今回は、無料でできるチームビルディングゲーム30選をご紹介します。

記事の最後では、アイスブレイクやチームビルディングに使える10個のゲームの運営パワーポイントスライドを無料提供しておりますので、最後までお読み頂ければと思います。

・自己紹介系のチームビルディングゲーム 5個
・道具を使わずに実施できるゲーム 15個
紙と筆記用具、または身近にあるものだけで実施できるゲームを紹介します。
・道具を使って行うチームビルディングゲーム 10個
簡単に購入できる道具だけで実施できるゲームを紹介します。

チームビルディングとは

チームビルディングとは、文字通り「チームを築くこと」を意味します。具体的には、組織やチームのメンバーがより緊密に協力し、高い生産性や目標達成を目指すための活動や取り組みを指します。

チームビルディングの効果

チームビルディングには、大きく3つの効果があります。

信頼関係の構築

メンバー同士がお互いを信頼し、協力し合う関係を築くことで、問題解決や意思決定をスムーズに行う事ができるようになります。

コミュニケーションの向上

チームメンバーの開かれたコミュニケーションを促進することで、ミスや誤解を防ぎ、効率的な業務遂行を実現します。

個人のモチベーション向上

チームとしての一体感や所属意識を高めることで、個人のモチベーションや働きがいが増します

ただ「楽しむ」ためのアクティビティではなく、どういった効果を期待しているのかを考えながら、目的に合うゲームを実施して頂ければと思います。

まずは目次から。

目次(クリックするとそのゲームの紹介にジャンプします)

自己紹介系のチームビルディングゲーム
1.嘘つき自己紹介
2.しりとり自己紹介
3.覚えて自己紹介
4.自己紹介あてゲーム
5.他己紹介

道具を使わずにできるチームビルディングゲーム
6.バースデーライン
7.整列ゲーム
8.共通点探し
9.十人十色
10.ジェスチャーゲーム
11.その時、私は
12.お題トーク(雑談)
13.聞いて探そう
14.意思疎通ゲーム
15.TOP10ブラックジャック
16.パーセントファイト
17.ペア探しゲーム
18.ペーパータワー
19.バラバラ漢字クイズ
20.ハグル

道具を使ったチームビルディングゲーム
21.ネームパス
22.キーパンチ
23.ブラインドスクウェア
24.ヘリウムリング
25.マシュマロリバー
26.ロングタイムドミノ
27.トラストフォール
28.フラフープリレー
29.理想の職場を描こう
30.マシュマロチャレンジ

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自己紹介系のチームビルディングゲーム

まずは初対面同士でのチームビルディングを想定した、自己紹介系のゲームをご紹介します。

1.嘘つき自己紹介(2つの真実と1つの嘘)

嘘つき自己紹介は、その名の通り、自己紹介の中に嘘を混ぜて伝え、どの話が嘘だったかを見抜くゲームです。

3〜6名1チームに分かれてもらい、自己紹介で話すエピソードの中に、「2つの真実と、1つの嘘」を考えてもらいます。3つの真実と1つの嘘でも問題ありません。

自己紹介で話す内容は自由でもいいですし、司会者が指定してもいいでしょう。

例)
・好きな食べ物
・最近楽しかった事
・趣味(特技)
・学生時代の思い出

参加者は順番に自己紹介をします。
1人が終わったら、質問タイムを設けて、参加者はどれが嘘のエピソードかを見分ける為に質問をします。

質問が終わったら、どの話が嘘だったかを投票します。
嘘を見抜いた人にはポイントが入ります。

全員の自己紹介が終わり、一番多くのポイントを獲得した人の勝利です。

【対象人数】1チーム3~6名程度
【実施時間】10分〜20分
【予算】0円(無料)
【必要なもの】紙/筆記用具
【チームビルディングに効果的なポイント】
・お互いを知る
・観察力/傾聴力/質問力を高める

2.しりとり自己紹介

しりとり自己紹介は、名前の最後の文字を使って、しりとりのように自己紹介をしていきます。
例えば最初の人が、次のような自己紹介をします。
※最初の文字を司会者が指定する事もできます。例えば「さ」の場合

1人目「最近行った旅行先は大阪です。たこ焼きを食べてUSJを楽しんだ、『やまだたろう』です。」

2人目の人は、やまだたろうの『う』で始まる自己紹介をします。

2人目「うちで猫のミケを飼っています。毎朝ミケに起こされている『たなかみき』です。」

3人目の人は、たなかみきの『き』で始まる自己紹介をします。

3人目「昨日の夜は久しぶりにラーメンを食べた、『すずきゆうた』です。」

このような形で、名前の最後の文字を使ってしりとりをしながら自己紹介をしていきます。
ただしりとりをするのではなく、しりとりでの自己紹介の中にプライベートな話を入れる事で、お互いの人となりを知ることができます。

【対象人数】1チームあたり4~6名程度
【実施時間】5〜20分
【予算】0円(無料)
【必要なもの】なし
【チームビルディングに効果的なポイント】
・お互いを知る
・名前を覚える

3.覚えて自己紹介

覚えて自己紹介は、前の人の名前を覚えていくゲームです。

1人目「学生時代はずっと野球に打ち込んでいた『やまだたろう』です。」
2人目「『やまだたろう』さんの隣の、好きなアーティストはXXの、『たなかみき』です。」
3人目「『やまだたろう』さんの隣の『たなかみきさん』の隣の、休日は昼まで寝ている『すずきゆうた』です。」

何度も名前を繰り返すことで、名前を覚えやすくなります。
ただし、後ろの人ほど負担が大きくなるので、「記憶力に自信のある人ほど後半に並びましょう」と伝えておくといいかもしれません。

【対象人数】1チームあたり5~10名程度
【実施時間】5〜20分
【予算】0円(無料)
【必要なもの】なし
【チームビルディングに効果的なポイント】
・お互いを知る
・名前を覚える

4.自己紹介あてゲーム

自己紹介当てゲームでは、参加者は他の人に見られないように、名前以外の自己紹介を紙に書きます。
自己紹介の内容は自由でもいいですし、進行役が指定しても構いません。

例)
・好きな食べ物
・最近楽しかった事
・趣味(特技)
・学生時代の思い出

書いた内容は、折り畳んで一箇所に集めます。(箱や封筒等)
進行役は、集めた自己紹介を取り出し、読み上げます。

参加者は、その自己紹介が誰のものなのかを予想します。
予想が終わったら、その自己紹介が自分のものだった人は手をあげて正解を発表します。

事前に回答用紙を配っておいて、たくさん当てるほどポイントが入るようにゲーム性を持たせるのもいいでしょう。

【対象人数】4〜30名
【実施時間】20〜40分
【予算】0円(無料)
【必要なもの】紙/筆記用具/封筒または箱
【チームビルディングに効果的なポイント】
・お互いを知る
・観察力を高める

5.他己紹介

他己紹介は、インタビューパートと他己紹介パートに分けて実施します。
2名(ペア)〜5名程度のチームに分かれ、まずはお互いにインタビューをしあって、相手の事を紹介できるように準備します。

インタビューパートが終わると、他のチームの人に向けて、自分がインタビューした人を他己紹介します。
3名以上のチームで実施する場合は、誰が誰の他己紹介をするのかもチーム内で話し合います。

【対象人数】1チーム2〜5名
【実施時間】20〜40分
【予算】0円(無料)
【必要なもの】紙/筆記用具
【チームビルディングに効果的なポイント】
・お互いを知る
・傾聴力/発信力を高める

道具を使わずにできるチームビルディングゲーム

ここからは、特別な道具を使わずにできるチームビルディングゲームをご紹介します。
紙と筆記用具、または身近にある物を使って出来るので、特別な準備のいらないチームビルディングゲームです。

6.バースデーライン

バースデーラインは、時間内に誕生日の早い順番から1列に並ぶチームビルディングゲームです。
ただしゲーム中は、会話が禁止となります。
参加者はジェスチャーのみでお互いの誕生日を把握し、正しい順番に並ばなければいけません。

バースデーラインのやり方
①ルール説明(1月1日から順に並んでもらう事、ゲーム中は会話が禁止だと伝えます。
②参加者全員に立ってもらいます
③ゲームスタート。
④答え合わせ(先頭の方から順に誕生日を発表してもらいます)

時間があれば簡単にできてしまうので、制限時間を設定するか、複数チームで対抗戦にすることでより盛り上がります。
制限時間を設ける場合は30人で1分以内が目安となります。

【対象人数】1チーム10〜30名
【実施時間】5〜10分
【予算】0円(無料)
【必要なもの】なし
【チームビルディングに効果的なポイント】
・ノンバーバルコミュニケーション
・協調性を高める

7.整列ゲーム

整列ゲームは、バースデーラインの類似ゲームとなります。
バースデーラインが誕生日順に並んでもらったのに対して、整列ゲームでは司会者がお題を出して、その順番に並んでもらいます

例えば、以下のようなお題を用意します。
「名前のあいうえお順」
「出身地が北から南の順」
「今朝早く起きた順」
【対象人数】1チーム10〜30名
【実施時間】10〜15分
【予算】0円(無料)
【必要なもの】なし
【チームビルディングに効果的なポイント】
・お互いを知る
・ノンバーバルコミュニケーション
・協調性を高める

8.共通点探し

共通点探しは、チームの共通点を見つけるチームビルディングゲームです。

3〜6名1組のチームで行います。
制限時間を設けて、同じグループにいるメンバー全員に共通することを話し合いながら3つ見つけます。
共通点が3つ以上見つかった場合は、できるだけ珍しい共通点を3つ選びます。
「全員沖縄に行ったことがある」よりも、「全員イギリスに行ったことがある」方が珍しいですし、
「全員音楽をよく聞く」よりも、「全員ピアノを弾ける」方が珍しいと思います。

各チーム見つけた共通点を他チームに共有します。
一番珍しい共通点を見つけられたチームを優勝とするようなルールにしても盛り上がります。

【対象人数】1チーム3〜6名
【実施時間】10〜20分
【予算】0円(無料)
【必要なもの】紙/筆記用具
【チームビルディングに効果的なポイント】
・お互いを知る
・発信力/傾聴力を高める

9.十人十色

十人十色は、考え方の違いがある事を知るチームビルディングゲームです。
最初にチーム内で質問に対する回答者を決め、部屋の外に出てもらいます。残ったメンバーは話し合いをし、質問に対して回答者が何と答えるかを予測します。

質問の例としては、「好きなラーメンの種類は何ですか? A. 味噌ラーメン B. 醤油ラーメン C. 豚骨ラーメン」といったような食べ物の好みに関する3択問題などがあります。

質問が決まったら回答者を呼び戻し、質問を伝え回答してもらいます。回答と予測が一致していたら1点とし、チーム全員が回答者となるまでゲームを続けましょう。
チーム対抗で行う場合は、より多くの回答を一致させることができたチームの勝ちです。

実際の業務を進めていく上では、チームメンバー同士の考え方や感じ方は異なって当然であり、だからこそユニークなアイデアを生み出すことができます。しかし、往々にして人は、「自分の考え方が正しい」「他の人も自分と同じように考えるはずだ」と思い込んでしまいがちです。

十人十色ゲームを通じて、身近な事柄に対しても思った以上に人の意見は分かれることに気づくことは、相手の立場に立って多様性を尊重できるチーム作りにつながります。

【対象人数】1チームあたり5名程度
【実施時間】30分〜1時間
【予算】なし
【必要なもの】紙/筆記用具
【チームビルディングに効果的なポイント】
 ・多様な考え方の尊重
 ・チームメンバーに対する理解の促進

10.ジェスチャーゲーム

ジェスチャーゲームは学校などでやったことがあるという人も多く、馴染み深いゲームだと言えます。

チームごとに代表者が前に出て、お題を与えられます。代表者は声を出さずにジェスチャーだけでお題を表現し、残りのチームメンバーがお題を当てるというゲームです。お題を当てることができたら次の代表者に交代し、一番早く全員のお題を当てられたチームが勝利となります。

ジェスチャーゲームで盛り上がるためのポイントは、お題選びです。
単純すぎるお題や、誰もが同じジェスチャーを思い浮かべるようなお題では、ゲームの面白さが半減してしまいます。
お題が難しすぎてもなかなか当てられなくなってしまいますが、抽象的なお題や意外なお題などを適度に盛り込むとより楽しめるでしょう。

お題の例
・寿司屋
・ルパン三世
・銀行強盗
・ワールドカップ

同じお題やジェスチャーであっても、人によって様々な捉え方をするのだと実感することで、チームメンバーの持つ豊かな個性に気づくことができます。
思い切って大げさなジェスチャーをすると、ゲームが活気づき、社内で自分の殻を破るきっかけになるかもしれません。

【対象人数】1チームあたり4~8名程度
【実施時間】30分〜1時間
【予算】なし
【必要なもの】なし(お題を紙に書く場合は紙)
【チームビルディングに効果的なポイント】
 ・チームの一体感の強化
 ・メンバーが個性を発揮できる雰囲気づくり

11.その時、私は

「その時、私は」は硬貨を使ったゲームです。
各チームには、数枚の硬貨を製造年が下になるようにして置いておきます。

チームの誰かが硬貨を手に取って製造年(例:平成30年)を確認します。
メンバーは順番に、その年に自分にあった印象的なエピソードを発表します。

「この年は、私は高校生で、受験生でした。地元から東京に受験に来て、試験にかなりの手応えを感じて、親におそらく合格したと報告して、お土産を買って地元に帰りましたが、その大学は落ちていました。」
といった形です。

チームメンバーのエピソードを聞く事で、人となりを理解するきっかけになります。

【対象人数】1チームあたり4~6名程度
【実施時間】15〜30分
【予算】0円
【必要なもの】硬貨
【チームビルディングに効果的なポイント】
・チームの一体感の強化
・お互いを知る
・発信力/傾聴力を高める

12.お題トーク(雑談)

お題トークは、テレビのさんま御殿のようなテーマに沿ったエピソードを話す雑談ゲームです。
弊社が提供しているツールにアクセスすると、自動で6つのお題が表示されます。

その中から1つを選んで、テーマに合った話をします。

雑談ネタ提供ツール

【対象人数】1チームあたり4~6名程度
【実施時間】15〜30分
【予算】0円
【必要なもの】なし
【チームビルディングに効果的なポイント】
・お互いを知る
・発信力/傾聴力を高める

13.聞いて探そう

「聞いて探そう」は、参加者各自に、指令が書かれた紙が渡され、それに該当する人を探すチームビルディングゲームです。
参加者は、その指令を達成するためにいろんな人に話しかける必要があります。

(指令の例)
・兄弟の数が一番多い人を探し出せ。
・誕生日が一番1月1日に近い人を探し出せ。
・九州出身の人が何人いるのか調査せよ。

人数分の司令を作る必要があるので、人数が多い場合は、4-5名1チームに分かれて、
チームごとにいくつかの司令を出す事もできます。

【対象人数】10名以上
【実施時間】15〜30分
【予算】0円
【必要なもの】紙/筆記用具
【チームビルディングに効果的なポイント】
・お互いを知る
・傾聴力を高める

14.意思疎通ゲーム

意思疎通ゲームは、チーム全員の意見を合わせる事を目的としたチームビルディングゲームです。
主催者が簡単なお題を出し、それに全員が回答します。

(お題の例)
・おにぎりの具と言えば?
・夏といえば?
・将来住みたい国は?

全員の回答が合っていれば、そのチームには得点が入ります。

弊社の提供しているクイズツール「みんなのクイズ」を使って実施する事もできるので、
詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。

意思疎通ゲームのやり方

【対象人数】1チーム4-6名
【実施時間】10〜20分
【予算】0円
【必要なもの】紙/筆記用具
【チームビルディングに効果的なポイント】
・お互いを知る
・チームの一体感を高める

15.TOP10ブラックジャック

TOP10ブラックジャックは、3つのTOP10ランキングを用意して、その順位の合計が21に近くなるように予想するゲームです。
運営者は、3つのTOP10ランキングを用意し、順位を隠した状態で参加者に見せます。

参加者はチームで相談して、それぞれのランキングから1つずつ、合計が21に近くなるように予想して選びます。

(ランキングの例)
・好きなコンビニアイスランキングTOP10
・桃の生産量ランキングTOP10
・住みたい国ランキングTOP10

合計が21に一番近いチームの勝利です。21を超えたらゲームオーバーとなります。

詳細はこちらをご覧ください。

TOP10ブラックジャック

【対象人数】1チーム4-6名
【実施時間】10〜15分
【予算】0円
【必要なもの】紙/筆記用具
【チームビルディングに効果的なポイント】
・合意形成
・意見の違いを受け入れる柔軟性

16.パーセントファイト

パーセントファイトは、答えがX%となる質問に対して、その%を予想するゲームです。
例えば、

「日本人の右利きの割合は何%?」(正解は88%)

という問題に対して、何%かをチームで話し合って予測します。
例えば、80%と予想した場合、正解の88%との差は8%(8点マイナス)となります。

各チームは最初に100点を持っていて、予想とのずれの分だけどんどん得点がマイナスされていきます。
何問か出題し、一番点数が残っていたチームの勝利です。
もしくは、優勝チームが決まるまでお題を出すというのもいいでしょう。

回答はチームで話し合って出してもいいですし、チームメンバー1人ずつが回答者になることで、大きく予想を外した時や、ニアピンだった際に盛り上がります。

詳細はこちらの記事をご確認ください。
https://heart-quake.com/article.php?p=678

【対象人数】1チーム4-6名
【実施時間】10〜15分
【予算】0円
【必要なもの】紙/マジック
【チームビルディングに効果的なポイント】
・お互いの価値観を知る
・チームの一体感を高める

17.ペア探しゲーム

ペア探しゲームは、自分と同じワードを持っている人を探すゲームです。
各参加者に紙に書かれたワードを配ります。
ワードは、ジャンルを決めておいてもいいですし、難易度をあげる場合はランダムなワードでも構いません。
ワードは自分しか見る事ができません。

「赤いもの」
消防車・りんご・いちご・薔薇・金魚・サンタクロース・ポスト

参加者は、自分のワードを直接口に出すのは禁止です。
他の人に質問をする事で、自分とペアになるワードを持っている人を探します。

「それは大きいですか?」
「毎日使うものですか?」
「見た事がありますか?」

全員が無事ペアになれば終了です。
何度か繰り返す場合、全員ペアになるまでの時間を計測し、前回より早くペアができるように目指すのもいいでしょう。

【対象人数】20-40名
【実施時間】10〜20分
【予算】0円
【必要なもの】紙/筆記用具
【チームビルディングに効果的なポイント】
・多くの人とコミュニケーションを取ることができる

18.ペーパータワー


ペーパータワーとは、A4の紙のみを使って、できるだけ高いタワーを作るチームビルディングゲームです。
1チーム4~5人に分かれ、各チームに20枚(または30枚)ずつA4用紙を配布します。

配られた紙は、自由に切ったり折ったりする事ができますが、紙以外の道具を使用する事はできません。
ゲームの流れとしては、まずは作戦タイム(約3分)を取って、紙2枚のみを触ってチーム内でどのようにタワーを建築するかを相談します。

その後、建築タイムを4分(または5分)とって、制限時間内にできるだけ高い塔を立てます。
制限時間が終わると、タワーから手を離してもらい、それぞれのチームのタワーの高さを計測します。

何回戦か行うことで、チーム内でPDCAを回す体験をする事ができます。

弊社では、ペーパータワーにビジネスの要素を加えたペーパータワーforビジネスというコンテンツを提供しています。
ペーパータワーforビジネスでは、タワーの高さが売上となり、そこから紙を仕入れて(原価)、給料を払い、税金を支払い、という形で、ペーパータワーを通してビジネスの基本的なお金の流れを学ぶことができます。

ペーパータワーforビジネスの詳細はこちら

ペーパータワーforビジネス

【対象人数】1チーム4-5名
【実施時間】15〜40分
【予算】0円
【必要なもの】紙
【チームビルディングに効果的なポイント】
・チームでPDCAを回す
・役割分担
・個々の能力の発見・発揮
・チームワークの向上

19.バラバラ漢字クイズ

バラバラ漢字クイズは、クイズ系のチームビルディングゲームです。
1チーム3-5名に分かれ、各チームにバラバラになった漢字から、二字熟語(または四字熟語)を作り出します。
 

(例)
糸 本 会⇒絵本
日 門 人⇒人間

出題方法はさまざまですが、スライドに問題を10問ほど映して各チームに答えを書いてもらい正解数を競う形にするか、
早押し形式にしても盛り上がると思います。

【対象人数】1チーム3-5名
【実施時間】5〜10分
【予算】0円
【必要なもの】紙/筆記用具
【チームビルディングに効果的なポイント】
・チームの一体感を高める

20.ハグル

ハグルは、情報収集や推理、交渉の要素を持ったゲームです。
参加人数は10人~15人で行います。

参加者には、ゲームのルールが書かれた紙と、得点の元となるチップ(得点の元となるものなら何でも代用可能)が配られます。
100円均一で折り紙やシールを購入して、それをチップ代わりに使う事もできます。

ハグルのルールは複数あり、他の人は、自分とは違うルールを持っています。

ルールの例
・赤チップの基本点:5点
・黄チップの基本点は赤チップより2点大きい
・同じ色のチップを5枚以上持っていると10点
・赤チップを黄チップより沢山持っているとマイナス5点 等々

制限時間内であれば、参加者は自由に他の参加者と交渉したり、チップを交換や譲渡をする事ができます。
自分の持っているルールの情報を渡す代わりにチップを譲ってもらったり、自分の持っている情報を使って有利な交渉をしたりと、コミュニケーション力や戦略性も求められるゲームです。

【対象人数】10〜15名
【実施時間】30-60分
【予算】5000円以下
【必要なもの】紙/筆記用具/チップ(または得点の元になるもの)
【チームビルディングに効果的なポイント】
・お互いを知る
・提案力を高める
・交渉力を高める

道具が必要なチームビルディングゲーム

ここからは、道具を使って行うチームビルディングゲームを紹介します。
道具を購入する費用がかかるので完全に無料というわけではありませんが、道具を使うことで、よりチームワークを発揮する体験を作り出す事ができます。

21.ネームパス

ネームパスは、初対面の人の名前を覚えるのに有効なチームビルディングゲームです。
柔らかいボールを一つ用意して、最大10名程度の輪になります。

ボールを持っている人は、「私の名前はXXです。」と自分の名前を伝えてボールをパスします。
ボールを受け取った人は、「XXさんありがとうございます。私の名前は◯◯です。」と相手の名前を確認し、自分の名前を名乗ります。
これを繰り返す事で、短時間で全員の名前を覚える事ができます。
複数グループでやる場合は、途中でチームをシャッフルするといいでしょう。

【対象人数】1グループ10名程度
【実施時間】5〜10分
【予算】0円
【必要なもの】柔らかいボール(またはぬいぐるみ等でも代用可能)
【チームビルディングに効果的なポイント】
・お互いの名前を覚える

22.キーパンチ

キーパンチは屋外でも実施できるチームビルディングゲームです。
1チーム5〜10名程度に分かれて実施します。

まず、1〜30までの数字が書かれたカード(ボード)を用意します。
カードをランダムに、それぞれ少し離して置き、それをロープで囲みます。
各チームは、カードを1〜30の数字の順番にタッチし、そのタイムを測定します。
ただし、1人の人は1度に1つの数字にしかタッチできないので、1つの数字にタッチしたらロープの外に出ないといけません。

複数チームで行う場合は、最も時間が速いチームの勝利となります。

詳しいやり方はこちらの記事をご覧下さい。

キーパンチ

【対象人数】1グループ10名程度
【実施時間】5〜10分
【予算】0円
【必要なもの】柔らかいボール(またはぬいぐるみ等でも代用可能)
【チームビルディングに効果的なポイント】
・チームワークを高める
・柔軟性を高める

23.ブラインドスクウェア

ブラインドスクウェアは、一本の長いロープを使い、目隠しした状態でロープで正方形を作るゲームです。
「目隠しを外した人は話せない」「目隠しをした人はしゃべれる」という追加のルールを設定しアレンジすることもできます。

ブラインドスクエアのやり方と3つの発展ルール

【対象人数】1チーム6〜10名
【実施時間】30分〜1時間
【予算】1万円以下
【必要なもの】目隠し、8-10mのロープ
【チームビルディングに効果的なポイント】
・チームワークの向上
・信頼関係の構築

24.ヘリウムリング

ヘリウムリングは、フラフープを使ったチームビルディングゲームです。
参加者は、人差し指の第一関節部分だけを使い、全員で1つのフラフープを支えます。

そこから、全員指が離れないようにフラフープを下まで下げます。
簡単にできそうに思えるかもしれませんが、指を離すまいとする意識が働いて、逆にフラフープが上がってしまったりと、
チームに混乱が起こります。

詳しいやり方はこちらの記事をご覧ください。

ヘリウムリング

【対象人数】1チーム6〜10名
【実施時間】10〜20分
【予算】1万円以下
【必要なもの】目隠し、8-10mのロープ
【チームビルディングに効果的なポイント】
・チームワークの向上
・信頼関係の構築

25.マシュマロリバー

マシュマロリバーは、1チーム6〜10名程度で実施するチームビルディングゲームです。
マシュマロは使わないのですが、チョコの川をマシュマロを足場にして渡るというメルヘンな設定のため、マシュマロリバーと名付けられています。

川を渡るために使える道具は「マシュマロ」のみ。マシュマロは川に浮かべると「足場」になることが知られています。
しかし、少しでも足が離れるとマシュマロは流れていってしまいます。

ロープを2本を6m離して設置して川を作ります。
メンバー数-2枚の足場(マット)を使って、足場を使って全員が川を渡るのにチャレンジします。

足場となるマットは、少しでも足から離れると川に流されてしまい使えなくなります。
制限時間30分以内に、全員が川を渡れたらゲームクリアです。

詳しいやり方はこちらの記事をご覧ください。

マシュマロリバー

【対象人数】1チーム6〜10名
【実施時間】15〜30分
【予算】1万円以下
【必要なもの】2本のロープ、足場となるマット
【チームビルディングに効果的なポイント】
・チームワークの向上
・柔軟性

26.ロングタイムドミノ

ロングタイムドミノは、最初のドミノを倒してから最後のドミノを倒すまでの時間を競うチームビルディングゲームです。

1チーム3〜6名に分かれて実施します。
各チームには、100ピースのドミノを配ります。

メンバーは、配られたドミノ以外にも、部屋にあるものや私物を使って構いません。
最初のドミノを倒してから最後のドミノが倒れるまでの時間ができるだけ長くなるように挑戦します。

3回戦まで行う事で、チーム内でPDCAサイクルを回して改善していく体験もする事ができます。

弊社では、チームビルディング研修としてドミノキットや運営資料をレンタルしているので、
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

ドミノレンタル

【対象人数】1チーム3〜6名
【実施時間】30分
【予算】1万円以下
【必要なもの】ドミノ(1チーム100個)
【チームビルディングに効果的なポイント】
・チームワークの向上
・チームでPDCAを回す

27.トラストフォール

トラストフォールは、屋外でも行えるチームビルディングアクティビティです。
トラストフォールはその名の通り、信頼(Trust)を高めるワークとして活用されています。

1人が目隠しをして後ろに倒れ、他の人がそれを支えるというものです。
ペアでやる事もできますし、1人が倒れて複数人で支える場合もあります。

1.2人ペアをつくります。
2.倒れる人と支える人を決めます。
3.倒れる人は目を瞑るか、目隠しを行います。
4.支える人は両腕を伸ばし、倒れる人の肩を支えられるようにします。
 また、支える人は足を広げて踏ん張れるようにしておきます。
5.倒れる人が「準備はいいですか?」と声を掛け、支える人は
 「準備OKです」と答えます。
6.倒れる人の合図(1,2,3など)で倒れます。
7.2人の距離についてはまずは近く、次第に距離を伸ばしていきます。

詳しいやり方はこちらをご覧ください。

トラストフォール

【対象人数】ペアまたは1チーム3〜6名
【実施時間】15分
【予算】千円以下
【必要なもの】目隠し
【チームビルディングに効果的なポイント】
・信頼感を高める
・チームワークの向上

28.フラフープリレー(フラフープ送り)

フラフープリレーは、参加者が手を繋いだ状態で、手を離さずにフラフープを最後の人まで送る時間を競うチームビルディングゲームです。
2チーム以上でタイムを競うと盛り上がります。

横一列に並んで、隣の子と手を繋ぎ、先頭の人にフラフープを渡します。
誰も手を離さずに、最後の子までフラフープを送ったらゲームクリアです。

【対象人数】1チーム6〜30名
【実施時間】15分〜30分
【予算】1万円以下
【必要なもの】フラフープ(チーム数分)
【チームビルディングに効果的なポイント】
・信頼感を高める
・チームワークの向上

29.理想の職場を描こう

「理想の職場を描こう」は、チームで大きな紙を囲み、「理想の職場」というテーマで絵を描きます。
ただし、絵を描いている間はしゃべってはいけません。
言葉でのコミュニケーションが取れない中で、チームで1つの絵を完成させます。

完成したら、それぞれ自分が表現したかった事について共有する時間を取ります。
また、複数チームで行う場合は、他のチームに理想の職場というテーマで絵を見せながらプレゼンすることで、参加者が描いている理想の職場像を共有します。

弊社では、働く上での価値観を知るためのツール「ワークスタイルトランプ」というコンテンツを提供しています。

詳細はこちらからご覧ください。

ワークスタイルトランプ

【対象人数】1チーム4〜5名
【実施時間】20分〜40分
【予算】1万円以下
【必要なもの】大きな紙、マジック(またはクレヨン等)
【チームビルディングに効果的なポイント】
・お互いの価値観を知る
・チームワークを高める

30.マシュマロチャレンジ

マシュマロ・チャレンジは乾麺のパスタ、テープ、ひも、マシュマロを使って自立可能なタワーを立てる、世界的に有名なチームビルディングゲームです。
原則4人1チームとなっていて、制限時間18分(作戦タイム含む)の間に、自立可能で出来るだけ高いタワーを立て、マシュマロの位置を計測します。

公式ルールでは、1チームにつき以下の備品を用いて実施します。

乾燥パスタ:20本
マスキングテープ:90cm
ひも :90cm
マシュマロ:1つ
はさみ:1つ

弊社では、運営用のパワーポイントを含むキット(または運営スライドのみ)を提供しているので、準備工数をかけずに実施したいという方は、こちらの記事をご覧ください。

マシュマロチャレンジ

【対象人数】1チーム4人
【実施時間】1時間
【予算】数万円〜
【必要なもの】パスタ、テープ、ひも、マシュマロ、ハサミ
【チームビルディングに効果的なポイント】
・PDCAを回す
・役割分担
・チームワークの向上

有料で出来るチームビルディングゲーム

もっと本格的にチームビルディングゲームを実施したい方は、チームビルディング用のゲームキットをレンタルする事も可能です。
無料のチームビルディング研修との違いは以下です。

有料コンテンツを使うメリット

有料コンテンツには、無料コンテンツと違う3つのメリットがあります。

・準備工数が削減できる
キットと運営マニュアルをセットで提供するので、準備にかかる工数を削減できます。
・研修としての振り返り
研修用に作られたゲームなので、ゲームという体験の後に、振り返りを行う事で、ビジネスにも使える学びを得る事ができます。
・レンタルで低予算で実施可能
キットレンタル(5万円〜)で実施する事ができるので、低予算でも実施が可能です。

なお、弊社では年間約400社に対してチームビルディング研修を実施しております。
導入実績の一例(敬称略)

グーグル合同会社、Apple Japan 合同会社、アマゾンジャパン合同会社、
日本マイクロソフト株式会社株式会社日本政策投資銀行、株式会社みずほ銀行、
アサヒビール株式会社、パナソニック株式会社、三菱商事株式会社、
三井物産株式会社、三菱重工業株式会社、株式会社デンソー、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)、全国労働者共済生活協同組合連合会(COOP)

詳しくはこちら

有料で実施できるチームビルディングゲームにも興味あるという方は、こちらの記事をご覧ください。

チームビルディングに効果的な楽しく学びのあるゲーム12選+2

アイスブレイク用のスライドを無料配布中!

弊社では研修などのアイスブレイクで利用可能なゲームを10個まとめたパワーポイントスライドを無料で配布しています。
スライドのイメージは下記をご覧ください。

アイスブレイクスライド

下記よりお申し込み頂ければzipファイル形式でデータ送付させて頂きます。

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