ハラスメント研修で使えるカードゲーム「ハラスメントフラグ」
今回はハラスメント研修で使えるゲーム「ハラスメントフラグ カード版」をご紹介したいと思います。
ハラスメントの研修といえば「XXしてはいけません」という話を聞くだけの研修になりがちですが、ハラスメントフラグというカードゲームを使うことで、研修に主体的に参加するようになります。
実はハラスメントフラグはすでにオンライン版としてリリースしており、今回は対面形式で実施しやすいようにカード版としてリリースさせていただきました。
オンライン版についてはこちらをご覧ください。
認識のズレを見える化するハラスメント研修用ワーク「ハラスメントフラグ」
ハラスメントフラグとは
ハラスメントフラグはセクハラやパワハラといったハラスメントについての認識のズレを見える化し、自分自身やチームとしてのハラスメントについての認識を確認、修正していこうというゲームです。
例えば、こんな設問があったとします。
上司から部下への「いい大学出てるんだからこれぐらいできるよね?」という発言に対して、あなたの意見は以下の4択のどれでしょうか?
⇒全くハラスメントではないと思う
・ライトグレー
⇒微妙だがハラスメントではないと思う
・ダークグレー
⇒かなり怪しいがハラスメントではないと思う
・ブラック
⇒完全にハラスメントだと思う
いかがでしょうか。相手の関係性によるかもしれませんが、4択の中から1つ選べたでしょうか。
2025年5月末時点でオンライン版を約800名の方にご利用頂いた結果は以下のようになっております。
多少のバラツキはありますが、多くの方がブラック、ダークグレーということで、もし、あなたがホワイトと回答された場合、それは他の人の認識とはズレている可能性があります。
これはあなたが(この設問の場合)パワハラを受けていたとしても良い意味で鈍感であるという可能性と、あなたがチームメンバーに対して(無意識的に)パワハラを行っている可能性の大きく2パターンが考えられると思います。
ちなみに冒頭で紹介したこちらの設問カードはいかがでしょうか。
⇒全くハラスメントではないと思う
・ライトグレー
⇒微妙だがハラスメントではないと思う
・ダークグレー
⇒かなり怪しいがハラスメントではないと思う
・ブラック
⇒完全にハラスメントだと思う
複数社による約800名の回答はこのようになっております。
ゲーム中は配布するワークシートにチームメンバーの回答を記録しておいてもらいます。
このような設問カードが50枚あり、ゲームを通して以下の3つの視点での認識のズレを見える化していきます。
ワーク後の振り返りについて
ゲームの後には振り返りということで、ディスカッションとミニ講義を行います。
まずは同じチームメンバー間で回答にズレがあった設問についてお互いの認識を話し合ってもらいます。
また、オンライン版での他社の回答データが閲覧できるQRコードを読み込んで頂き、自分たちの認識と他社の認識のズレを確認してもらいます。
ミニ講義では、ハラスメントの基礎知識を伝えつつ、ハラスメントフラグで扱うグレーゾーンについても解説していきます。
オンライン版の導入事例:TRUSTDOCK様
株式会社TRUSTDOCK様の導入事例はこちらからご覧いただけます。
【導入事例】TRUSTDOCK 様にハラスメントフラグを実施いただきました


ハラスメントフラグを通して、ハラスメントに対し社内各所で活発なコミュニケーションが生まれておりました。
また、回答者により価値観や認識のズレが生まれる絶妙な設問
が多く設定されていて、〇〇をホワイトと感じるの?■■ってブラック寄りの考えの方が多いのか等、
価値観のズレから自身の行動を考えることが増えたと感じています。
このように認識のズレを見える化することで、自分自身の感覚をアップデートしていく必要性があること、または、チームとしての共通認識を知ることができること、さらに、チームとして今後、新メンバーを迎えたときに問題になりそうな言動などを把握することができます。
実施要項とお問い合わせについて
いかがでしたでしょうか。ハラスメントフラグカード版では50問の設問カードについて自分とチームメンバー、自社と他社などの認識のズレを確認し、自身の言動を振り返ってもらうゲームとなります。
実施要項は以下のとおりです。
実施時間:1時間〜2時間程度
実施方法:講師派遣 or カード購入
金額:
講師派遣⇒15万円(税別)〜
購入⇒3万円(税別)〜
※購入には運営用パワーポイント、講師向け動画マニュアが含まれます。
スライド形式の説明資料はこちらからご覧いただけます。
具体的な金額や詳細資料など、ハラスメントフラグカードについてのお問い合わせは下記よりお願いします。