今回はダニングクルーガー効果と新入社員のリアリティショックということで、ダニングクルーガー効果について説明し、企業内においてダニングクルーガー効果によって悪影響が発生すると考えられる新入社員のリアリティショックについて考えていきたいと思います。

ダニングクルーガー効果とは

まずはダニングクルーガー効果とは?ということで、ダニングクルーガー効果について簡単にご紹介したいと思います。

文章で書くとこのような意味となります。

ダニングクルーガー効果とは・・・
特定の分野において能力や知識が低い人が自分の能力を過大評価し、
逆に高い能力を持つ人が自分の能力を過小評価するという認知バイアスのこと

ダニングクルーガー効果は、1999年に心理学者のデイビッド・ダニングとジャスティン・クルーガーによる研究で提唱されました。彼らは、論理、文法、ユーモアなどの分野で、人々が自分の能力を誤って評価する傾向を実験で示しました。

例えば、以下のようなケースが該当します。思い当たる節があるのではないでしょうか?

・スポーツで初心者が、ルールや高度なテクニックを理解していない
にもかかわらず、自分は十分上手いと思い込む。

・職場で、経験の浅い人が自分の仕事の貢献度やタスクの難易度を過小評価する。

ダニング=クルーガー効果について、下図のような曲線を見たことがある方もいるかもしれません。

画像引用:https://biz.moneyforward.com/payroll/basic/63123/

これはダニングクルーガー効果の曲線と言われるもので、人が知識や経験のレベルに応じて自分の能力をどのように認識するかを示したものです。

まずいちばん左の山は馬鹿の山(Mount Stupid)と呼ばれるもので、知識や経験がごくわずかな段階で、自分の能力を大きく過信してしまうフェーズです。

続いて、絶望の谷(Valley of Despair)が訪れます。知識や経験が増えるにつれ、自分の無知や限界に気づき始め、自信が急激に低下してしまうフェーズです。

この谷を超えると啓蒙の坂(Slope of Enlightenment)が訪れます。このフェーズでは、初期の過剰な期待が収まり、自分の能力や限界についてより現実的な理解が得られます。また、知識や経験が増えることで、自信が徐々に回復し、安定した状態になります。

そして、最後に訪れるのが継続の台地(plateau of sustainability)です。図によっては啓蒙の坂と一緒に説明されることもあります。啓蒙の坂を登り切った後、知識やスキルの習得が継続的に行われる状態を表します。

継続の台地については、継続の大地と表現されているサイトなどもあると思いますが、台地は、広くて平坦な土地を指し、啓蒙の坂を登り切った後の安定した成長や学びの段階を表すのにはこちらのほうが適切なのではないか?と思っています。

このフェーズの移行については誰もが思い当たる節があるのではないでしょうか?

ダニング=クルーガー効果と新入社員

特に、新入社員の方は5、6月ごろにダニングクルーガー効果の絶望の谷に落ちてしまうことが多いと思います。というのは、就活で内定を得て、新入社員研修で社会人の基礎を学び、意気揚々と配属先に来たものの、研修で学んだことと実務のギャップや、覚えるべき知識の膨大さ、タスク/時間管理の難しさなどによって、仕事ができない自分に気づいてしまうことがあるからです。

このような状態をリアリティショックと呼びます。リアリティショックは早期退職につながることがわかっています。

以前に紹介した論文によると早期退職した新人看護師は以下のような共通の心理プロセスを経ていることがわかっています。

職場の理想と現実との乖離、多くの技術を早期に習得しなければならない

②自身の技術の未熟や技術の習得困難感

③(②からの)自信喪失先輩看護師との関係性の悪化

④(③からのストレスによる)心身のバランス崩壊自分の限界を感じた

早期離職

リアリティショック:新人の早期離職理由と対策としての2つの取り組み

上記の記事では、早期離職した新人とそうでない新人の違いと共通点についても記述していますので合わせてご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はダニングクルーガー効果と新入社員のリアリティショックということで、まずはダニングクルーガー効果についてご紹介し、企業内では新入社員のリアリティショックと関連があることをご紹介しました。

人材不足で採用難易度が上がる中、せっかく入社してもらった新入社員が早期退職してしまうことは避けたいものです。理論的な背景を踏まえつつ、対策を講じていきたいですね。

近年、管理職研修を中心にハラスメント研修を実施されている企業も多いと思います。ハラスメントとは、セクハラ(セクシャル・ハラスメント)パワハラ(パワー・ハラスメント)、また、マタハラと呼ばれるマタニティ・ハラスメントなどが含まれます。

これらのハラスメントのうち、今日はパワハラ研修でぜひ伝えていただきたいパワハラの種類について書いていきたいと思います。

パワハラ(パワー・ハラスメント)とは

パワー・ハラスメント
出典:https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/

そもそも、パワー・ハラスメント(以下、パワハラ)とはどんなものを指すのでしょうか?

厚生労働省による2012年の職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議にて以下のように定義されました。

同じ職場で働くものに対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性(※)を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えるまたは職場環境を悪化させる行為

※上司から部下に行われるものだけでなく、先輩・後輩間や同僚間、さらには部下から上司に対して様々な優位性を背景に行われるものも含まれる。

参考:職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ報告

比較的わかりやすい「身体的苦痛」に加えて、「精神的苦痛」や、「職場環境を悪化させる行為」が含まれているのが特徴的かと思います。

パワハラの6分類

それでは本題であるパワハラの種類について書きたいと思います。社内でパワハラ研修を実施する場合、ぜひ伝えていただきたい内容です。

人は定義の曖昧なものよりも、きちんと定義され、そして分類化されることで理解が進むと感じています。パワハラとひとくくりにしないで、分類化することでしっかりと理解していただきたいものです。

パワハラ 種類

1.身体的な攻撃

1つめの分類はわかりやすくパワハラとわかる身体的な攻撃です。もはやパワハラにとどまらず暴行罪や、傷害罪といった犯罪になる可能性もあります。いじめの事例と似ていますが、いじめという行為ではなく、犯罪です。

殴る・蹴るなどの行為は身体的な攻撃としてパワーハラスメントの対象となります。

パワハラ分類 身体的な攻撃 精神的な攻撃

2.精神的な攻撃

2つめは侮辱やひどい暴言などの精神的な攻撃です。よくありがちなのは、部下の仕事上の1つのミスに対して注意していた上司が、エスカレートして人格否定をしてしまうケースです。

当然、脅迫はパワーハラスメントの範囲を超えて脅迫罪として犯罪になる可能性もあります。

3.人間関係からの切り離し

3つめは文言にすると学生のいじめのようですが、無視や隔離などの人間関係からの切り離しです。Aさんには仕事を教えるが、 同期のBさんには一切仕事を教えないなども該当するかと思います。

パワハラ分類 人間関係からの切り離し 過大な要求

4.過大な要求

4つめは目標設定と絡んでくると思いますが、過大な要求です。

会社によっては目標は高く設定し(前年比50%アップなど)、高い目標を設定することでブレークスルー、イノベーションを起こそうという狙いを持っているところもあるかと思いますが、明らかに遂行不可能な業務の強制はパワハラの対象となります。

5.過小な要求

5つめは過大な要求の逆で、過小な要求です。業務上のミスの処罰として、明らかに程度の低い仕事を振っているケースがあれば、パワハラの対象となります。

パワハラ分類 過小な要求 個の侵害

6.個の侵害

最後はプライベートへの過度な介入などの個の侵害です。容易に思いつく例としては男性から女性へのセクシャル・ハラスメントが該当するかと思いますが、それ以外にも家庭問題への過度な介入などもパワハラの対象となります。

あなたはどのパワハラに鈍感か?

みなさんはどのパワハラに敏感で、どのパワハラに鈍感でしょうか?
あなたが鈍感な分類で、あなたの部下がその分類に敏感だった場合、よりパワハラのリスクが高まります。

このようなパワハラについての認識をメンバー間で共有するサービスとして「ハラスメントフラグ」を提供しております。

詳しくはこちらをご覧ください。

認識のズレを見える化するハラスメント研修用ワーク「ハラスメントフラグ」

まとめ と 関連サービス

いかがでしょうか。パワー・ハラスメントと一言に言っても、大きく6つの種類に分類することができます。
パワハラ 種類

分類を理解することで全体像の理解が促進されると思いますので、ぜひ、社内で実施するパワハラ研修の参考にしてください。

また、パワハラについてはこちらの記事もぜひ御覧ください。

パワハラクイズ〜パワハラか否か、はたまたグレーゾーンか〜

企業研修や、労働組合での研修会などでチームビルディング研修の実施をお考えの方に向けて考えておきたいことを5W2Hの形式で記載しておりますのでチェックリストとしてご活用頂ければと思います。

5W2Hとは

今回は以下の項目の5W2Hを考えていきたいと思います。

Why:チームビルディング研修の目的・ゴールは何か?
What:どんなワーク、コンテンツを実施するのか?
When:いつ実施するのか?
Where:どこで実施するのか?
Who:誰を対象に実施するのか?
How:どのような運営体制で実施するのか?
How much:予算はいくらか?

それでは、1つずつ考えていきましょう。

Why:チームビルディング研修の目的・ゴールは何か?

なぜチームビルディング研修を実施するのか?という問いももちろん重要なのですが、ここではチームビルディング研修の目的・ゴールは何か?という問いに置き換えさせていただきます。

つまり、研修が終わった後にどのような状態になっていて欲しいか?ということです。

なお、弊社ではチームビルディングを以下のように定義しています。

チームメンバーが共通の目的に向かって、1+1が2より大きくなるようなチームワークを発揮している状態にすること

詳細は チームビルディングとは を御覧ください。

つまり、チームビルディング研修のゴールは

1.メンバーが納得できるボトムアップでの目標の設定
2.チームワークを発揮できるような関係性の構築

の2つに分かれます。
貴社の研修のゴールは上記の2点で言うとどちらでしょうか。

いや、そもそも、あなたの会社ではチームビルディング研修は不要かもしれません。

あなたの会社にチームビルディング研修が不要な3つの理由

What:どんなワーク、コンテンツを実施するのか?

上記の研修のゴール設定によって、どのようなワークやコンテンツを実施するのか、が変わってきます。

1.目標の設定をゴールとする場合

メンバーが納得できるボトムアップでの目標の設定をゴールとする場合は

メンバー同士がいま、何を考えていて、今後どのようにしていきたいか?を話し合うワーク

を中心に研修コンテンツを考えるのがよいでしょう。

2.関係性の構築をゴールとする場合

チームワークを発揮できるような関係性の構築をゴールとする場合は

楽しみながら、共通の目標に向かってメンバー同士で協力して取り組むワーク

を中心に研修コンテンツを考えるのがよいでしょう。

なお、2の関係性の構築をゴールとする場合はゲームを利用したワークが効果的です。

具体的なワークを知りたい方はこちらをご覧ください。

チームビルディングに効果的なゲーム10選+2

ゲームがチームビルディングに効果的な理由
知りたい方はこちらは下記をご覧ください。

ゲームがチームビルディングに効果的な3つの理由

When:いつ実施するのか?

以下のようなポイントを考える必要があるかと思います

  • 実施日はいつにするか
  • 休日の実施にするか
  • 何時間・何日間の実施にするか
  • 午前中/午後の実施にするか
  • 実施日は、参加者との調整が必要になるかと思います。
    弊社でお問い合わせが多いケースとしては
    実施日は平日、もしくは土曜日

    実施時間は2〜4時間

    午後13〜15時、13〜17時(その後、懇親会)
    ただし、午後からのスタートにすると業務に追われ参加できない社員が出てくることを懸念し、午前中に実施される企業様もありました。

    Where:どこで実施するのか?

    実施場所は大きく3ヶ所に分かれています。

  • 自社の会議室
  • 会社近くの貸し会議室
  • 熱海や千葉などの会議室付き宿泊施設
  • 会議室付き宿泊施設は海の近くや、温泉地を選択される企業様が多い印象を持っています。

    Who:誰を対象に実施するのか?

    whoに関しては対象社員と、人数がポイントになってきます。

    まず対象社員ですが、以下のような分類が考えられます。

    ・部署単位
    ・全社員
    ・階層別
    ・複数の支部(労働組合様に多い)

    この対象社員によって研修目的も変わってくるかと思います。
    具体的には以下のように変わってくることが多いです。

    1.メンバーが納得できるボトムアップでの目標の設定
    ⇒部署単位、全社員での実施が多い

    2.チームワークを発揮できるような関係性の構築
    ⇒全ての対象で実施

    また、人数に関しても対象社員によって変わってきます。
    弊社では10〜250名までの実施実績があり、最も多いのは15〜30名です。

    人数によって実施できるワークやコンテンツにも制限が出てくるかと思います。

    How:どのような運営体制で実施するのか?

    運営体制として考えられるのは以下の3つです。

    1.外部の研修会社に研修の実施を依頼する場合
    2.社員が研修内容を考え、実施する場合
    3.研修会社のコンテンツを利用して社員が実施をする場合

    3はイメージがわかないかもしれませんが弊社を含め、いくつかの研修会社では
    研修コンテンツのレンタルが可能となっています。

    弊社では講師派遣以外の選択肢として、ゲームキットの貸し出しによる社内講師での実施も可能です。

    社内講師が実施できるように動画でのマニュアルなどを用意しているため、品質が保証されているコンテンツを比較的低価格で実施できます。

    2025年6月現在、弊社でのNASAゲームの導入社数は約520社、受講者満足度は4.81(5点満点)となっております。

    最新の満足度はこちらからご覧いただけます。

    How much:予算はいくらか?

    研修に掛かる費用には以下が挙げられます。

  • 会場費
  • 交通費(会議室付き宿泊施設の場合)
  • 研修講師料
  • 備品代(ポストイットや模造紙など)
  • 飲食料やおかし等
  • 受講人数や実施時間にもよりますが、研修会社に研修の実施を依頼する場合、講師料として10万円から、というのが一般的だと思います。

    一方、先に紹介した研修コンテンツのレンタルの場合、安ければ3万円からという場合もあります。

    結論

    チームビルディング研修をご検討の方はチェックリストとして以下の5W2Hを確認頂ければと思います。

    Why:チームビルディング研修のゴールは何か?
    What:どんなワーク、コンテンツを実施するのか?
    When:いつ実施するのか?
    Where:どこで実施するのか?
    Who:誰を対象に実施するのか?
    How:どのような運営体制で実施するのか?
    How much:予算はいくらか?

    今回は採用関連で面白い記事を見つけたので共有したいと思います。
    この記事の内容は採用難と言われるこの時代の1つの対策になるだろうと思います。

    その記事がこちら。

    マイナビ2025年卒 企業新卒内定状況調査

    https://career-research.mynavi.jp/reserch/20241107_87889/

    採用難対策としての就職ファストパスとカムバックパス

    こちらの記事ではまず初めに企業側の採用難易度が高まっていることが取り上げられています。
    具体的には以下の2点です。

    2025年卒の採用充足率は70.0%で同時期の調査と比較して過去最低

    母集団の確保」に難しさを感じた企業が3年連続で増加

    マイナビ2025年卒 企業新卒内定状況調査

    若年層の人口減少や、内定辞退などによって採用充足率が未達であると考えられています。

    続いて、採用難時代の対策として就職ファストパスという仕組みについて取り上げられています。

    上場企業の2割近くが、内定辞退学生等が将来中途採用を受ける際に優遇する
    就職ファストパス」の導入を検討

    マイナビ2025年卒 企業新卒内定状況調査

    つまり、新卒採用時代に内定を出したが、辞退された人に対して、中途入社を希望した際には選考を一部優遇するというものです。これを就職ファストパスと呼んでいます。

    注意したいのは、選考を免除ではなく、一部優遇というところで、実際に中途入社を希望されても、現在は該当するポジションが空いていないということもあるでしょうし、新卒時代はポテンシャルを見て内定を出したが、社会人N年目としてのスキルを考えると現在の自社にはマッチしないということもあるでしょう。

    ちなみに、現時点ではほとんどの企業が採用ファストパスを実施していないので、逆に言えばチャンスと言えるでしょう。

    「就職ファストパス」について、現時点では87.3%の企業が「実施しておらず、検討もしていない」
    と回答し、実施企業は2.0%とわずかであった。


    画像引用:マイナビ2025年卒 企業新卒内定状況調査

    ここまでがマイナビさんのレポートでしたが、ここからはカムバックパスについてもご紹介したいと思います。

    カムバックパスは弊社代表の千葉が新卒で入社したワークスアプリケーションズというIT企業でも2010年代に導入されていた制度で、退職時にカムバックパスを申請すると、退職後3年位内であれば、退職時と同じ年収で再入社できるというものだったそうです。

    退職時と同じ年収で再入社できるかどうかは企業によってことなりますが、カムバックパスでは、退職した社員に対して、再入社のハードルを下げる仕組みです。みなさんも働いていれば、他の会社の芝生が青く見えることもあるでしょう。

    一度転職してみたが、やっぱり違った。意外と前の会社は良かったんだ、と気づいたときにカムバックパスがあれば再入社への心理的ハードルは下がるかなと思います。

    ちなみに、ワークスアプリケーションズという会社ではカムバックパスを申請するためには、上司2名以上の推薦が必要となっていたとのことです。つまり、2人の上司が推薦できないと判断した場合≒成果をあげられていない場合はカムバックパスが発行されないということになります。

    カムバックパスをより効率的に運用するために、卒業生をコミュニティ化する「アルムナイ」という仕掛けを実施している企業もあります。具体的なやり方でいえば、Facebookグループを作成して、定期的に会社の情報を発信したり、メーリングリストを作成したりしているところもあります。卒業生とKeep in touchしているという形になります。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。今回は採用難対策としての就職ファストパスとカムバックパスということでマイナビさんのレポートを引用しながらご紹介させていただきました。参考になれば幸いです。

    マイナビ2025年卒 企業新卒内定状況調査

    https://career-research.mynavi.jp/reserch/20241107_87889/

    弊社ではこれまでダイバーシティ&インクルージョンを体験から学ぶことができるビジネスゲームとして「バーンガ」を提供してきましたが、この度、バーンガの英語版での提供を開始しました。

    バーンガ英語版

    これまでは日本版のスライド、ルールシートでの実施のみの提供でしたが、

    スライドやルールシートを英語に対応し、外国人社員の方と一緒に研修を実施できるようになりました。

    なお、日本人は日本語版のルールシートを利用し、外国人の方は英語版のルールシートを利用して実施することも可能です。

    もともとバーンガはゲーム中は無言で実施するという仕組みになっていますので、

    最初のルールさえ理解できれば、ゲーム中は英語力や日本語力を問わずに実施できるゲームです。

    2025年12月現在、バーンガの導入社数は約30社、受講者満足度は社数が少ない影響もあり、5.0(5点満点)となっております。

    バーンガの詳しいルールや研修全体の流れについてはこちらをご覧ください。

    D&I、DEIを体験する「バーンガ」実施の詳しい流れ

    バーンガのテーマは異文化コミュニケーション、ダイバーシティ&インクルージョンとなっていますので、外国人社員との合同研修や、海外支社の社員の方との交流の機会に利用するにはぴったりのテーマだと思います。

    KDDI労働組合様での導入事例

    日本語版での実施ですが、KDDI労働組合様での導入事例を公開しています。

    株式会社HEART QUAKE

    弊社

    バーンガを実施してみてどのような効果があったと思われますか?

    お客様

    ご担当者様

    バーンガを実施したことで、
    暗黙知や前提の違いが、コミュニケーションや関係性に
    どれほど大きな影響を与えるかを体験的に理解する効果

    があったと考えています。

    アンケート結果からは、「自分の当たり前が通じない状況」や
    違和感を抱えながらも声を上げにくい心理」を、
    多くの参加者が実感していたことが分かります。

    これにより、異動や他部署とのやり取り、組合活動における意見調整など、
    日常のさまざまな場面と結びつけて考える視点が育まれました。

    また、最終的には、傾聴の姿勢や少数意見への配慮、前提の確認といった、
    組合活動において実践的に活かせる行動変容につながる気づき
    多く示された点も、大きな効果であったと感じています。

    【導入事例】KDDI労働組合様でバーンガを導入頂きました

    実施に向けての資料請求

    スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。

    弊社ではバーンガの実施にあたって、講師派遣型はもちろん、実施キット(パワーポイント資料含む)の貸出による社内講師での実施が可能です。

    バーンガを実施したいという場合はまずは下記より資料請求(無料)をお願い致します。
    ※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。

    お問い合わせ内容

    ※必須


    企業名

    ※必須


    ご担当者様氏名 (姓と名の間に半角スペースを入れてください)

    ※必須


    メールアドレス

    ※必須


    ※メールアドレスは企業アカウントのみ有効とさせて頂いております。
    研修目的

    ※必須

    ※研修の目的、ゴール、実施背景など箇条書きで構いませんのでご記入下さい。

    その他、実施時期や受講人数など(300文字以内)

    弊社ではゲームを使った楽しい・面白い研修を提供しています。
    しかし、問題は楽しいだけで学べないのではないか?ということだと思います。
    そこで、今回は「楽しい研修」は学べるのか?というテーマで、論文を紹介し、データで楽しさと気づきの関連性について書いてみたいと思います。

    「楽しい研修」は学べるのか?を調べた論文

    この記事は下記の論文を参考に書いております。

    社会人のアクティブラーニングにおける「気づき」の要因とその効果
    共分散構造分析と機械学習による実証研究(2018)

    松本 涼平, 柴 直樹, 河合 亜矢子, 大江 秋津

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasmin/2018s/0/2018s_230/_article/-char/ja/

    論文の中ではエレファントゲームというSCMのビジネスゲームを実施して、学習者のゲーム中の行動や感じたことを記録し、点数化しています。

    例えば、ゲーム中に気づきがあった回数を記録し、1:0回、2:1・2回、3:時々、4:ほとんど、5:常にのように点数化を行います。

    同様に、ゲーム中に楽しいと感じたか?も記録し、ざっくり書けば、「楽しさ」と「気づき」には相関があるのか?、また、「楽しさ」や「気づき」は何によって生まれるのか?を調査した論文となります。

    楽しいは学べる! という分析結果

    これらの調査結果に対して共分散構造分析を行った結果が下記のパズ図です。

    楽しい研修

    初めてパズ図を見る方はやや分かりづらいと思いますので簡単に解説していきます。まずは下図の赤枠を見てください。

    楽しさレベルから気づきレベルに対して矢印が見られます。これは楽しさのレベルが高いと気づきレベルが高くなる相関が認められることを示しています。つまり、楽しい≒学べることがデータとして証明されたわけです。

    しかし、気づきは楽しさからだけで説明できるわけではありません
    実は他の2つの要因も関連しています。

    その2つの要因が赤枠で示した「実務適合レベル」と「戦略改善提案レベル」です。それぞれを簡単に紹介しておきます。

    実務適合レベル:ゲームが現実で役に立つと感じた頻度

    戦略改善提案レベル:戦略の改善を提案した頻度

    つまり、楽しくて、現実で役に立ち、改善ができる(提案する)頻度が高ければ高いほど気づきが得られやすいということになります。ただ楽しいだけでは不十分なようです。

    では、楽しさは何によって生まれるのか?下の図を見ていただきたいと思います。

    論文によれば楽しさは意見の取りまとめレベルに影響を受けるということです。

    意見の取りまとめレベル:意見の取りまとめを行う頻度

    論文によれば人は他の人と意見をまとめる頻度が高いほど楽しいと感じることを示しています。したがって、1人で行うゲームよりも、複数人で行うゲームのほうがより楽しいと感じ、結果として気づきも生まれるということになります。

    また、この「意見の取りまとめレベル」は「楽しさレベル」だけでなく、「実務適合レベル」や「戦略改善提案レベル」にも影響を与えています。

    最後に、気づきは何を生み出すか?ということについて触れておきます。

    データによれば、「気づき」は「意見変更」と「共有価値レベル」に影響を与えています。

    意見変更:ゲーム開始前とゲーム後のアンケートで意見が変わったかどうか

    共有価値レベル:ゲーム終了後にのアンケートで、「知識を共有することの重要性」の点数

    したがって、「気づき」があるとその前後で「意見が変更される」可能性が高く、また、「知識共有の重要度」が増すという結果になっています。

    まとめ と 楽しい研修について

    いかがでしたでしょうか。この記事で楽しい研修は楽しいだけで学べないという疑念は払拭できたのではないか?と思います。

    ただし、気づきを促すには3つの条件があります。

    1.実務で使えそうだと思えること

    2.戦略の改善が可能なこと

    3.複数人で意見の取りまとめが必要なこと

    最後に参考文献をもう一度紹介しておきます。

    社会人のアクティブラーニングにおける「気づき」の要因とその効果
    共分散構造分析と機械学習による実証研究(2018)

    松本 涼平, 柴 直樹, 河合 亜矢子, 大江 秋津

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasmin/2018s/0/2018s_230/_article/-char/ja/


    最後に、弊社ではビジネスゲームと呼ばれるゲームを用いた研修を提供しております。
    詳しくはこちらをご覧ください。

    楽しく学びのあるチームビルディング研修向けゲーム12選

    今回は最近、話題の「傾聴」について、こちらも話題のオードリー・タン氏による10分でできる傾聴の練習法をご紹介したいと思います。

    オードリー・タン氏といえば、台湾のIT担当大臣として台湾全土のマスク流通状況がリアルタイムで分かるアプリを開発した人物として話題になりました。

    画像引用:https://www.huffingtonpost.jp/entry/audrey-tang-huffpost-live-1_jp_5f3292a2c5b6960c066c87c6

    オードリー・タン氏の関連記事を下記に紹介しておきます。

    オードリー・タン氏開発のワクチン予約 「弱者」に配慮

    リンク先:朝日新聞 DIGITAL
    https://www.asahi.com/articles/ASP764H1DP75UHBI00L.html

    さて、そんなオードリー・タン氏が推奨する傾聴の練習法の練習法ですが、最近読んだ下記の書籍のP.37で紹介されていました。

    天才IT大臣オードリー・タンが初めて明かす
    問題解決の4ステップと15キーワード

    オードリー・タン (著), 黄亜琪 (著), 牧髙光里 (翻訳)
    文響社

    オードリー・タンの傾聴の10分でできる練習法

    それでは具体的に練習法を紹介していきたいと思います。

    わずか10分間で対話力をアップする簡単な方法

    頭で考えるよりも、実践あるのみです。
    一番簡単な方法は、友達や家族をこんなふうに誘ってみることでしょう。

    「ちょっと私に付き合ってもらえないかな。
    5分間は絶対にあなたの話に口を挟まないと約束するよ。
    5分たったら私が、あなたから聴いた話の内容を説明するね。
    その後で今度は私が5分間話をするから、黙って聴いてほしい。
    試しに一度、練習してみよう。」

    この10分間の「傾聴」練習では、お互いに5分ずつ持ち時間があります。
    最初の5分は相手が話してあなたが聴く時間、次の5分は、
    相手の話を聴き終えたあなたが、何を聴いたか話す
    時間です。

    このような簡単なトレーニングで対話を深めていくことができます。

    天才IT大臣オードリー・タンが初めて明かす
    問題解決の4ステップと15キーワード

    オードリー・タン (著), 黄亜琪 (著), 牧髙光里 (翻訳)
    文響社
    P.37-38

    いかがでしょうか。とてもシンプルな練習法で、最初の5分、相手の話を黙って聴き、
    その後、5分間で聴いた話を話す、というものです。(まったく同じ通り話すという意味ではありません)

    ポイントは最初の5分で口を挟まないというところで、これがなかなか難しいのではないかと思います。

    特に、頭の回転の早い人ほど、相手の話の結論が見えたり、相手の抱える問題に対する解決策、アドバイスが思いついたりして、つい口を挟みたくなってしまうと思います。

    書籍は友達、家族と行うと書かれていますが、これを職場の傾聴研修の中で行い、トークテーマをいくつか用意しておき、2人に1ペアで、何度かペアを変えて練習するのは良さそうだと思います。

    このワークでは足りないところ

    ここまでオードリー・タンの10分でできる傾聴の練習法をご紹介してきましたが、当然、10分間でできることには限界があります。
    具体的には傾聴トレーニングとしては足りていない要素がいくつかあるように思えます。


    例えば、上図は傾聴+コーチングのプロセスをレベルで表したものですが、オードリー・タンの練習法では、一番最初のプロセスである、信頼関係の構築の部分が抜け落ちているように思えます。

    逆に言えば、2番目のプロセスである、相手の理解、問題の把握に特化しているとも言えます。

    ただし、相手の理解、問題の把握のための傾聴技法としてよく知られているものに以下の4つの行動があるのですが、このような理論的は解説がされるのかどうかも疑問が残ります。

    したがって、オードリー・タンの10分でできる傾聴の練習法は傾聴プロセスの中の相手の理解、問題の把握に特化している練習法と捉えて、不足している部分は別途補っていくことが必要かと思います。

    傾聴プロセスについてはこちらをご覧ください。

    傾聴研修で伝えたい「基本的傾聴の連鎖」

    まとめ と 関連サービス

    なお、書籍では今回紹介した10分でできる傾聴の練習法以外にもオードリー・タン氏が対話を重要視している記述が多く見られますので、ぜひ読んでみて下さい。


    なお、弊社では傾聴力研修で使えるビジネスゲームの傾聴チャレンジを提供しております。

    傾聴チャレンジでは、オードリー・タンのワークでは満たせていない傾聴技法についても触れております。

    詳しくはこちらをご覧ください。

    傾聴研修ゲーム「傾聴チャレンジ」のやり方

    今回は面白いレポートを見つけましたので共有させて頂ければと思います。
    具体的には生成AIの活用が生産性に与える影響についてのレポートとなります。
    それがこちらです。

    労働市場の未来推計2035
    パーソル総合研究所 ・ 中央大学
    2024年10月17日

    PDF版:https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/assets/roudou2035.pdf

    ホームページ:https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/spe/roudou2035/

    こちらのレポートでは、2035年の労働市場がどのようになっているのか?を分析されています。今回取り上げるのはその一部の生成AIについてだけとなりますが、ぜひ全文読んでみてください。

    生成AIの活用が生産性に与える影響


    画像引用:労働市場の未来推計2035 P38

    このレポートの中で今回取り上げるのは生成AIの活用が生産性に与える影響についてのページです。(P38)

    ここでは、生成AIを活用することで労働生産性を0.1~0.6%向上させるポテンシャルがあると記載されています。

    個人的には思っているよりもインパクトが小さいな、と感じています。
    というのは、先日公開した下記の記事では、ChatGTPの場合、簡単な論理クイズであれば一瞬で正解し、さらに画像の作成も行うことができます。

    アイスブレイクで使える論理クイズ「燃えるロープ」

    また、特にシステムエンジニア領域では、プロンプトを打ち込むだけでソースコードを記述したり、プログラム中のエラー箇所を特定することができるようになっています。このような状況を考えると0.1~0.6%というレンジは低すぎるのではないか?と思えるほどです。

    なお、このデータの元のマッキンゼーのレポートはこちから閲覧することができます。
    マッキンゼー:生成AIがもたらす 潜在的な経済効果

    こちらのレポートではさらに詳細に業務別に生成AIが与えるインパクトなどを図示してくれています。

    こちらを読むと、やはりシステムエンジニア領域ではインパクトが大きいことがわかります。これを踏まえるとマッキンゼーのレポートをあわせて読むことをおすすめします。

    ソフトバンクによるプロンプト文例集

    いやいや、生成AIなんてまだまだでしょ!という方はぜひ下記のソフトバンクによるプロンプト文例集を御覧いただき、実際に触ってみて頂ければと思います。

    ソフトバンクのアイデアを一挙公開!
    ChatGPTから高度な回答を引き出すプロンプト文例集

    https://www.softbank.jp/biz/solutions/smb/prompt/

    このような技術を使いこなすことで全てを自動化することはできずとも、労働生産性を0.1~0.6%、つまり、週40時間労働であれば週に2400分働いていることになりますので24分程度の時間短縮につながるかもしれません。

    今回は、ハラスメント研修について書いてみたいと思います。

    ご存知の通り、2019年5月に企業・職場でのパワハラ防止を義務付ける「改正労働施策総合推進法」(いわゆる、パワハラ防止法)が成立し、大企業は2020年6月1日から、中小企業では2022年4月1日から対応が義務付けられます。

    ついに今年の4月からは中小企業も対応が義務付けるということで準備に追われている方も多いと思います。

    厚生労働省による職場におけるハラスメント関係指針によれば、企業や対応すべき内容は大きく分けて以下の4点となります。

    1.事業主の方針等の明確化及びその周知・啓発

    2.相談(苦情を含む。以下同じ。)に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備

    3.職場におけるパワーハラスメントに係る事後の迅速かつ適切な対応

    4.1から3までの措置と併せて講ずべき措置
    ⇒相談者・行為者等のプライバシーを保護すること、また、その周知

    引用:職場におけるハラスメント関係指針(厚生労働省)
    https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/pdf/harassment_sisin_baltusui.pdf

    特に、1の事業主の方針等の明確化及びその周知・啓発を実施するために、多くの企業ではハラスメント研修を実施されると思います。

    実際に職場におけるハラスメント関係指針でも事業主は、職場におけるパワーハラスメントの原因や背景となる要因を解消するため、次の取組を行うことが望ましい。として研修について触れられています。

    コミュニケーションの活性化や円滑化のために研修等の必要な取組を行うこと。

    引用:職場におけるハラスメント関係指針(厚生労働省)
    https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/pdf/harassment_sisin_baltusui.pdf

    「あー、はいはい」と受け流されかねないハラスメント研修

    ということでハラスメント研修を実施することになると思いますが、受講者の中には「あー、はいはい、その話ね」と受け止める方もいるかと思います。
    これは、ほとんどの方がハラスメントを行っていないという認識もあると思いますが、
    ハラスメント研修では、「XXしてはいけません」といったようなNG項目/NGワードが多く説明されると思います。

    これはなんだか小学生の時の夏休み前に「XXしてはいけません」という話しをプリントを読まれながら説明されているような気分なのかもしれません。
    ただし、ハラスメントについては法的な罰則もありますので同じ気分では困るのですが。。。

    自分はハラスメントなんてしてない、関係ない、のに、XXしてはいけませんということを延々と聞かされるという状況が「あー、はいはい、わかりました」という感じ方につながるのかもしれません。

    私個人的に関連書籍を読んでいると、「それ(部下についてのうまい伝え方など)を全部やれるのは【聖人】では?」と思うところもあります。

    ハラスメント研修で伝えたい4つの項目

    では、ハラスメント研修では何を伝えたら良いのでしょうか?ここでは管理職向けのハラスメント研修を想定して、大きく4つの項目を挙げたいと思います。

    1.ハラスメントについての知識
    ⇒ハラスメントについての基礎知識、法的な罰則、NG事例など

    2.コミュニケーションのスキル
    ⇒アンガーマネジメント、伝え方など

    3.ハラスメントについての認識のズレを把握する
    ⇒ディスカッションや、ツールの利用

    4.人としてのあり方
    ⇒ベンジャミン・フランクリンの13徳目 など

    1つめはハラスメントについての知識で、ハラスメントとはなにか、パワハラ防止とは、いった基礎知識です。

    この話は少しお硬い話になりますが、事業主の方針等の明確化及びその周知・啓発が満たせないと思います。

    なお、弊社ではハラスメント研修で利用可能なパワーポイントスライドを販売しております。

    ハラスメント研修で使えるパワーポイント資料の販売について

    2つめはコミュニケーションのスキルについてで、ではハラスメントと言われないためにはどうしたらいいのか?という具体的な対処法を身につける必要があります。

    具体的にはアンガーマネジメントや、伝え方のスキルを身につけるのが良いと思います。

    3つめはハラスメントについての認識のズレを把握するということです。

    冒頭でも書きましたが、自分はハラスメントなんてしてない、関係ないと思っている方にハラスメントのことを伝えても暖簾に腕押しになってしまうかと思います。

    そこで、ケースを用いて、それぞれについてハラスメントだと思うかどうかを参加者同士でディスカッションしてもらうというワークをいれることで自分がハラスメントでは無いと思っていたものがみんなはそう思ってないことを認識してもらい、気をつけないと大変なことになるとなれば、ちゃんと話を聞いてもらえるかもしれません。

    なお上画像は弊社で提供しているとして認識のズレを見える化する「ハラスメントフラグ」となります。

    【導入事例】TRUSTDOCK 様にハラスメントフラグを実施いただきました

    4つめは人としてのあり方だと考えています。先ほど、「それ(部下についてのうまい伝え方など)を全部やれるのは【聖人】では?」と書きましたが、「人として良い人になる」というのが結果としてハラスメント対策にも繋がり、人生を豊かにすることにも繋がるのではないか?と思います。

    当然、「人として良い人になる」というのは容易いことではないのですが、NG項目/NGワードを散々聞かされるより、この際だから「良い人」を目指しましょうと言われたほうがポジティブな気持ちで研修に望める、という人もいるかと思います。

    「良い人」になるための正解手順など無いと思いますが、最も近いのがベンジャミン・フランクリンによる13徳目でしょうか。

    1.節制
    頭や体が鈍くなるほど食べないこと。はめをはずすほどお酒を飲まないこと。

    2.沈黙
    他人あるいは自分に利益にならないことは話さないこと。よけいな無駄話はしないこと。

    3.規律
    自分の持ち物はすべて置き場所を決めておくこと。仕事は、それぞれ時間を決めて行うこと。

    4.決断
    なすべきことをやろうと決心すること。決心したことは、必ずやり遂げること。

    5.節約
    他人や自分に役立つことにのみお金を使うこと。すなわち、無駄づかいはしないこと。

    6.勤勉
    時間を無駄にしないこと。いつも有益なことに時間を使うこと。無益な行動をすべてやめること。

    7.誠実
    欺して人に害を与えないこと。清く正しく思考すること。口にする言葉も、また同じ。

    8.正義
    不正なことを行い、あるいは、自分の義務であることをやらないで、他人に損害を与えないこと。

    9.中庸
    何事も極端でないこと。たとえ相手に不正を受け、激怒するに値すると思ってもがまんしたほうがよいときはがまんすること。

    10.清潔
    身体、衣服、住居、を不潔にしないこと。

    11.冷静
    つまらないこと、ありがちな事故、避けられない事故などに心を取り乱さないこと。

    12.純潔
    性の営みは、健康のためか、子供を作るためにのみすること。
    性におぼれ、なまけものになったり、自分や他人の平和な生活を乱したり、信用を失くしたりしないこと。

    13.謙譲
    イエスとソクラテスを見習うこと。

    ベンジャミン・フランクリンはこの13の徳目を毎週1つずつ「今週の課題徳」を決めて取り組んだとされています。

    まとめ

    いかがでしょうか。「あー、はいはい」と受け流されかねないハラスメント研修ですが、ただNG項目/NGワードを伝えるだけではなく、人としてのあり方を見直していっそ「良い人」を目指すためのきっかけにしていくという発想はいかがでしょうか。

    弊社ではハラスメント研修で使えるツールとして認識のズレを見える化する「ハラスメントフラグ」を提供しております。

    詳しくはこちらを御覧ください。

    認識のズレを見える化するハラスメント研修用ワーク「ハラスメントフラグ」

    先週、X(旧Twitter)で下記の画像がシェアされていて、とても興味深かったのでみなさんにも紹介したいと思います。

    その画像がこちらです。

    画像引用先「サイバーエージェントにおける、働きがいとエンゲージメント|サイバーエージェント」を開催しました

    こちらはサイバーエージェント社が実施されているとされる、人事制度を挑戦ー安心、金銭報酬ー感情報酬のマトリクスにマッピングした図となります。

    なお、こちらは2021年4月22日に公開された少し古い情報ですが、最近シェアされているということは今でも有効な情報だということかと思います。

    この画像の面白いところは人事制度をマトリクスにマッピングしているところだと思います。このように見える化することで、自社の人事制度がどこに偏っているのか、どこが足りていないのか、が把握しやすいというメリットがあるかと思います。

    また、個人的にうまいな、と思ったのが縦軸の上側を金銭報酬にしていないところが良いなと思いました。

    さて、みなさんの会社の人事制度をマッピングするとどのようになるでしょうか?

    続いて、下の画像をごらんください。


    画像引用先:ネット界隈の人事制度をまとめてみた

    実は最初の画像を見たときに、以前にみた上の画像を思い出して、近いなと思いました。
    それもそもはず、上の画像は最初の画像も取り込んでいて、さらに汎用的にされたものだからです。

    具体手には主に以下の3者の人事制度を参考にされているようです。

    1.サイバーエージェント(メガベンチャー)
    2.メルカリ(上場後スタートアップ)
    3.SmartHR(未上場スタートアップ)

    引用先:ネット界隈の人事制度をまとめてみた

    最初の画像よりも汎用性が高く、より自社の人事制度との差分がわかるかと思います。

    こちらの画像は、前述の「ネット界隈の人事制度をまとめてみた」の著者のみやもとかずのりさんがGoogleスライドにまとめてくれています。

    下記よりご確認いただけます。
    https://docs.google.com/presentation/d/1zts1GcHK_kKuumV9divJkFT-4yVsCXsYEILezcx4qEU/edit#slide=id.p1

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。今回はIT企業の人事制度マッピングということでご紹介させていただきました。


    画像引用先:ネット界隈の人事制度をまとめてみた

    こちらの画像を参考にして自社の人事制度を見直してみると面白いと思います。

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