海外企業でDEIの廃止の動き?

保守派の圧力を受けた海外の動きに対し、日本企業は一度始めた方針を転換しづらいため、今後も推進が続くと予想されます。
弊社では、多様性の理解を深めるビジネスゲーム「バーンガ」を用いた研修を提供しています。
日本でも盛り上がりつつあるD&IやDEIの動きですが、海外企業では廃止の動きが起きているようです。
例えば、マクドナルド社の記事が日本経済新聞に取り上げられていました。

マクドナルドも多様性目標廃止 世界15万人社員に影響も
記事ではこのように記載されています。
米国内の保守系活動家からの圧力を受けたとみられる方針転換で、
世界各国15万人の社員の働き方に影響が出る可能性がある。
今後修正する点として、
①企業としての目標の廃止
②外部調査への参加を停止
③取引先に要請していたDEI推進の誓約の取りやめ
④「多様性チーム」を「グローバル包摂性チーム」に名称変更
――の4つを挙げた。
マクドナルドも多様性目標廃止 世界15万人社員に影響も
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN07DMM0X00C25A1000000/
記事によれば、同じ保守系活動家からの圧力でウォルマートもDEIについての活動が縮小されているようです。また、フォードやハーレーダビッドソンなどもDEI活動については「待った」が掛かっているようです。
MetaもDEIプログラムを廃止
IT系に強いメディアのTech CrunchではMeta(Facebook)もDEIプログラムを廃止という記事が紹介されています。

Meta eliminates DEI programs(Tech Crunch)
上画像にある通り、Metaだけではなく、マイクロソフトやZoomなどもDEI廃止の方向に進んでいるとのことです。
日本の記事ではタイトルにもっと衝撃的な言葉が使われています。
米メタ社、多様性のDEIプログラムを終了。同性愛者やトランスジェンダーへの侮辱的な言葉も許容(HUFFPOST)

日本ではどうなるか?
【要点】日本企業におけるDEIの廃止は、一度始めたことを辞めるのが苦手な国民性や、一般的に良いこととされている背景から、なかなか難しいと考えられます。ただし、米国と同様に物言う株主からの圧力が掛かった場合には、日本でも廃止の方向へ進む可能性は否定できません。今後の動向が注目されます。
ここまで米国企業のDEI廃止の方向に進んでいるという話をご紹介してきましたが、日本企業は今後どうなるでしょうか?
米国の事例の要因として保守系活動家からの圧力を受けたということですので、日本企業でも物言う株主が圧力を掛ければ廃止の方向に進んでいく可能性はあります。
しかし、個人的な意見として、日本企業は一度始めたことを辞めるのが下手という認識があり、DEIという「一般的には良いこと」というものを廃止することはなかなか難しいのではないか?と思っています。
みなさんはいかがお考えでしょうか?
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