新卒採用のオンライン化が進み、選考グループワークや内定者研修をオンラインで実施したいという企業が増えています。
しかし、オンラインでのグループワークには「配布物をどうするか」「候補者の動きをどう評価するか」「運営の手間をどう減らすか」といった課題がつきものです。
弊社(株式会社HEART QUAKE)では独自のオンライングループワーク用システムを開発し、Zoom・Teamsなどのウェブ会議システムと組み合わせて実施できる仕組みを提供しています。
今回は、採用選考や内定者研修で活用できる5つのオンライングループワークツールをご紹介します。
5つのオンライングループワークツール 比較一覧表
※レンタル料金は社内講師での実施、20名程度の場合の目安です。講師派遣プランもございます。
オンラインで実施可能なグループワーク用ツール5選
グループワーク特有のツールの配布という物理的な課題を、オンラインシステムにすることで解決しています。
例えば、1人にX枚のカードを配布するといったワークについては、チーム用のURLにアクセスすると、自動的に個人にカードが割り当てられ、自分が見ている画面と他の人が見ている画面では違うカードが表示されます。
採用担当者の方は、候補者がどのようにチームで議論し、合意形成を行うかをZoom等の画面越しに観察できます。
それでは、実際のツールを紹介していきましょう!
1.合意形成ゲーム「NASAゲームオンライン」

まず、1つ目はNASAゲームです。
NASAゲームはチームでの合意形成を行うゲームです。
月に不時着した宇宙飛行士という設定で、320km離れた母船に戻るため、手元に残った15個のアイテムに対して優先順位をつけていくゲームです。
まずは個人で優先順位をつけ、次にグループで話し合い、グループとして優先順位をつけていきます。できるだけ妥協なく、合意の上で決定することが求められます。
このゲームの面白いポイントはNASAによる模範解答があることです。
模範解答に最も近い個人、及び、チームの勝利となります。
弊社では独自のシステムを開発し、オンラインで回答を入力できるようにしております。

※画面デザインは開発時のものとなります。
個人ワークは各自が自分なりの回答を入力し、その後、zoomなどを使ってチームでディスカッションを行い(複数チームの場合はブレークアウトルームを利用)、最終的にチームの回答を入力頂きます。
オンラインにすることで、得点計算やランキング表示などが自動化され、運営がスムーズになります。

※画面デザインは開発時のものとなります。
ゲーム後の振り返りはファシリテーターの画面共有機能を用いて実施していきます。
採用選考では、候補者の「合意形成力」「リーダーシップ」「傾聴力」を観察できます。自分の意見を押し通すのか、他者の意見を取り入れながら合意を目指すのか、といった行動特性が見えやすいゲームです。
2026年3月現在、NASAゲームの導入社数は約550社、受講者満足度は4.81(5点満点)となっております。

最新の満足度はこちらからご覧いただけます。
提供方法はzoomなどを用いてのファシリテーター込み(講師派遣)と、ファシリテーターは社内講師で実施し、オンラインツールの利用のみ(パワーポイントの運営スライド、zoomの利用マニュアル付き)の2パターンとなります。
なお、NASAゲームオンラインの詳細についてはこちらを御覧ください。
2.桃太郎村の地図オンライン

桃太郎村の地図は、各自に与えられた情報カードを口頭のみで伝え合い、情報を整理して、最終的には、桃太郎村の地図のうち、「村長の家」がどこにあるのかを特定し、地図を完成させる、というグループワークゲームです。(下画像は情報カードの例)
この種のゲームはジグソーメソッド(ジグソー法)と呼ばれる手法を活用したもので、お互いの持っている異なる情報や知識を共有し、共有知によってものごとの全体像を把握したり、お互いの知識を補完できるという効果があります。
桃太郎村の地図の特徴は、桃太郎村という架空の村の地図があり、その村に存在する建物(よろずや、八百屋、神社など)が、何がどこにあるのかを特定していくというところにあります。
弊社では独自のシステムを開発し、オンラインでカード配布・閲覧・回答を入力できるようにしております。
採用選考では、候補者の「情報整理力」「要点を簡潔に伝える力」を観察できます。制限時間が短めのため、短時間での選考グループワークにも適しています。
2026年1月現在、桃太郎村の地図オンラインの導入社数は約180社、受講者満足度は4.63(5点満点)となっております。

なお、桃太郎村の地図についてはこちらも御覧ください。
3.野球のポジション当てゲームオンライン

野球のポジション当てゲームは、前述の桃太郎村の地図同様、各自に与えられた情報カードを口頭のみで伝え合い、情報を整理して、最終的には、野球のポジションのうち、誰が、どのポジションなのかを特定させる、というグループワークゲームです。(上画像は情報カードの例)
ゲームの構造としては桃太郎村の地図と同じですが野球のポジション当てゲームの方が難易度が高く設定されています。
桃太郎村の地図
・制限時間は15〜20分
・正解率:90%程度 (ほとんどのチームが特定可能)
野球のポジション当てゲーム
・制限時間は30〜40分
・正解率:70%程度 (10チームの実施であれば2〜3チームが特定できない)
これは、野球のポジション当てゲームの方がより、ロジカルシンキングを必要とし、コミュニケーションをうまくとっていくことを意味しています。どちらを選択されるかは対象者や目的によると思います。
こちらも弊社では独自のシステムを開発し、オンラインでカード配布・閲覧・回答を入力できるようにしております。
採用選考では、候補者の「論理的思考力」「情報伝達の正確さ」を評価できます。難易度が高いため、候補者の思考力に差がつきやすく、選考グループワークとして特に適しています。
2025年8月現在、野球のポジション当てゲームオンラインの導入社数は約170社、受講者満足度は4.82(5点満点)となっております。

最新の満足度はこちらをご覧ください。
なお、野球のポジション当てゲームについてはこちらも御覧ください。
4.ヒアリングチャレンジオンライン

※画面デザインは開発時のものとなります。
ヒアリングチャレンジは車の販売員になった設定で、来客されたお客様に対して、最適な車を提案するという営業の疑似体験ゲームです。
ゲームは販売員からお客様への質問を10回行い、カードに書かれたお客様からの回答を元に「9種類の車種」 ✕ 「色、内装などのオプション」 から最適な車を提案します。
※オフラインでの実施の様子
2〜4名1チームに分かれて、同じチームメンバーと相談しながらどのカードをオープンするべきか決定していきます。
採用選考では、候補者の「ヒアリング力」「仮説思考力」「提案力」を評価できます。実際に東証1部上場の大手専門商社で採用グループワークとしての導入実績があり、ワーク後に志望度が上がったと答えた学生が42%にのぼるなど、候補者の志望度向上にもつながっています。
2026年3月現在、ヒアリングチャレンジの導入社数は約80社、受講者満足度は4.88(5点満点)となっております。

東証1部上場の大手専門商社でのヒアリングチャレンジの採用グループワークでの導入実績は下記記事を御覧ください。
5.IT業界向け 「THEクリティカルパスオンライン」

THEクリティカルパスは主にIT業界向けのグループワークとなります。プロジェクトマネジメントの手法の1つとして知られるクリティカルパスをテーマとしたグループワークです。
ゲームとしては先程ご紹介した野球のポジション当てゲーム同様、ジグソーメソッドと呼ばれる手法を用いて、各人が分断された情報を持ち寄って1つの答えを導く協力型のゲームです。
上画像のようなプロジェクトのアローダイアグラムがあるとします。
情報カードの1例として下画像のようなカードが存在します。

上の情報カードによって、タスクAの場所が特定できます。
他にも下画像のような情報カードが存在します。

上の情報カードだけでは何も特定できませんが、タスクCに掛かる日数がわかれば、DはC+1の日数が掛かることがわかります。
このような情報カードをグループメンバーにバラバラに配布し、お互いにそれを見せることはできず、口頭だけで情報を伝え合い、制限時間内にプロジェクトの完了日数を特定してもらいます。
また、本番用(上のアローダイアグラムは例題で本番用はもう少し複雑です)のアローダイアグラムではプロジェクトの完了日数だけではなく、そのタスクの完了が1日遅れるとプロジェクト全体の完了が遅延するタスクを3択の中から選んでいただきます。
※クリティカルパスについての事前知識が無くても論理的思考によって解くことが可能です。
IT企業の採用選考では、候補者の「論理的思考力」「プロジェクト管理の素養」を評価できます。IT業界の業務に直結するテーマのため、候補者のモチベーションや適性を把握しやすいゲームです。
THEクリティカルパスについてはアンケート回答社数が30社に満たないため、受講者満足度は表示しておりません。
スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。
まとめ:選考フェーズ別おすすめツール
会社説明会のアイスブレイクに
短時間で盛り上がり、候補者の緊張をほぐしたい場合は「桃太郎村の地図」がおすすめです。30分〜1時間で実施でき、正解率も高いため候補者に達成感を与えられます。
選考グループワークに
候補者の思考力やコミュニケーション力をしっかり評価したい場合は「NASAゲーム」または「野球のポジション当てゲーム」がおすすめです。NASAゲームは合意形成力を、野球のポジション当てゲームは論理的思考力をより重点的に評価できます。
営業職の適性を見たい場合
営業系の職種を採用する場合は「ヒアリングチャレンジ」がおすすめです。実際に大手商社での採用実績もあり、候補者のヒアリング力や提案力を直接評価できます。
IT業界の採用に
ITエンジニアやプロジェクトマネージャーの採用選考には「THEクリティカルパス」がおすすめです。業務に直結するテーマで候補者の適性を評価できます。
なお、弊社では上記5つ以外にも20種類以上のオンライングループワークをご用意しています。詳しくはゲーム一覧ページをご覧ください。
実施を検討いただくにあたって
弊社では講師派遣以外の選択肢として、ゲームシステムの貸し出しによる社内講師型での実施が可能です。

提供するパワーポイントには講師向けのトークスクリプトや解説が含まれています。

詳細な資料や、デモ(体験版)の確認をご希望の方はまずは下記より資料請求をお願いします。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 費用はどのくらいですか?
A. キットレンタルは5万円〜です。購入可能なゲームもあります。詳細な金額はゲームの種類や参加人数によって異なりますので、お気軽にお問い合わせください。
Q. 何人くらいの規模で実施できますか?また、所要時間はどのくらいですか?
A. 1名〜100名以上まで対応可能です。所要時間はゲームによって異なりますが、1〜2時間程度です。説明や振り返りを含めると、ゲーム1種類あたり1〜1.5時間を見込んでください。
Q. オンラインでも実施できますか?
A. 本記事で紹介しているゲームは対面での実施を前提としています。オンライン対応のゲームについてはお問い合わせください。
Q. 社内のスタッフだけで実施できますか?
A. はい。キットレンタルには運営用スライド(パワーポイント)や動画マニュアルが付属しているため、社内の講師・ファシリテーターだけで実施可能です。
Q. レンタルの期間や返却方法を教えてください。
A. 実施日の2週間前にお届けし、実施後3営業日以内にご返却いただく形です。届いたキットを実施後にそのまま返送いただくだけで完了です。詳細はお問い合わせ時にご案内いたします。