【2023年度版】内定者研修・懇親会で使えるグループワークゲーム10選
内定者研修や、内定者懇親会で、グループワークを企画されている担当者の方も多いと思います。
その目的は内定辞退の防止や、内定者同士の関係性作りなど企業によって様々だと思いますが、内定者研修や懇親会で具体的に何をしようかは決まっていないというケースが多いのではないでしょうか。
今回は「内定者研修・懇親会で使えるグループワークゲーム10選」と題して、内定者同士がお互いに「協力」してゲームに取り組み、楽しみながらもチームビルディング効果や、個々人の学びも期待できるコンテンツを紹介したいと思います。
座った状態で行うグループワーク
・1.野球のポジション当てゲーム
・2.NASAゲーム
・3.ワークスタイルトランプ
・4.モンスタービルディング
・5.マナーストーリー
体を動かすグループワーク
・6.脱出ゲーム「緊急出動」
・7.マシュマロチャレンジ
・8.ドミノ倒し「ロングタイムドミノ」
・9.ペーパータワーforビジネス
・10.カタルタ
内定者研修の5つの目的
1.企業文化や理念の理解
内定者研修は、企業文化や理念を理解し、共有するためにも有効です。研修を通じて、企業の目的や価値観、方針などを新入社員に伝え、会社の一員としての認識を深めることができます。
2.業務知識の習得
内定者研修は、新入社員に必要な業務知識を習得させるためにも行われます。具体的な業務に関する知識や技能を身につけることで、仕事に迅速に適応できるようになります。
3.新入社員の社会人基礎力の向上
内定者研修は、新卒社員が社会人として必要なマナーやビジネススキルなどの基礎力を向上させるために行われます。
4.コミュニケーション能力の向上
内定者研修は、新入社員のコミュニケーション能力を向上させるためにも有効です。研修を通じて、上司や同僚とのコミュニケーションの取り方や、お客様との接し方などを学び、適切なコミュニケーションができるようになります。
5.チームビルディング
内定者研修は、新入社員同士の交流やチームビルディングにも役立ちます。同期の間でのコミュニケーションを深め、チームワークや協調性を養うことができます。
今回の記事では、「社会人基礎力の向上」「コミュニケーション能力の向上」そして「チームビルディング」を目的としたグループワークコンテンツを中心にご紹介します。
1.野球のポジション当てゲーム
人数:3〜100名以上(1チーム4〜6名推奨)
チームメンバーで協力してとある野球チームのポジションを当てるという「協力ゲーム」です。
メンバーそれぞれには数枚の情報カードが与えられており、それを口頭のみで伝え合いながら全員で情報共有する必要があります。
学びの要素としては情報を適切に伝えること、聞き出すこと、まとめることの重要性を学ぶことができるゲームです。
コミュニケーションゲーム「野球のポジション当てゲーム」
2.NASAゲーム
時間:30分〜1.5時間程度
月で遭難した宇宙飛行士という設定で、無事に生還するために15個のアイテムに対して重要だと思う順に優先順位を付けます。
まずは個人で優先順位を付け、その後、チームで話し合いチームとして1つの意見にまとめていく「合意形成ゲーム」です。
学びの要素としてはお互いの意見を尊重しあい、みんなで合意形成をすることの楽しさ、難しさを学ぶゲームです。
NASAゲームのやり方
3.ワークスタイルトランプ
時間:20分〜1時間程度
内定者同士で「働くことへの価値観」を相互理解するための「コミュニケーションゲーム」です。
トランプには「働く上で大事だと思う価値観」を表すキーワードが書かれており、52枚のカードから自分が重要だと思うものを10枚選ぶと、そのひとの働き方の指向性を分析することができます。
分析後、相互インタビューを行い、お互いがどのような価値観を持っているのかヒアリングすることでより深くお互いを知ることができるゲームです。
学びの要素としては、<自分の理想の働き方について考える/span>こと、また、働き方についての様々な考え方があることを知ることが挙げられます。
クックパッド様の内定式でのワークスタイルトランプの活用
4.モンスタービルディング
時間:20分〜1.5時間程度
チームメンバーで協力して、ブロックを使ってとあるモンスターを制作するという「協力ゲーム」です。
メンバーそれぞれには数枚の情報カードが与えられており、それを口頭のみで伝え合いながら全員で情報共有する必要があります。
カードにはモンスターをある一方向から見たときの情報しか与えられていません。(横側の一部だけ、や、前からだけ)
学びの要素としては情報を適切に伝えること、聞き出すこと、まとめることの重要性はもちろん、見る角度が異なれば話が噛み合わないこともあることからコミュニケーションをとってそのギャップを埋めることが重要であるを学ぶことができるゲームです。
詳細はこちらをご覧ください。
ブロックを用いたコミュニケーションゲーム「モンスタービルディング」
5.マナーストーリー
時間:20分〜2時間程度
社会人として必要な「ビジネスマナー」カードゲーム形式で学ぶためのゲームです。
カードにはビジネスマナーに関するクイズが記載されており、間違えると信頼チップが減ります。
学びの要素として、ビジネスマナーを知らないことは信頼の損失につながるということを知ってもらい、ビジネスマナーを学ぶ意味を理解してもらうことができます。
ビジネスマナーを「学ぶ意味」理解するゲーム「マナーストーリー」
6.脱出ゲーム「緊急出動」
時間:30分〜1時間程度
会議室でも実施できる脱出ゲームです。
図のようにロープを置き、ゲームフィールドを作ります。
それぞれに与えられた情報カードを共有し、1人1人のフィールド上の立ち位置を特定します。
その後、なぞなぞを2問解くと、出口の位置がわかり、出口から脱出することができればゲーム終了です。
これまでのゲームと比べて、身体も動かすことが特徴であること、全員が話さなければ解決しないゲーム(傍観者を産まない)となっています。
学びの要素としては、野球のポジション当てゲーム同様、strong>情報を適切に伝えること、聞き出すこと、まとめることの重要性を学ぶことができるゲームです。
内定者懇親会で脱出ゲームを実施 (株式会社フィードフォース様)
7.マシュマロチャレンジ
時間:30〜2時間程度
チームメンバーで協力し、パスタ、マシュマロなどを使ってできるだけ高いタワーを建てる
ことを目的としたゲームです。
学びの要素として、複数回ゲームを繰り返すことでPDCAサイクルに対する学びを深めることができます。
99cmと言われている世界記録を目指すというエンターテイメント感もあり、みんなでものづくりを行う楽しさを感じるゲームです。
マシュマロ・チャレンジのやり方
8.ドミノ倒し「ロングタイムドミノ」
時間:30分〜1時間程度
ドミノ倒しを用いたチームビルディングゲームです。
チームに与えられた100〜200個のドミノを並べ、一斉に倒します。最も長い時間ドミノが倒れ続けたチームの勝利です。
部屋にあるものは何でも使って良いというルールにすることで創造性が発揮されます。
学びの要素として、今あるものの別の使い方を考えるという創造的発想が求められます。
クックパッド様でドミノを使った内定者ワークを実施
9.ペーパータワーforビジネス
時間:2時間程度
チームを1つの会社に見立てて、利益の最大化を目指すゲームです。
A4の紙だけを使って自立可能なできるだけ高いタワーを立てることが目的のシンプルなゲームですが、タワーの高さが会社の売上、使った紙の枚数が原価として、企業経営を疑似体験することができるゲームです。
学びの要素としては紙を折る役、タワーを建てる役など役割分担をすることや、仕入れや品質管理などを考えさせられるゲームです。
>>ペーパータワーforビジネス実施の流れ
10.カタルタ
最後にその他として、数分でできるアイスブレイクゲーム(他社製品)も紹介しておきたいと思います。
それが、カタルタです。
参考URL:https://kinarino.jp/
カードには 「しかし」 や、 「個人的には」、「つまり」 など文章の接続詞となるキーワードが書かれています。
1人辺り3〜5枚のカードを持って、カードを上手く使いながら自分の「趣味」や「最近あった嬉しかったこと」などを話し合うというやり方で自己紹介を実施します。
時間:10分〜20分(人数による)
具体的なやり方はこちらにも記載しています。
自己紹介のアイスブレイクに使えるゲームその4「カタルタ」
まとめ、PDF資料請求(無料)
いかがでしたでしょうか。
人数、時間、目的、場所の制約など考慮して貴社にあったゲームを実施して頂ければと思います。
なお、弊社ではご紹介したゲームの一部を社内講師で実施して頂けるゲームキット(カードなど)、投影用パワーポイントスライド、講師用動画マニュアルのレンタルを行っております。
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