現在、弊社では来年4月の新入社員研修に向けて、新作のビジネスゲームの開発を行っています。今回のテーマはビジネスマナーです。その名も「マナーストーリー」(仮)です。

マナーストーリー

このゲームは、自分が新入社員となって先輩社員とともに、お客様先を訪問する、または、自社へ来客を迎えるという2つのパターンについて、クイズに答えながらストーリーを進めていく形式になります。

特徴的な上の図にあるコインチップでこれは、信頼値を表しています。最初は3ポイントの信頼値を持っていますが、クイズに間違えると信頼値が減っていきます。

ビジネスマナー ゲーム

具体的には上画像の右上のクイズに間違えると、左下のNo.20というカードが現れ、信頼値が2つ減ります。3つの信頼値がすべて無くなるとそこでゲーム終了です。

ゲームは訪問編、来客編の2パターンあり、これまで紹介してきた画像は訪問編のカード(青色)です。下画像の全体の色が緑色が来客編です。(写真だとやや分かりづらいですね)

ビジネスマナー ゲーム

マナーストーリーのポイント

マナーストーリーのポイントはシンプルで、「マナーを知らないと信頼を失っていることがある」ということです。

ビジネスマナーというのは正直言って教わる側も、場合によっては教える側もあまり楽しいものではありません。しかし、知っていないと損をするのは確かです。

知らないことで知らぬ間に先方の信頼を失い、商談のテーブルに付くことができないということにもなりえます。

そこで、マナーストーリーでは信頼をチップという形で見える化し、クイズに間違えることでチップを失う=信頼の喪失を表現しました。

これは行動経済学のプロスペクト理論を用いることによってよりリアルに感じることができるようになっています。

1万円を手に入れる喜びと、1万円を失うショック。
どちらも同じ1万円なのに、多くの人は「失う1万円」の方がはるかに大きな出来事に感じます。
このような心理の理論を、行動経済学では「プロスペクト理論」と言います。

参照:https://swingroot.com/prospect-theory/

つまり、もともと持っていたものを失うほうが心理的ダメージが大きいということですね。ゲームでも最初は信頼チップを3つ持っていましたがクイズに間違えることでチップを失っていくことになります。

マナーストーリーの2つの活用シーン

マナーストーリーの活用シーンは大きく2つを考えています。

1つめはこのゲームをビジネスマナー研修の冒頭に使うことで、マナーを知らないことは信頼を失っている可能性があるということを伝え、ビジネスマナーを学ぶ目的を明確にする効果を狙うという利用方法です。

もう1つは、ビジネスマナー研修の最後に利用し、これまで学んできた知識の確認テスト的に利用頂くことを想定しています。

販売開始しました!

ということで、時間が経過しましてマナーストーリーを販売開始いたしました。詳細については下記よりご確認頂ければと思います。

ビジネスマナーの必要性を学ぶゲーム「マナーストーリー」


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