【2024年度版】内定者研修・懇親会で使えるグループワークゲーム10選
今回は2024年度版の内定者研修・懇親会で使えるグループワークゲーム10選をご紹介したいと思います。
内定者研修や、内定者懇親会で、グループワークを企画されている担当者の方も多いと思います。
その目的は内定辞退の防止や、内定者同士の関係性作りなど企業によって様々だと思いますが、内定者研修や懇親会で具体的に何をしようかは決まっていないというケースが多いのではないでしょうか。
今回は「内定者研修・懇親会で使えるグループワークゲーム10選」と題して、内定者同士がお互いに「協力」してゲームに取り組み、楽しみながらもチームビルディング効果や、個々人の学びも期待できるコンテンツを紹介したいと思います。
コロナが終わって対面での実施をご希望の担当者の方も、地方内定者が多くオンラインでの実施をご希望の担当者の方もどちらでも対応可能です。
座った状態で行うグループワーク
・1.野球のポジション当てゲーム(情報共有) オンライン版あり
・2.モンスタービルディング(情報共有)
・3.ワークスタイルトランプ(相互理解) オンライン版あり
・4.みんなのクイズ(自社理解) オンライン版のみ
・5.消えた提案書の謎(謎解き)
・6.部課長ゲーム(フォロワーシップ) オンライン版あり
体を動かすグループワーク(対面のみ)
・7.脱出ゲーム「緊急出動」(脱出ゲーム)
・8.マシュマロチャレンジ(世界記録を目指す)
・9.ドミノ倒し「ロングタイムドミノ」(PDCA)
・10.ロゲイニングカード(アウトドア)
内定者研修の5つの目的
まずは、内定者研修を行う目的を確認しましょう。
どういった目的のためにそのグループワークをやるのか、そしてどういった効果を期待するのかによって、選ぶコンテンツは変わってきます。
1.チームビルディング
内定者懇親会/研修では、内定者同士の交流やチームビルディングにも役立ちます。同期の間でのコミュニケーションを深め、チームワークや協調性を養うことができます。
チームの関係性が深まる事で、内定辞退にもつながります。
2.コミュニケーション能力の向上
内定者懇親会/研修では、内定者のコミュニケーション能力を向上させるためにも有効です。研修を通じて、上司や同僚とのコミュニケーションの取り方や、お客様との接し方などを学び、適切なコミュニケーションができるようになります。
3.内定者の社会人基礎力の向上
内定者懇親会/研修では、内定者が社会人として必要なビジネススキルなどの基礎力を向上させるために行われます。
4.業務知識の習得
内定者懇親会/研修では、内定者に入社後に必要となる業務知識を習得させるためにも行われます。具体的な業務に関する知識や技能を身につけることで、仕事に迅速に適応できるようになります。
5.企業文化や理念の理解
内定者懇親会/研修では、企業文化や理念を理解し、共有するためにも有効です。ワークを通じて、企業の目的や価値観、方針などを内定者に伝え、会社の一員としての認識を深めることができます。
今回の記事では、「チームビルディング」「コミュニケーション能力の向上」そして「社会人基礎力の向上」を目的としたグループワークコンテンツを中心にご紹介します。
それでは具体的なグループワークゲームを紹介していきましょう。
座った状態で行うグループワーク
1.野球のポジション当てゲーム
まずはチームメンバーで協力してとある野球チームのポジションを当てるという「協力ゲーム」です。
メンバーそれぞれには数枚の情報カードが与えられており、それを口頭のみで伝え合いながら全員で情報共有する必要があります。
学びの要素としては情報を適切に伝えること、聞き出すこと、まとめることの重要性を学ぶことができるゲームです。
人数:3〜100名以上(1チーム4〜6名推奨)
狙い
チームで協力して問題を解決するためのコミュニケーション力を高める
2024年2月現在、弊社での野球のポジション当てゲームの提供実績は約170社、受講者満足度は4.83(5点満点)となっております。
ゲーム内容の詳細はこちらをご覧ください。
コミュニケーションゲーム「野球のポジション当てゲーム」
なお、野球のポジション当てゲームはオンライン版のご用意がございます。
詳しくはこちらをご覧ください。
オンラインで実施可能なグループワーク!野球のポジション当てゲームオンライン
2.モンスタービルディング
時間:30分〜1時間程度
狙い
ホウレンソウの練習と、立場によって見え方が異なることへの理解
チームメンバーで協力して、ブロックを使ってとあるモンスターを制作するという「協力ゲーム」です。
前述の野球のポジション当てゲームよりも難易度としては簡単なコミュニケーションゲームとなります。
野球のポジション当てゲーム同様、メンバーそれぞれには数枚の情報カードが与えられており、それを口頭のみで伝え合いながら全員で情報共有する必要があります。
カードにはモンスターをある一方向から見たときの情報しか与えられていません。(横側の一部だけ、や、前からだけ)
学びの要素としては情報を適切に伝えること、聞き出すこと、まとめることの重要性はもちろん、見る角度が異なれば話が噛み合わないこともあることからコミュニケーションをとってそのギャップを埋めることが重要であるを学ぶことができるゲームです。
導入事例として、PHC様での内々定者懇親会での利用を掲載しております。
導入事例 PHC株式会社様の内々定者懇親会での利用
ゲーム内容の詳細はこちらをご覧ください。
ブロックを用いたコミュニケーションゲーム「モンスタービルディング」
3.ワークスタイルトランプ
時間:20分〜1時間程度
狙い
自己分析の棚卸しと他のメンバーの理解
内定者同士で「働くことへの価値観」を相互理解するための「コミュニケーションゲーム」です。
トランプには「働く上で大事だと思う価値観」を表すキーワードが書かれており、52枚のカードから自分が重要だと思うものを10枚選ぶと、そのひとの働き方の指向性を分析することができます。
分析後、相互インタビューを行い、お互いがどのような価値観を持っているのかヒアリングすることでより深くお互いを知ることができるゲームです。
学びの要素としては、自分の理想の働き方について考えること、また、働き方についての様々な考え方があることを知ることが挙げられます。
2024年2月時点でワークスタイルトランプ(カード版)の導入社数は約150社、受講者満足度は4.63(5点満点)となっています。
導入事例はこちらをご覧ください。
クックパッド様の内定式でのワークスタイルトランプの活用
また、ワークスタイルトランプはオンライン版がございます。
詳しくはこちらをご覧ください。
オンライン内定者懇親会で使える相互理解ゲーム「ワークスタイルトランプ・クラウド」
6.みんなのクイズ
クイズ形式で実施できる自社理解ゲームそれが、みんなのクイズです。
みんなのクイズはその名の通り、参加者全員に関連があるような問題をクイズとして出題し、自社理解や、メンバーの相互理解を促すことを目的に開発されました。
例えば、会社の沿革についてのクイズを出すことで自社理解を促します。
回答は受講者のスマートフォンから可能で、平成教育委員会のように全員の回答を見ることが可能です。
また、多数派が正解となるような問題を出題することも可能です。
なお、オリジナル問題の作成が可能となっていますので、自社理解や内定者同士の相互理解を促す問題を出題することも可能です。
時間:10分〜60分程度
狙い
クイズ形式での会社理解と相互理解
みんなのクイズについてはアンケート回答社数が30社に満たないため、満足度は表示しておりません。
具体的な内容はこちらにも記載しています。
クイズでレクリエーション!「みんなのクイズ」
5.消えた提案書の謎
続いては、謎解きゲームの「消えた提案書の謎」です。
消えた提案書の謎はチームに分かれて、消えてしまった提案書を探すというゴールに向かって謎解きを行います。
一般的な謎解きよりも難易度が低めに設定されており、謎解きが苦手な方でも論理的思考を発揮すれば解ける問題が用意されているなど初心者にも安心な内容となっております。
2024年2月現在、消えた提案書の謎の導入社数は約40社、受講者満足度は4.86(5点満点)となっております。
所要時間:約60-120分(通常90分)
人数:4〜100名以上可能(1チーム4〜6名)
狙い
楽しく盛り上がるレクリエーションの実施
詳細はこちらからご確認下さい。
「消えた提案書の謎」|謎解きチームビルディング研修
7.部課長ゲーム
続いては部課長ゲームです。部課長ゲームでは、仕事の目的を把握することの重要性や、報告・連絡・相談の重要性の理解といったこれまでのゲームよりもより仕事感を感じるゲームとなっています。
ゲーム後にはフォロワーシップ理論の紹介を行うなど、より研修感があるゲームとなります。
ただし、部課長ゲームはゲーム中、無言での実施となりますので、これまでのゲームとは違っていわゆるコミュニケーションの推進には向きません。ご了承ください。
ただし、無言での実施にも関わらず、約90社の実施で、受講者満足度5点満点で4.75となっており、多くのお客様に満足いただいております。(2024年2月現在)
部課長ゲームの具体的な内容についてはこちらを御覧ください。
部課長ゲームのやり方
所要時間:約60-90分
人数:4〜100名以上可能(1チーム4、5名)
狙い
目的把握や報連相の重要性の理解
フォロワーシップの理解
なお、部課長ゲームはオンライン版がございます。
報連相や目的共有の重要性を学ぶ「部課長ゲームオンライン」
体を動かすグループワーク
ここからは、体を動かすグループワークを紹介していきます。会議室の中で実施できるものが中心ですが、アウトドアで行うコンテンツも紹介します。
7.脱出ゲーム「緊急出動」
時間:30分〜1時間程度
狙い
ホウレンソウの練習と、立場によって見え方が異なることへの理解
会議室でも実施できる脱出ゲームです。
図のようにロープを置き、ゲームフィールドを作ります。
それぞれに与えられた情報カードを共有し、1人1人のフィールド上の立ち位置を特定します。
その後、なぞなぞを2問解くと、出口の位置がわかり、出口から脱出することができればゲーム終了です。
これまでのゲームと比べて、身体も動かすことが特徴であること、全員が話さなければ解決しないゲーム(傍観者を産まない)となっています。
学びの要素としては、野球のポジション当てゲーム同様、情報を適切に伝えること、聞き出すこと、まとめることの重要性を学ぶことができるゲームです。
2024年2月現在、導入社数は約90社、受講者満足度は4.58(5点満点)となっております。
導入事例はこちらをご覧ください。
内定者懇親会で脱出ゲームを実施 (株式会社フィードフォース様)
8.マシュマロチャレンジ
時間:30〜2時間程度(実施回数によって調整可能)
狙い
世界記録へのチャレンジ
チームメンバーで協力し、パスタ、マシュマロなどを使ってできるだけ高いタワーを建てる
ことを目的としたゲームです。
学びの要素として、複数回ゲームを繰り返すことでPDCAサイクルに対する学びを深めることができます。
99cmと言われている世界記録を目指すというエンターテイメント感もあり、みんなでものづくりを行う楽しさを感じるゲームです。
2024年2月現在、導入社数は約170社、受講者満足度は4.88(5点満点)となっております。
マシュマロ・チャレンジのやり方と92cmの最高記録
9.ドミノ倒し「ロングタイムドミノ」
時間:30分〜1時間程度
狙い
PDCAを回す体験と、発想転換の体験
ドミノ倒しを用いたチームビルディングゲームです。
チームに与えられた100〜200個のドミノを並べ、一斉に倒します。最も長い時間ドミノが倒れ続けたチームの勝利です。
部屋にあるものは何でも使って良いというルールにすることで創造性が発揮されます。
学びの要素として、今あるものの別の使い方を考えるという創造的発想が求められます。
弊社での受講者満足度は5点満点で4.88 (導入社数約90社)となっております。(2024年2月現在)
導入事例はこちらをご覧ください。
クックパッド様でドミノを使った内定者ワークを実施
10.ロゲイニングカード
最後はアウトドアで実施できる「ロゲイニングカード」というゲームです。
ロゲイニングカードは4〜6名のチームに与えられたカードに描かれているお題を見つけて写真を撮る事でポイントを獲得していくゲームです。
制限時間内により多くの得点を獲得できたチームの勝利となります。
チームで戦略を立てて、Googleマップなどを見ながら効率的に回れそうなルートを探しつつ、歩いている間に雑談をしながら親睦を深めていく形式のゲームとなります。
時間:2〜4時間程度
狙い
チームビルディングと会社周辺の土地勘の把握
2024年2月現在、弊社でのロゲイニングカードの提供実績は約40社、受講者満足度は社数が少ない影響もありますが、5.0(5点満点)となっております。
ゲームの詳しい内容についてはこちらを御覧ください。
アウトドアでチームビルディング研修「ロゲイニングカード」
まとめ、PDF資料請求(無料)
いかがでしたでしょうか。
人数、時間、目的、場所の制約など考慮して貴社にあったゲームを実施して頂ければと思います。
各ゲームの詳細へのリンクはこちらにまとめておきます。
野球のポジション当てゲーム
モンスタービルディング
ワークスタイルトランプ(導入事例へのリンク)
みんなのクイズ
消えた提案書の謎
部課長ゲーム
脱出ゲーム(導入事例)
マシュマロ・チャレンジ
ドミノ(導入事例)
ロゲイニングカード
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