理)などを導入している企業ではあるケースかも知れません。

この事例がグレーゾーンとなる理由はこちらです。

6つのパワハラ分類の1つの「過大な要求」の可能性がある。
目標に合理性があるか、説得と言いつつ強要ではないか、
指摘の厳しさの程度が論点になる。

過大な要求についてはこちらを御覧ください。
パワハラ 過大な要求

事例2:引っ越し手伝い編

引っ越しをすることになったので、休日に部下2人に来てもらい、手伝ってもらった。
そのお礼に夕食をご馳走した。

え?そんなこと?と思った方も多いと思います。

なぜ、これがグレーゾーンにあたるのか、その理由は下記となります。

業務ではないので「個の侵害」にあたる可能性がある。
人間関係が良く、部下も自発的なら問題ないが、強制であれば問題となる。

事例が引っ越しだと「そういうこともあるよなー」と思う方も多いかもしれませんが、他には自分はやらないゴルフ場までの運転手なんかも同様の事例です。

個の侵害についてはこちらを御覧ください。
パワハラ 個の侵害

事例3:飲み会編

最後のグレーゾーン事例です。

部下が飲み会・宴会が嫌いという噂を耳にしたので、
課の飲み会があったとしても、声をかけないようにしている。

これまでの2つの事例よりも分かりやすくグレーゾーン、いや、ブラック?に近いかもしれません。
グレーゾーンとなる理由は以下の通りです。

部下が気にしていなければ問題ないが、宴会が嫌いでも
誘われないことに疎外感を感じれば「人間関係からの切り離し」 の可能性がある。

わざわざ、声を掛けない、という必要はなかったかもしれません。
他にも子育て中の時短勤務の社員を飲み会に誘わないのもグレーゾーンからブラックとなる可能性があります。

人間関係からの切り離しについてはこちらを御覧ください。
パワハラ 人間関係からの切り離し

パワハラの6つの分類

ここまでご覧いただいた通り、パワハラにはいくつかの分類があります。
全部で6つの分類があるとされており、上記で紹介できなかった残りの3つも含めて、6つを紹介しておきます。

パワハラの6つの分類については動画でも説明しております。合わせてご覧下さい。

ここまで出てきたような事例を使ったパワハラについてのクイズはこちらからご覧いただけます。

パワハラクイズ〜パワハラか否か、はたまたグレーゾーンか〜

パワハラ クイズ パワーハラスメント

ハラスメント関連製品のご紹介


なお弊社ではハラスメントについての認識のズレを見える化するカードゲーム「ハラスメントフラグカード」を提供しております。

ハラスメントフラグはセクハラやパワハラといったハラスメントについての認識のズレを見える化し、自分自身やチームとしてのハラスメントについての認識を確認、修正していこうというゲームです。

例えば、こんな設問があったとします。

上司から部下への「いい大学出てるんだからこれぐらいできるよね?」という発言に対して、あなたの意見は以下の4択のどれでしょうか?

・ホワイト
⇒全くハラスメントではないと思う

・ライトグレー
⇒微妙だがハラスメントではないと思う

・ダークグレー
⇒かなり怪しいがハラスメントではないと思う

・ブラック
⇒完全にハラスメントだと思う

いかがでしょうか。相手の関係性によるかもしれませんが、4択の中から1つ選べたでしょうか。

2026年2月時点でオンライン版を約1500名の方にご利用頂いた結果は以下のようになっております。

多少のバラツキはありますが、多くの方がブラック、ダークグレーということで、もし、あなたがホワイトと回答された場合、それは他の人の認識とはズレている可能性があります。

このように、ハラスメントフラグカードは自分の認識と他の人の認識のズレを見える化するツールです。

ハラスメントフラグカードについての詳細はこちらを御覧ください。

ハラスメント研修で使えるカードゲーム「ハラスメントフラグ」

今回はセクハラクイズということで、いくつかの事例をご紹介し、それがセクシャルハラスメント(セクハラ)にあたるか否か、またはグレーゾーンか、を考えていただきたいと思います。

セクハラを含むハラスメントの怖いところは、人によって判断基準がずれているというところにあると思います。セクハラクイズを職場内で実施し、お互いの感覚のズレを認識することも重要だと思います。

それでは事例を紹介したいと思います。

セクハラ クイズ
セクハラクイズ
さぁ、いかがでしょうか。まずはご自身の回答を考えていただいて、一通り回答できたら、他のメンバーと話し合ってみるという流れで実施頂くと良いと思います。

ちなみに、パワーハラスメントのクイズも別記事に記載しておりますのでそちらもご覧頂ければと思います。

パワハラクイズ〜パワハラか否か、はたまたグレーゾーンか〜

それでは、セクハラクイズの解答を発表したいと思います。

セクハラクイズ 解答

セクハラクイズ 解答

いかがでしょうか。特に△の部分については人によって◯か✕か意見が分かれることもあるでしょう。

まずは対価型セクハラ、及び、意図的な環境型セクハラはNGだということを認識してもらいましょう。

認識すべき3つのズレ

このクイズで認識していただきたいのは3つのズレについてです。
※この3つのズレについてはパワハラ、セクハラ、マタハラも同様です。

1つめは個人としての解答とのズレを認識です。
2つめは自分とメンバーとの認識のズレ
そして3つめはチームとしての認識と世の中(ここでは解答)とのズレの3つのズレです。

ハラスメントについての認識のズレを対話するカードゲーム

弊社では、ハラスメントについての認識のズレを見える化して、対話するカードゲーム「ハラスメントフラグ」を提供しております。

ハラスメントフラグはセクハラやパワハラといったハラスメントについての認識のズレを見える化し、自分自身やチームとしてのハラスメントについての認識を確認、修正していこうというゲームです。

例えば、こんな設問があったとします。

上司から部下への「いい大学出てるんだからこれぐらいできるよね?」という発言に対して、あなたの意見は以下の4択のどれでしょうか?

・ホワイト
⇒全くハラスメントではないと思う

・ライトグレー
⇒微妙だがハラスメントではないと思う

・ダークグレー
⇒かなり怪しいがハラスメントではないと思う

・ブラック
⇒完全にハラスメントだと思う

いかがでしょうか。相手の関係性によるかもしれませんが、4択の中から1つ選べたでしょうか。

2026年2月時点でオンライン版を約1500名の方にご利用頂いた結果は以下のようになっております。

多少のバラツキはありますが、多くの方がブラック、ダークグレーということで、もし、あなたがホワイトと回答された場合、それは他の人の認識とはズレている可能性があります。

このような設問カードが50枚あり、ゲームを通して以下の3つの視点での認識のズレを見える化していきます。

ハラスメントフラグカードについてはこちらを御覧ください。

ハラスメント研修で使えるカードゲーム「ハラスメントフラグ」

ハラスメントクイズ資料のパワーポイント販売


いかがでしょうか。今回はセクハラクイズをお伝えしました。

なお、パワハラクイズマタハラクイズはこちらからご覧いただけます。

パワハラクイズ〜パワハラか否か、はたまたグレーゾーンか〜

マタハラクイズ〜マタハラか否か、はたまたグレーゾーンか〜

なお、弊社ではクイズだけでなくハラスメント全体についてのハラスメント研修で使えるパワーポイント資料の販売を行っております。
詳しくはこちらをご覧ください。

ハラスメント研修で使えるパワーポイント資料の販売(全90スライド)について

納品はメールで、資料をダウンロード頂く形式となります。
資料はカスタマイズ可能です。
支払いは請求書払い、またはクレジットカード払いとなります。
ただし、教育・研修事業を営まれている企業・団体様への提供は行っておりません。ご注意ください。

どんなスライドなのか確認したいというというご意見があると思いますので、下記より無料サンプル版をご覧いただけます。

購入希望の方はまずは下記よりお問い合わせください。購入にあたっての説明資料をお送りさせていただきます。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。

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※研修の目的、ゴール、実施背景など箇条書きで構いませんのでご記入下さい。

その他、実施時期や受講人数など(300文字以内)

先日、毎日新聞様でこんな記事を目にして一瞬、頭が「??」となりました
それがこの記事です。

ため息や舌打ち、飲み会強制…職場のグレーゾーンハラスメントの実態
毎日新聞
2025/7/7 07:00(最終更新 7/7 16:09)

https://mainichi.jp/articles/20250704/k00/00m/040/456000c

気になったのが、グレーゾーンハラスメントという言葉です。この言葉を見た時、脳内で浮かんだイメージは下のような画像でした。

ハラスメントのグレーゾーンというのは聞いたことがありますが、グレーゾーンハラスメントという言葉は初めて目にした気がするのでちょっと混乱しましたが、元となったリリースを見てみると、やはり、ハラスメントのグレーゾーンと同意で使われているキーワードでした。

全国のビジネスパーソン1,196名を対象とした
「職場のグレーゾーンハラスメント実態と社内規程の機能性に関する調査」
を実施しました。

本調査の結果、多様な価値観が共存する現代の職場において、
ハラスメントとまでは言えないが不快感や戸惑いを覚える言動
(いわゆるグレーゾーンハラスメント)
」が静かに広がっている
実態が明らかになりました。

【職場のグレーゾーンハラスメント実態調査実施】
ため息や舌打ち、飲み会や接待への参加強制、無視や仲間外れ等
不快な言動を経験した人が5割強、抑制を規定する企業3割程度
2025年6月26日

【職場のグレーゾーンハラスメント実態調査実施】

株式会社KiteRa

それにしても、グレーゾーンハラスメントという言葉はインパクトありました。同じように感じた方も多いのではないでしょうか?

ハラスメントのグレーゾーンが退職検討要因に?

レポートでは、ハラスメントのグレーゾーンが退職検討要因になっていることに触れられていました。

退職検討につながる不快な言動

「無視されたり仲間外れにされた」が70.2%と最多
次いで「社外の飲み会や接待への参加を強制された」が66.4%、
「業務時間外のプライベートな付き合いへの参加を強制された」が65.1%

という結果となりました。

ハラスメントフラグとの比較

レポートで挙げられていた上位3つのグレーゾーンですが、弊社で提供しているハラスメントの認識のズレを把握するワーク「ハラスメントフラグ」で関連のある項目と比較してみました。

まず、退職検討要因として最多となっていた、「無視されたり仲間外れにされた」ですが、ハラスメントフラグの中では類似の設問が2つあります。2025年6月末現在の約800名の回答データでは以下のように回答いただいております。

なお、ホワイト、ブラックなどは以下の意味付けで回答いただいております。

・ホワイト
⇒全くハラスメントではないと思う

・ライトグレー
⇒微妙だがハラスメントではないと思う

・ダークグレー
⇒かなり怪しいがハラスメントではないと思う

・ブラック
⇒完全にハラスメントだと思う

どちらの設問も弊社側のデータで見るとグレーゾーンというよりもブラック(ハラスメント)と認識している人が多くなっています。

続いて、第二位の「社外の飲み会や接待への参加を強制された」について関連のある設問は3つほどあります。

最後のスカートについては論外かもしれませんが、やはりどれもブラックという認識の方が多いようです。

第三位の「業務時間外のプライベートな付き合いへの参加を強制された」に関連する設問は1つありました。

こちらもやはり、ブラックという認識の方が多いようです。

一方、ハラスメントフラグで認識のズレが最も多い設問は以下となっています。(2025年6月末現在)

意外と?該当にバラツキがあることがわかります。
さらに、この設問についてはとある企業の男女別の回答データを見てみると、女性はホワイトと回答されている一方、男性がブラックと回答されているという結果になりました。

この設問についてある意味では男性のほうが過敏になっていると言えます。

まとめ と 関連製品

いかがでしょうか。今回は株式会社KiteRa様の職場のグレーゾーンハラスメント実態調査についてのレポートを参考に、弊社のハラスメントフラグとの関連についてご紹介させていただきました。

上記で紹介した弊社が提供するハラスメントフラグについてはこちらをご覧ください。
対面で使えるカード版

ハラスメント研修で使えるカードゲーム「ハラスメントフラグ」

オンライン版

認識のズレを見える化するハラスメント研修用ワーク「ハラスメントフラグ」

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