コミュニケーション研修や、採用選考のグループワークで利用可能な「無人島での出来事」というゲームを紹介します。
コンセンサスゲームとはチームメンバーとの合意形成(コンセンサス)を行う必要があるゲームです。

「無人島での出来事」は無人島に流れ着いた5人の登場人物の中から「許せない」人物を決めていくコンセンサスを求めるゲームです。

具体的には、まず自分の意見を提示し、その後、チームで話し合いながら全員で1つの結論を導くという流れになります。

時には意見が対立するときもあるでしょう。それを多数決や、諦めではなくしっかりと話し合って合意することを目的としています。

無人島での出来事のルール

昔、とある船が嵐のため沈没しました。乗客は2隻のボートに別れて漂流しました。

一隻には若い女性と水夫と老人が、もう一隻には女性のフィアンセとフィアンセの親友が乗っていました。

若い女性の乗ったボートはある無人島に漂着しました。
若い女性はフィアンセも同じ島に流れ着いていないか島中を探しましたがどこにもいませんでした。

少し離れたところに同じような島があることに気づいた若い女性は、フィアンセがあの島に流れ着いているかもしれないと思い、水夫にその島に連れて行くよう頼みました

水夫は一晩自分と過ごすことを条件に了承しました。
若い女性は悩み、老人に相談しました。
老人は「私には判断できない。あなたにとって何が1番大切か考えて判断しなさい。」と助言しました。

若い女性は、水夫と一晩共にし、水夫は約束どおり若い女性を隣の島へ運びました

無人島に辿り着くと浜辺にフィアンセが立っていました。
若い女性は嬉しさのあまりボートから海に飛びこんでフィアンセに駆け寄り抱き締めました。

若い女性は、迷いながらも水夫に抱かれたことを正直にフィアンセに話しました
フィアンセは落胆し彼女を突き飛ばしどこかへ去ってしまいました

悲しむ女性にフィアンセの親友が近づき「僕のほうからいつかフィアンセに話すから、それまで僕が君と一緒にいてあげるよ」と言いました。

若い女性、水夫、老人、フィアンセ、フィアンセの親友の5人で許せないと思う順位を付けて下さい。(最も許せない人が1となります。)

「無人島での出来事」のやり方

ゲームは以下の流れで実施されます。

1.ルールの説明
2.まずは個人で考えます(5~10分間)
3.グループ(4〜6名)で考えます(15~30分)
4.グループごとの発表(優先順位とその理由)
5.振り返り

全体を通して1時間〜1時間半程度となります。

無人島での出来事には答えがない

なお、無人島での出来事には答え(模範解答)がありません

他のコンセンサスゲームでは答え(模範解答)があり、それによって最優秀チームや、最優秀個人賞などの結果を発表することができます。

一方、無人島での出来事では答えが無いため、チームとしての発表で終了です。

答えがあるコンセンサスゲームの場合は実施の流れもこのように変わります。

1.ルールの説明
2.まずは個人で考えます(5~10分間)
3.グループ(4〜6名)で考えます(15~30分)
4.グループごとの発表(優先順位とその理由)
5.答えの発表
6.得点計算と優勝チーム発表

※5,6は答えがあるコンセンサスゲームの場合
7.振り返り

もし、答えのあるコンセンサスゲームを実施しようと考えているという方がいらっしゃればこちらの記事も合わせてご覧ください。

4つのコンセンサスゲーム(NASA、砂漠、雪山等)の違いとは?

「無人島での出来事」実施キットのご案内

弊社では「無人島での出来事」を社内講師で実施するためのパワーポイント、ワークシート(PDF)、講師向けの動画マニュアルを提供しております。

金額は2万円(税別)で、お申し込み後、データ納品させていただきます。

概要はこちらをご覧ください。

パワーポイントスライドにはゲーム後の振り返りについてのスライドも含まれております。

お問い合わせはこちらからお願いします。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。

お問い合わせ内容

※必須


企業名

※必須


ご担当者様氏名 (姓と名の間に半角スペースを入れてください)

※必須


メールアドレス

※必須


※メールアドレスは企業アカウントのみ有効とさせて頂いております。
研修目的

※必須

※研修の目的、ゴール、実施背景など箇条書きで構いませんのでご記入下さい。

その他、実施時期や受講人数など(300文字以内)

今回はタイトルの通り、期間限定ではありますが、講師派遣型の研修を無料で提供しております、というお話をさせて頂ければと思います。

研修を実施したいが予算が無い、というご担当者様のお役に立てれば幸いです。

なお、弊社では1年間で400社以上の研修を実施しております。

導入実績の一例(敬称略)

グーグル合同会社、Apple Japan 合同会社、アマゾンジャパン合同会社、
日本マイクロソフト株式会社株式会社日本政策投資銀行、株式会社みずほ銀行、
アサヒビール株式会社、パナソニック株式会社、三菱商事株式会社、
三井物産株式会社、三菱重工業株式会社、株式会社デンソー、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)、全国労働者共済生活協同組合連合会(COOP)

詳しくはこちら

ただし、いくつか前提条件がございます。

条件1.いくつかのビジネスゲーム研修に限定

1つめの条件は、弊社はビジネスゲームというゲームを用いた研修を提供する研修会社となります。

従いまして、無料での講師派遣型の研修を提供と言っても、弊社のビジネスゲームを用いた研修の提供に限る、ということになります。

また、無料で実施可能なビジネスゲームは下記のみとなります。

1.多様性ゲーム「バーンガ
⇒ダイバーシティ&インクルージョンやアンコンシャスバイアス研修として

バーンガ詳細ページ

2.「死の疑似体験ワーク
⇒キャリアデザイン研修や、シニア向け研修として

死の疑似体験ワーク詳細ページ

3.コンセンサスゲーム「船長の決断
⇒チームビルディングやリスク管理研修として

船長の決断詳細ページ

4.傾聴ゲーム「傾聴チャレンジ
⇒コミュニケーション、傾聴力UP研修として

傾聴チャレンジ詳細ページ

5.コミュニケーションゲーム「グラコミ
⇒特に若手社員のコミュニケーション研修として

グラコミ詳細ページ

6.SDGsゲーム「共有地の悲劇ゲーム
⇒SDGs研修やシステム思考研修として

共有地の悲劇ゲーム詳細ページ

なお、対象コンテンツは随時入れ替わります。

条件2.導入事例への協力依頼

また、2つめの条件は「導入事例の掲載にご協力頂くこと」となります。

導入事例とは弊社のブログで、実施の様子や、ご担当者様のご感想を掲載させて頂く形式となります。
具体的なイメージは下記をご覧ください。

【導入事例】株式会社ファソテック様の新入社員研修でジグソータウンを導入いただきました


受講者の顔などはモザイク加工させていただきます。

条件3.遠方での実施の場合は交通費が掛かる

3つ目の条件は、実施会場によって実費交通費のみご請求させて頂くという点です。
弊社の本拠地は神奈川県川崎市となっており、東京都23区、及び、神奈川県川崎市、横浜市での実施の場合は交通費のご請求は致しません。

それ以外の地域での実施の場合はJR川崎駅からの実施交通費(講師1名分)をご請求させていただきます。
また、JR川崎駅から公共交通機関で2時間以上掛かる開催地の場合は別途、出張費2万円をご請求させていただきます。

従いまして、実質的に完全無料で実施できるのは東京都23区、及び、神奈川県川崎市、横浜市での実施となります。ご了承ください。

実施をご希望の方はお問い合わせください

無料での講師派遣型の研修をご希望の方はまずは下記フォームよりお問い合わせください。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。

お問い合わせ内容

※必須

企業名 ※教育・研修事業を営まれている企業・団体様への提供は行っておりません

※必須


ご担当者様氏名 (姓と名の間に半角スペースを入れてください)

※必須


メールアドレス

※必須


※メールアドレスは企業アカウントのみ有効とさせて頂いております。

研修目的

※必須

※研修の目的、ゴール、実施背景など箇条書きで構いませんのでご記入下さい。

その他、実施時期や受講人数など(300文字以内)

今回は、社内イベントで、屋外(アウトドア)でのチームビルディング研修を企画する担当者
の方に向けての記事です。

・研修旅行や社内イベントで、外でできるチームビルディング企画をやりたい
行き先が決まっているが、何をやるかを考えなければいけない
・短時間で実施できる屋外チームビルディングコンテンツを探している(一部所要時間の長いコンテンツも紹介しています)

という方に読んで頂ければと思います。

今回は、以下の条件に合う研修企画をご紹介したいと思います。

・予算がほとんどかからない
・外部の講師を呼ばなくても、社内スタッフだけで運営・司会進行できる
・全員が楽しめて、盛り上がる

屋外でチームビルディング研修ができる場所(施設・プログラム)をこれからお探しという方は、
こちらも合わせてご覧ください。

>>屋外でのチームビルデイング研修ができる施設10選

屋外(アウトドア)での体験型研修は、いつもオフィスでしか会う事のない参加者にとっては新鮮な体験になるでしょう。

屋外で出来るチームビルディング

1.ロゲイニングカード


ロゲイニングとは、元々は地図、コンパスを使って、山野に多数設置されたチェックポイントをできるだけ多く制限時間内にまわり、得られた点数を競う野外スポーツです。ロゲイニングカードは、それを研修用にアレンジしたゲームで、チーム対抗で、お題カードに書かれた写真を撮影することでポイントが入ります。

お題にある物を発見した時の喜びをチームで共有できるので、楽しみながらチームビルディングができます。かつ高得点を出す為には、タイムマネジメントや戦略性という要素も重要になってきます。担当者も準備工数なしで実施でき、実施時間も調整できるので、社員旅行先や新入社員・内定者の懇親イベントとしても気軽に利用することができます。

対象人数:10〜100名以上
予算:5万円〜(キットレンタル)
実施時間:2〜5時間
場所:どこでも実施可能。

2024年2月現在、弊社でのロゲイニングカードの提供実績は約40社、受講者満足度は社数が少ない影響もありますが、5.0(5点満点)となっております。

最新の満足度はこちらからご覧いただけます。

ロゲイニングカードの詳細を見る

なお、防災に特化した防災ロゲイニングカードのご用意もございます。

防災ロゲイニングカードの説明ページ

2.ブラインドスクエア

ブラインドスクエア
参考URL:http://dik-tokai.blog.jp/archives/23420468.html

このゲームは、一本の長いロープを使います。また、参加者全員が目隠し状態です。
リーダーを1名決めて、チームメンバー全員でロープを持ち、
そのロープで正方形を作り、その1/4を他チームの正方形と重ねることがゴールです。

参加者全員が目隠し状態であるということと、このアクティビティのゴールをチームリーダーだけ知っているという状況でゲームがスタートします。

「目隠しを外した人は話せない」「目隠しをした人はしゃべれる」という
追加のルールを設定しアレンジすることもできます。

部署間やチームで一緒に仕事をする時に、何を、どのように伝えるべきかを考えてもらう際に有効です。

対象人数:1チーム6〜10名、上限なし
予算:1万円以下(目隠し、8-10mのロープ)
実施時間:30分〜1時間程度

ブラインドスクエアのやり方と3つの発展ルール

3.エビバディ・アップ

エビバディアップ
参考URL:http://blog-imgs-74.fc2.com/e/p/i/epinardnasu/2014122815061272e.jpg

このレクリエーションは、手をつないだ状態から立ち上がることを目指すゲームです。
まずは2人1組になって向かい合わせに座り、手をつないでつま先を互いにつけて、
一緒に立ち上がります。
2人から始まって4人、8人と増やしていき、最後はチーム全員で同時に立ち上がる事を目指します。

人数が増えるにつれて難易度があがるので、参加者のコミュニケーションや協力、
どうやって立ち上げるかの発想の転換が必要となります。

対象人数:指定なし
予算:0円
実施時間:30分〜1時間程度

「エビバディ・アップ」の詳細を見る(外部サイト)

※ページ中央です。

4.マシュマロリバー

マシュマロリバー
参考URL:http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sakanastone/20110612/20110612230839.jpg

チョコレートの川が流れる世界が舞台です。
みなさんは、チョコレートの川にマシュマロを浮かべて、それを足場にチームで
協力して向こう岸に渡らなければいけません。

ただし、マシュマロは誰かの体の一部が触れていないと、あっという間に川を流れていってしまいます。

このゲームは、川岸に見立てたロープ2本(6mの川幅に設置)と、
マシュマロに見立てたマット(30センチ四方)を(人数ー2)枚用意します。
例えば、12人で実施する場合は12-2=10枚のマットを用意します。

ファシリテーターが1名いて、ルールの説明と体から離れたマットを即座に回収していきます。
30分の制限時間の中で、果たして全員が向こう岸までたどり着く事ができるでしょうか?

「協力」「失敗体験」「達成感」がマシュマロリバーのポイントです。
1回目で達成できなくても、複数回実施することで、短時間でPDCAを回す経験もできます。

対象人数:指定なし
予算:1万円以下(ロープ・マット)
実施時間:1時間〜2時間程度

マシュマロリバーの詳細を見る

5.ヘリウムリング

ヘリウムリング
参照元:http://icebreak-iroha.jp/icebreak/helium-ring(現在は停止中)

ヘリウムリング​とは、チームで1つのフラフープを人指し指で支えている状態からスタートし、
誰の指も離れずに地面につけることができたら達成
というシンプルなゲームです。
シンプルなルールですが実際にやってみると奥が深く、フラフープを地面に向かって下げないといけないのですが、
人差し指が離れないように意識するとフラフープが上に上がってしまい、チームでの意思疎通が重要になります。

対象人数:1チーム6-10名
予算:1万円以下(フラフープ)
実施時間:20〜40分程度 ※複数回実施します。

詳しいやり方は他の記事にも記載がありますので、ご確認ください。

>>ヘリウムリング〜フラフープを使ったチームビルディングゲーム〜

6.フープリレー


画像参考:https://www.townnews.co.jp/0404/2013/07/05/194792.html

ファシリテーターの指示で、全員で手をつないで輪を作ってもらいます。
輪の一箇所の手を解いてフラフープを入れ、誰も手を離さずにフラフープを一周回すアクティビティです。

ルールのアレンジは自由ですが、まず最初に1回タイムを計り、それから15分程度練習時間を取ります。
15分の間には練習しても作戦を考えても構いません。
15分後に再度タイムを図り、タイムをどれだけ縮められるかを目指してもらいます。

対象人数:7-30名程度
予算:1万円以下(フラフープ・笛・ストップウォッチ)
実施時間:20分

フープリレーの詳しいやり方についてはこちらをご覧ください。

フラフープリレーのやり方と参考タイムについて

最後の2つは、せっかく屋外なのだから、走り回りたい!という方にチームビルディングアクティビティを紹介します。
走り回るので十分な広さが必要なのと、安全管理には十分気をつけてください。

7.地蔵鬼

地蔵鬼
画像参考:https://45mix.net/jizou-oni/

地蔵鬼は、おにごっこの一種です。研修場所に十分な広さのスペースがあり、体を動かすアクティビティを検討している方に向いています。
まずは、参加人数に応じて鬼の人数を決めます。参加者の5人に1人が鬼というバランスがいいでしょう。

鬼に捕まった人は、その場から動けません。(お地蔵さん状態です)
その時に、両足を開いて立ちます。
鬼の隙をついて、誰かが両足の下を潜ることができたらその人は再度逃げ出すことができます。

鬼チームが全員を捕まえることができたらゲームは終了となります。
足を潜るというルール以外にも、お地蔵さんのポーズで動けない人の前で両手を合わせて
お参りをすると動ける
というルールもあります。

対象人数:12名以上
予算:0円
実施時間:20-40分

8.しっぽ取りゲーム

しっぽ取りゲーム
参考URL:http://u-shizuoka.seesaa.net/article/269394087.html

しっぽ取りゲームは、全員が鬼の役をする鬼ごっこのようなものです。
参加者はそれぞれ自分のズボンから紐を出してぶら下げます。(テープや洗濯バサミで止めてもいいです)

ゲームがスタートしたら、自分のしっぽを取られないようにしながら、自分以外の人のしっぽを取ります。
しっぽを取られた人はその場で動かないか、あらかじめ決めておいた場所に移動します。
最後まで残った人が優勝です。

チームビルディングで実施する場合は、2チームに分かれて実施することで、戦略を考えたり、チームプレーをすることができます。

対象人数:10-30名程度
予算:1万円以下(紐、テープまたは洗濯バサミ)
実施時間:20-40分

まとめ

いかがでしたでしょうか。
弊社では一番最初に紹介したロゲイニングカードを製品として(キットのレンタル)提供しております。

詳しくはこちらを御覧ください。

ロゲイニングカードの詳細を見る

今回は、100名以上の大人数で実施するチームビルディング研修を探している研修担当者の方に向けての記事です。

100人以上の大人数で実施できる研修コンテンツを探している
準備期間が短くても実施可能
・社員同士のコミュニケーションを促進する研修にしたい

という方に向けて、弊社で提供している大人数にも対応可能なビジネスゲームをいくつかご紹介します。

なお、弊社では1年間で400社以上のチームビルディング研修を実施しております。

導入実績の一例(敬称略)

グーグル合同会社、Apple Japan 合同会社、アマゾンジャパン合同会社、
日本マイクロソフト株式会社株式会社日本政策投資銀行、株式会社みずほ銀行、
アサヒビール株式会社、パナソニック株式会社、三菱商事株式会社、
三井物産株式会社、三菱重工業株式会社、株式会社デンソー、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)、全国労働者共済生活協同組合連合会(COOP)

詳しくはこちら

研修の提供方法は、下記のいずれかとなります。

①社内講師(キットレンタル)
こちらで必要数のキットをご郵送でレンタル致します。社内講師の方でも実施できるよう、動画マニュアルや運営スライド(パワーポイント)を用意しているので、社内講師での実施にオススメです。

②講師派遣
弊社の研修講師がお伺いして、研修を実施致します。
ファシリテーションに不安がある場合や、全て任せて実施してほしいという場合にオススメです。

100名以上の大人数で実施するチームビルディング研修

1.マシュマロチャレンジ


マシュマロチャレンジとは、マシュマロとパスタを使い、チームで協力してより高いタワーを立てる事を目的としたゲームです。

世界中で実施されていて、チームごとに競い合う楽しさや、複数回実施することでPDCAを回す事の重要性を学ぶ事ができます。

世界記録の99cmを目指して、チームワークを発揮してください。

100名以上での事例をより詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。

100名以上でのマシュマロチャレンジ事例

2024年2月現在、マシュマロチャレンジの導入社数は約170社、受講者満足度は4.88(5点満点)となっております。

最新の満足度はこちらからご覧いただけます。

実施要項
【対象人数】12名以上推奨、上限なし(1チーム4名)
【実施時間】1~2時間
【予算】 ※100名での実施の場合
・運営スライドのみ:3万円
・キット購入:8万円(運営スライド含む)
・講師派遣:30万円(2時間の場合、キット料含む)

2.NASAゲーム

月で遭難した宇宙飛行士という設定で、生き残りを掛けて優先順位を考える合意形成ゲームです。

設定

あなた方は、宇宙船の故障で母船から離れて不時着してしまった宇宙飛行士。
破損を免れて残ったアイテムは15個。

「まずは、重要なアイテムを見極めよう」あるメンバーが提案しました。

母船にたどり着くために、チームで話し合いながら15個のアイテムに対して重要な順に優先順位をつけていくというゲームです。

まずは個人で優先順位を付けて、それを持ち寄ってチームで話し合い、最終的にはチームとして1つの回答に集約して頂きます。
当然、人によって優先順位が異なるため、チームとしての意見をまとめるには合意形成が必要となります。

大きな組織で意見をまとめていくための合意形成のポイントを理解させたいという場合に効果的なゲームです。

より詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。

グループワークで使えるNASAゲームのやり方

2024年2月現在、弊社でのNASAゲームの導入社数は約460社、受講者満足度は4.79(5点満点)となっており、人気のコンテンツとなっています。

実施要項
【対象人数】4〜100名以上(1チーム 4-6名推奨)
【実施時間】50分〜2時間
【予算】 ※100名での実施の場合
・キットレンタル:20万円
・講師派遣:37.5万円(キット料含む)

3.謎解きゲーム「汚れた企画書の謎」

ややレクリエーション要素の強いゲームとして、謎解きゲームもご用意しております。

実務と関係ないゲームだからこそ、役職や立場を超えたコミュニケーションが取れる、というメリットもあります。

設定

突然の上司からのメールを開くと、「重要と書かれた企画書にコーヒーがこぼれていて、内容が読めない!今すぐ何の企画書だったかチームに分かれて調査しろ!」と、かなり怒っているようだ。制限時間内に企画書に隠された謎を解き、企画者を特定しなければ。。。

今流行りの謎解きゲームを、チームビルディング研修用にアレンジしたゲーム。
5~6名1チームになり、様々な謎を解きながら汚れた企画書に隠された謎を解きます。

通常の謎解きゲームと違い、会議室で実施する事ができ、クリアの難易度も80%程度と簡単に設定されているので、参加者全員が楽しめるように設計されています。

汚れた企画書の謎についてより詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。

「汚れた企画書の謎」の詳細を見る

謎解きの用紙や資料を広げられる為、あまりに狭いテーブルだと窮屈になります。

2024年2月現在、汚れた企画書の謎は導入社数は約180社、受講者満足度は5点満点中、平均4.78となっています。

実施要項
【対象人数】12名以上推奨、上限なし(1チーム4-6名推奨)
【実施時間】2~4時間
【予算】 ※100名での実施の場合
・キットレンタル:20万円
・講師派遣:37.5万円(キット料含む)

4.バーンガ

バーンガはダイバーシティ&インクルージョンとテーマにした異文化コミュニケーションゲームです。

各グループごとに簡単なトランプゲームを行います。そして、各グループの上位1名と下位1名がグループを移動します。

あとはこれを繰り返すだけなのですが、こんな状況が発生します。

株式会社HEART QUAKE

参加者A

え?そのカードは出せないでしょ!!何やってるの?

とテーブルを移動してきた人は元々そのグループに居た人に怒られてしまうのです。
一方、相手は他のグループから来た人はビックリして反論しようとします。

お客様

参加者B

え?なんで?出せるでしょ!
前のグループでは出せたよ!

実は、グループごとに配布されているトランプゲームのルールが微妙に異なっているのです。

お互いの違いを認識したときに協働に向けた行動が取れるでしょうか?

ゲームの詳しい内容についてはこちらをご覧ください。

異文化コミュニケーションを体験するゲーム「バーンガ」

X(旧Twitter)ではこんな投稿がありました。

実施要項

【対象人数】12名以上推奨、上限なし(1チーム5-6名推奨)
【実施時間】1-2時間
【予算】 ※100名での実施の場合
・キットレンタル:20万円
・講師派遣:37.5万円(キット料含む)

5.ペーパータワーforビジネス

このゲームは、アイスブレイクでよく使われるペーパータワーに、タワーの高さを売上(1cm=10万円)として、仕入れ、人件費、税金の要素を加えた経営シミュレーションゲームです。

より少ない紙を使って、より高いタワーを建てることが求められるのと同時に、次の期への投資や、給与の支払いなど、企業経営について理解させたい場合にご活用頂けます。

弊社最高記録の223cm以上のタワーを建築できるでしょうか?

ペーパータワーforビジネスの内容をより詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。

「ペーパータワーforビジネス」の詳細を見る

2024年2月現在、導入社数は約110社、受講者満足度は5点満点で4.87となっており、満足度の高いコンテンツです。

実施要項

【対象人数】4名以上推奨、上限なし(1チーム4-6名推奨)
【実施時間】1-2時間
【予算】 ※100名での実施の場合
・キットレンタル:20万円
・講師派遣:37.5万円(キット料含む)

6.野球のポジション当てゲーム

野球のポジション当てゲームは1人1人に与えられた数枚の情報カード口頭だけで伝え合いながら、誰が、どのポジションなのかを解き明かすコミュニケーションゲームです。

設定

関連会社との野球大会前日。
メンバー名簿に必要な情報が届いてないと運営係から連絡が。。。

しかしメンバーとそれぞれのポジションを知っている係長が出張で連絡が取れない。
なんとか集めた情報は断片的で、このままでは誰がどのポジションなのかが分からない!

このゲームはジグソーメソッドと呼ばれる手法を用いて設計されたコミュニケーションゲームです。
各人が持っているバラバラな情報を共有する必要があるため必ず全員が話さないと解けない(無言の人を出さない)という特徴があります。

ゲームを通して以下のことを学ぶ事ができます。

・コミュニケーションスキルの理解
・論理的に考えることの重要性
・わかりやすく伝えるための図表の使い方の理解

野球のポジション当てゲームについてより詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。

コミュニケーションゲーム「野球のポジション当てゲーム」

2024年2月現在、弊社での野球のポジション当てゲームの提供実績は約170社、受講者満足度は4.83(5点満点)となっており、人気のコンテンツとなっております。

実施要項

【対象人数】3名以上で実施可能、上限なし(1チーム4-6名推奨)
【実施時間】30分-1.5時間
【予算】 ※100名での実施の場合
・キットレンタル:20万円
・講師派遣:37.5万円(キット料含む)

まとめと、PDF資料の請求(無料)

弊社では上記でご紹介したコンテンツの一部を講師派遣、または、キットのレンタル(社内講師で実施可能)の2パターンでご提供しております。(有料)

社内講師で実施したいが、準備に工数が掛けられない場合も含めお気軽にご連絡頂ければと思います。

各コンテンツの詳しい資料の請求(無料)はこちらからお問い合わせ下さい。

※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。

お問い合わせ内容

※必須


企業名

※必須


ご担当者様氏名

※必須


メールアドレス

※必須


※メールアドレスは企業アカウントのみ有効とさせて頂いております。

研修目的

※必須

※研修の目的、ゴール、実施背景など箇条書きで構いませんのでご記入下さい。

その他、ご希望のゲーム名、実施時期や受講人数など(300文字以内)

今回はチームビルディング、組織形成の分野で有名な理論であるタックマンモデルについて解説していきます。
タックマンモデルは心理学者のブルース・W・タックマンが1965年に提唱したモデルで、組織の進化を5つのフェーズに分けていることが特徴的です。
ここでは5つのフェーズの説明と、その各フェーズごとに行ったほうが良いと思われるチームビルディングの取組みを紹介していきます。

タックマンモデルとは

タックマンモデルの図

まずはタックマンモデルの図をご覧頂ければと思います。組織は図の左側の形成期からスタートし、混乱期、統一期、機能期と移っていきます。
タックマンモデル
2つめのフェーズに混乱期が含まれているのが現実的だと思います。

タックマンモデルのフェーズの説明

続いて、タックマンモデルの各フェーズの具体的な説明を表にまとめてみました。
上図では描かなかった最後のフェーズとして散会期についても触れています。
タックマンモデル 表

タックマンモデルのフェーズごとの推奨施策

ここからはタックマンモデルの各フェーズごとに取り組んだほうが良いと思われるチームビルディング施策について触れていきたいと思います。

形成期 Forming

まずはタックマンモデルの最初のフェーズである形成期についてです。

メンバーが決定。まだメンバーがお互いのことを知らない状態。
チームの共通の目標も定まっていない状態。

形成期の初期段階はまだチームというよりはメンバーが集まっただけのグループの状態です。
なお、チームとグループの違いを一言で言えば以下のように言えます。

共通の目的・目標があるのがチーム。

共通の属性(共通点)があるのがグループ。

このフェーズでは「お互いを知る」という意味で決起会として「飲み会」を開催することが多いでしょう。
このフェーズでチームビルディング研修を実施するのであれば「チームとは」という硬い内容よりも、全員が楽しめる協力型のゲームなどがオススメです。

これは、飲み会では共通の属性(共通点)を見つけることができますが、協力型のゲームを行うことで、共通の目的・目標に向かうという体験を行うことができます。

具体的には「マシュマロ・チャレンジ」などのような短時間で、社内でできるワークがよいでしょう。
マシュマロチャレンジ
マシュマロチャレンジの具体的なやり方はこちらを御覧ください。

マシュマロ・チャレンジのやり方と92cmの最高記録

2024年2月現在、導入社数は約170社、受講者満足度は4.88(5点満点)となっております。

最新の満足度はこちらからご覧いただけます。

混乱期 Storming

続いてはタックマンモデルの2番目のフェーズである混乱期についてです。

チームの目的・目標に対する意見の食い違いや、人間関係、具体的な業務の進め方について対立が生まれる状態。

成果が出せるチームを形成していくためには、混乱期を避けるべきではないとされています。
もちろん、混乱期が無く、統一期に移行できればベストなのかもしれませんが見せかけの統一は後々、大きな不満が噴出するかもしれません。

お互いの価値観のズレが対立を生み出すことになるため、単に飲み会では問題が解決されないでしょう。

このフェーズでチームビルディング研修を実施するのであればお互いに「そもそも論」を話せるような「対話・ダイアローグ」がオススメです。

具体的には「ワールドカフェ」や「すごい会議」などの手法が有効で、外部の進行役(ファシリテーター)が入った方がより本音を引き出せると思います。
対話には時間が掛かりますので、最低でも2〜4時間を掛けて実施しましょう。

ワールドカフェのやり方

お互いの価値観のズレを認識したり、合意形成のプロセスを学ぶにはNASAゲームという1〜2時間でできるビジネスゲームも有効です。
ここでゲームというコンテンツを利用する目的は、現実とはやや異なるシチュエーションを通して話し合うことでフラットな気持ちで話し合うことができるからです。

NASAゲーム

NASAゲームの具体的なやり方については下記を御覧ください。

NASAゲームのやり方

2024年2月現在、弊社でのNASAゲームの導入社数は約460社、受講者満足度は4.79(5点満点)となっており、人気のコンテンツとなっています。

統一期 Norming

続いてはタックマンモデルの3番目のフェーズである統一期についてです。
混乱期を乗り越えたこのフェーズからようやくチーム感がでてきた、と言えると思います。

チームの目的や、業務の進め方、各メンバーの役割が統一・共有されている状態。

混乱期から統一期までのフェーズが最もリーダーシップが必要とされるフェーズではないでしょうか。
様々な意見の対立をまとめ、多くの人が納得できる目的・目標を設定し、業務の進め方の統一、役割分担の明確化などがリーダーの果たすべき役割が大きいフェーズです。

ただし、統一期では特段のチームビルディング施策は必要なく、チームに対して、と言うよりは、リーダーによる各メンバーのフォローや作業の進捗管理が必要なフェーズになっていきます。

強いて言えば、チームビルディングではないですが、ビジネスシミュレーション系のワークがおすすめです。本業ではない形式でビジネスを模したワークを行うことで、本業で今後問題になりそうなポイントを早期発見できるかもしれません。

具体的なゲームとしてはプロジェクトテーマパークや、ストマネが挙げられます。

「プロジェクトテーマパーク」を用いた研修

ビジネスゲームを用いたメンタルヘルス研修 「ストマネ」

2024年2月現在、ストマネの導入社数は約40社、受講者満足度は導入社数が少ない影響もあるかと思いますが、5.0(5点満点)となっております。

機能期 Performing

続いてはタックマンモデルの4番目のフェーズである機能期についてです。

チームに結束力や連動性が生まれ、相互にサポートができるようになるフェーズ。
チームとしての成果も出始める状態。

このフェーズになると良い意味でも悪い意味でも会話がなくともお互いの役割を果たし、さらには、情報共有など自然と互いのサポートができるようになります。それぞれが役割を果たすことでチームとしての成果も出てきます。
いわゆるメンタルモデルが共有できている状態といえます。

このフェーズでチームビルディングを実施するのであれば研修というよりは仕事を離れたスポーツや、その他のアクティビティなどがオススメです。

具体的にはチームワークを維持するための取り組みとしてヘリウムリングドミノ、謎解きゲームなどがオススメです。
ドミノレンタル

例えばドミノを使ったゲームについてはこちらを御覧ください。

ドミノを使ったゲームについて

弊社での受講者満足度は5点満点で4.88 (導入社数約90社)となっており、こちらも満足度の高いコンテンツです。(2024年2月現在)

散会期 Adjourning

タックマンモデルの最後のフェーズが散会期についてです。

プロジェクトの終了、メンバーの異動・退職などによってチーム関係が終結する状態。

プロジェクトの終了によるチームの解散というポジティブな要素もありますが、このフェーズでは少しずつメンバーそれぞれの思いや、目標、やりたいことにずれが出てきたり、成長したメンバーが自分のチームを持ったりして抜けていくようになります。
それぞれが成長している結果として、さらに上の成長を目指すことで目指しているベクトルにズレがでてきます。その結果、退職者がでることもあるでしょう。

このフェーズではプロジェクトの打ち上げなどという形で飲み会を開催して、明示的にチームの解散を示すこともあるでしょう。

番外編

通常の業務では途中からメンバーが増えることが多々あるでしょう。
その場合はどうなるのでしょうか。タックマンモデルではそこまで触れられていませんが、多くの場合はチームビルディングとして「歓迎会」が開かれると思います。

ここからは個人的な意見によりますが、混乱期にチームに入るよりは統一期、機能期にチームに入ったほうが新メンバーとして仕事がしやすいでしょう。

また、新メンバーが入るたびにチームビルディング研修を実施するのは難しいため、半年から1年に1度程度のペースでチームビルディングを意識した施策を実施するのが効果的だと思います。

具体的には、ゲームを利用したチームビルディング研修や、スポーツアクティビティなどが有効です。

ゲームを利用したチームビルディング研修については下記を御覧ください。

【年間約400社で実施!】チームビルディング研修向けゲーム12選

結論

タックマンモデルには以下の5つのフェーズがあります。

形成期 Forming
混乱期 Storming
統一期 Norming
機能期 Performing
散会期 Adjourning

特に形成期、混乱期、ではフェーズにあったチームビルディング研修が有効です。
また、新たなメンバーを迎えるフェーズに至った際には定期的なチームビルディング
が必要となります。

まとめと、PDF資料の請求(無料)

弊社では、ご紹介したゲームの一部を社内講師で実施できるキットとしてカード、投影用スライド、講師向けの資料/動画マニュアルのレンタルを行っております。(有料)

ゲームの詳細は資料請求(無料)でもご確認いただけます。

※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。

お問い合わせ内容

※必須


企業名

※必須


ご担当者様氏名 (姓と名の間に半角スペースを入れてください)

※必須


メールアドレス

※必須


※メールアドレスは企業アカウントのみ有効とさせて頂いております。
研修目的

※必須

※研修の目的、ゴール、実施背景など箇条書きで構いませんのでご記入下さい。

その他、実施時期や受講人数など(300文字以内)
電話での説明を希望される方のみこちらに番号を記載いただければと思います。

今回は関係の質を考えるチームビルディング用ゲーム「ベストチーム」をご紹介します。
関係の質を考える時に、座学で学ぶもの良いと思いますが、弊社では体験から学ぶ、ということでビジネスゲームと呼ばれるツールを使っています。

関係の質 ゲーム

ベストチームはカードゲーム型の研修プログラムで、青いカードが行動カードと呼ばれており、ゲーム開始時に1チームにつき5枚程度配布されてます。

なお、この行動カードは全22種類あり、そのうち11種類が関係性についてのカード、残りの11種類が成果についてのカードとなっています。

上画像の褒める文化というカードは関係の質を高めるための行動カードであり、青いカード右下の必要枚数に記載されている通り、このカードを2枚集めると講師から右側の赤いカード(得点カード)がもらえます

赤い得点カードには褒める文化によって、業績と関係性にどのような影響があったかを表す得点が記載されています。褒める文化については業績ポイントが+1、関係性ポイントが+2となっており、業績も関係性もよくなるというカードでした。

一方で、このような得点の配分となっているカードもあります。
人間関係 研修 ゲーム

細かな指示というカードは行動を上司に細かく管理されることで仕事は進み、成果はでるが、上司との関係性としてはあまり良いものではないという得点配分になっています。

ゲームでは業績ポイントと関係性ポイントのバランスをとりつつ、両方のポイントを最大化していくことが求められます。

業績も関係性も良いチームをベストチームと呼んでいます。

このゲームを実施すると、受講者は「今、うちのチームは関係性ポイントが低いから、関係性を高める行動カードを集めよう」といった話し合いが行われます。
実は、どの行動カードを集めると、業績ポイントや関係性ポイントが何点上がるのかは明らかにされていません。つまり、受講者は関係性ポイントが上がりそうな行動カードを予想してカード集めに向かうのです。


※某社での実施の様子

この関係性ポイントが上がりそうな行動カードを予想するという行動が、ゲーム後の振り返りで、関係の質を上げるための行動は何なのか?を考えるのに役立ちます

実際のゲームではカードを集めるために他のチームへ足を運んで、カード交換の交渉を行い、自分たちに必要な行動カードを集める必要があります。


※某社での交渉の様子

ベストチームを実施いただいた株式会社クラベス様の実施レポートでは、下記のような記述がありました。

この研修では、ゲーム後にミニ講義と振り返りワークもしっかり用意されていて、
「ゲーム楽しかったね」で終わりではなく、振り返って考えることで、
より定着できる要素が詰まっています。

むしろ、ゲームよりも振り返りワークの方が価値が大きいのではと思っています。

クラベス様の実施レポートはこちらからご覧いただけます。

クラベス様でのベストチーム実施レポート

2024年2月現在、ベストチームの導入社数は約90社となっており、アンケートの受講者満足度は5段階評価で4.94となっております。

※最新のユーザー満足度についてはこちらからご覧いただけます。

ベストチームの実施概要はこちらをご覧ください。

また、ベストチームについての他の記事はこちらをご覧ください。

ベストチーム の詳細を見る

PDCAはもう古い!次はOODAループだ!
という記事をネットでは多く見かけます。PDCAもできてないのに、OODAってなんだよ、というのが現実ではないでしょうか。

この記事では、OODA(ウーダ)ループについて簡単に解説し、実際に企業の中でOODAループを回すためにマシュマロチャレンジというゲームを使って研修を行う方法について書いてみたいと思います。

OODA(ウーダ)ループとは

まずはOODAループについて書いていきたいと思います。一般的な読み方は「ウーダ」ということです。
ただし、オーオーディーエーという読むのもOKとのことです。

OODAループ

上図がOODAループですが、整理しておきましょう。

O:Observe = 観察

O:Orient = 方向付け

D:Decide = 決心

A:Act = 行動

OODAとPDCAサイクルとの比較

一般的によく知られているPDCAサイクルと比較してみましょう。

PDCAサイクルは以下のことを指します。

P:Plan = 計画

D:Do = 実行

C:Check = 評価

A:Action = 改善

OODAと、PDCAの大きな違いはP(計画)が入っていないことです。

変化の激しいこの時代、計画通りに進むことはまれですし、そもそも計画が机上の空論になっていることもあるでしょう。

そこを計画ありきで無理やり勧めていくと、最悪の場合、粉飾決算につながっていきます。
OODAループは計画ではなく、観察からスタートし、状況に合わせて柔軟に対応する修正主義的な発想です。

OODAループをマシュマロチャレンジで体感する

PDCAもOODAも頭では理解できますが、実際に実施できている組織は少ないと思います。

その要因としてはPDCAの場合はCの振り返りを疎かにし、OODAの場合はObserveの観察を疎かにします。

それをやってる時間がない、というのが本音だと思いますが、それはつまり、振り返りや観察による成功体験がないということもあげられると思います。

そこで、マシュマロチャレンジというビジネスゲームを用いて、OODAループを体験してもらう研修を実施します。

マシュマロチャレンジ OODA

マシュマロチャレンジとは、パスタやテープなどの備品を使ってできるだけ高いタワーを建設せよというゲームです。
世界記録は99cmと言われています。詳しいやり方はこちらをご覧ください。

マシュマロ・チャレンジのやり方と92cmの最高記録

相手チームの「観察」をしてからチームの方針を決める

では、マシュマロチャレンジを使って具体的にどのようにOODAループを体験してもらうのかというと、次のような手順で実施します。

1.2つのチームをペアとします。(1チーム4〜5名)

2.1つめのチーム(Aチーム)がマシュマロチャレンジに挑戦します。

3.もう片方のチーム(Bチーム)は実施している様子を観察(Observe)します。

4.ゲーム実施後、A,Bチームともに振り返りの時間を取り、チームの方針を決めます
 (Orient & Decide)

5.Bチームがマシュマロチャレンジに挑戦します。(Act)

6.Aチームは観察(Observe)します。

7.ゲーム実施後、A,Bチームともに振り返りの時間を取り、チームの方針を決めます
 (Orient & Decide)

8.A,B両チームでマシュマロチャレンジを実施します。(Act)

9.ゲーム実施後、A,Bチームともに振り返りの時間を取ります。

ポイントは、相手チームを観察することです。

2チーム作れない場合の対応

また、人数が少なく、2チーム作れない場合は、メンバーのうち、1名が観察役に周ります。

この時、観察役の方は、いわゆる上司の方に実施していただくのが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
OODAループの紹介と、実際に体験してもらう方法をご紹介しました。

2024年2月現在、マシュマロチャレンジの導入社数は約170社、受講者満足度は4.88(5点満点)となっております。

最新の満足度はこちらからご覧いただけます。

「マシュマロチャレンジ」実施要項

【対象人数】8〜100名以上(1チーム 4名)
【実施時間】30分-2時間
【予算】
・運営スライド:3万円(ゲームの説明や振り返り含む)
・運営キット:3,000円/1チーム分(1チーム3回戦分。運営スライドに追加で料金がかかります)
・講師派遣:15万円〜(40名までの場合、キット代含む)

弊社ではマシュマロ・チャレンジ実施のための運営スライド(パワーポイント形式)、及び、運営キットを販売しております。

※運営キットイメージ

講師無しで、準備工数を掛けずに実施したいという方はお問い合わせください。
運営キットは不要で資料のみの場合はお申込みの翌営業日には納品させて頂きます。

詳細資料(PDF形式・無料)請求のお問い合わせ

※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。

お問い合わせ内容

※必須


企業名

※必須


ご担当者様氏名 (姓と名の間に半角スペースを入れてください)

※必須


メールアドレス

※必須


※メールアドレスは企業アカウントのみ有効とさせて頂いております。
研修目的

※必須

※研修の目的、ゴール、実施背景など箇条書きで構いませんのでご記入下さい。

その他、実施時期や受講人数など(300文字以内)

今回は研修などでグループワークを実施する際の適正な人数について書いてみたいと思います。もちろん、これが唯一絶対であるといった解ではなくグループワークの目的によっても異なってくると考えています。

リンゲルマン効果とは?

まずはリンゲルマン効果について解説しておきたいと思います。

リンゲルマン効果とは
個人が単独で作業を行った場合に比べて,集団で作業を行う場合のほうが1人当たりの努力量が低下する現象

別名、社会的手抜きとも呼ばれています。

フランスの農業技術の専門家のリンゲルマン教授は実験からこんな結論を導き出しました。

綱引きを8人で引く際に、1人の力を100%とした場合,
集団作業時の1人当たりの力の量は、
2人の場合:93%
3人の場合:85%
4人の場合:77%
5人の場合:70%
6人の場合:63%
7人の場合:56%
8人の場合:49%
となった。

つまり、8人で綱引きをした場合、1人でやっていた時の力の半分以下の力しか出していないということになります。

グラフにするとこんな感じです。
リンゲルマン効果

このような個人が単独で作業を行った場合に比べて,集団で作業を行う場合のほうが1人当たりの努力量が低下する現象社会的手抜きと呼びます。

社会的手抜きについては下記の書籍がオススメです。

グループワークの1テーブル辺りの適正な人数とは?

この理論をベースにグループワークの1テーブル辺りの適正な人数を考えてみたいと思います。
ここでは、下記の3つのケースについて考えてみます。

ケース1:主体的で深い対話を行わせたい場合
ケース2:グループでワークに取り組ませたい場合
ケース3:採用選考などの選抜目的のグループワーク

まず、ケース1の主体的で深い対話を行わせたい場合は、グループメンバーがお互いにしっかりと向き合う必要があるため、2or3名が最適と言えるのではないいでしょうか。特に3人での実施の場合、2人だと意見が対立してしまうような場合も、3人目がいることで仲裁的な役割を担ってもらえるという個人的な実体験があります。

続いて、ケース2のグループでワークに取り組ませたい場合は、4〜6名が最適ではないでしょうか。グループで活動する難しさを感じてもらいつつ、全員で成果を上げるという達成感も感じてもらいたい、という意図がケース2にはあると思います。

最後のケース3の採用選考などの選抜目的のグループワークの場合、あえては6〜8名の人数で実施し、社会的手抜きが発生しやすい状態で誰がパフォーマンスを出せるかを見抜くというのもありだと思います。

企業研修においても、グループ活動の難しさ、そこからの一体感をより強く体験してもらうことが目的であれば、6〜8名というのも良いでしょう。

まとめ

いかがでしょうか。今回はリンゲルマン効果をご紹介し、そこから考えるグループワークの適正な人数を紹介しました。参考になれば幸いです。

なお、弊社では1年間で400社以上のチームビルディング研修を実施しております。

導入実績の一例(敬称略)

グーグル合同会社、Apple Japan 合同会社、アマゾンジャパン合同会社、
日本マイクロソフト株式会社株式会社日本政策投資銀行、株式会社みずほ銀行、
アサヒビール株式会社、パナソニック株式会社、三菱商事株式会社、
三井物産株式会社、三菱重工業株式会社、株式会社デンソー、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)、全国労働者共済生活協同組合連合会(COOP)

詳しくはこちら

ビジネスゲーム型の研修に興味があるかたはこちらをご覧ください。

【年間約400社で実施!】チームビルディング研修向けゲーム12選

オンライン版はこちらをどうぞ!

オンラインでできるチームビルディング用ゲーム10選

今回は面白い論文を見つけたのでみなさんに紹介したいと思います。
それがこちらの論文です。

Veil off Party:グループワークの適切な役割分担のためのキックオフパーティの提案

山口雄太郎
西本一志

情報処理学会インタラクション2024論文集
1P-85
P570-573

https://dspace.jaist.ac.jp/dspace/handle/10119/18852

この論文では、大学生における中長期間続くようなグループでの取り組み(グループワーク)キックオフパーティーにおいて、テレビ番組のモニタリングであるようなトラブルを発生させることの効果について検証されています。

内定者研修、新入社員研修でプロジェクト型の取り組みを実施する場合などの参考になるかと思います。前職ではちょっとしたピザパーティーというのが実施されていましたがそういうシーンでも使えるかもしれません。

キックオフパーティー全体の流れは下図のように解説されており、30分程度の食事会の間にトラブルを発生させることのことです。

実験では、トラブルを発生させる郡とそうではない郡を分けて、その違いを分析されています。また、トラブルを発生させるためにグループ(6人)の中に1人、いわゆる仕掛け人が用意されています。

具体的に発生させたトラブルは以下のとおりです。

・皿と箸を人数より少なく用意する
・飲み物を 1 種類のみ用意する
・携帯から大量の通知音を鳴らす
・飲み物をこぼす

これらのトラブルを発生させたときに、誰が、どのように振る舞うか?というのがポイントで、そこでの動き方が、その後のグループワークの役割分担に影響を与えるか?というのが研究の趣旨となっています。

論文では、対象者にアンケートを取得し、その効果を検証しています。

上画像にあるように、過半数の方がトラブルがグループワークの役割決定の参考になったと回答されているようです。非常に面白いですね。

個人的には仕掛け人はどのように感じたのかも聞いてみたいところです。モニタリングでは仕掛け人側が面白そうですしね。

いずれにせよ個人的には面白い実験でした。みなさんもぜひ論文を読んでみてください。

Veil off Party:グループワークの適切な役割分担のためのキックオフパーティの提案

山口雄太郎
西本一志

情報処理学会インタラクション2024論文集
1P-85
P570-573

https://dspace.jaist.ac.jp/dspace/handle/10119/18852

今回はタイトルの通り、WEBでできる無料の傾聴力診断テストを開発しましたのでご紹介したいと思います。

利用にあたってメールアドレスなどの個人情報の入力は不要となっておりますので、利用後にこちらから営業メールを送るなどはございませんのでご安心頂ければと思います。

なお、正式には、積極的傾聴態度評価尺度短縮版のWebテストとなります。

結果はこのように表示されます。

60点満点のテストとなっており、傾聴の態度と、聴き方の2つの要素に分解されます。

平均点なども掲載しておりますのでご自身の傾聴力が平均と比べてどうか?をご確認いただけます。

興味のある方はやってみてください。

積極的傾聴態度評価尺度短縮版 Webをやってみる

なお、開発にあたって引用にさせていただいた論文は下記となります。
ぜひ論文の方もご覧頂ければと思います。

引用
積極的傾聴法を取り入れた管理監督者研修による効果
池上 和範, 田川 宜昌, 真船 浩介, 廣 尚典, 永田 頌史

産業衛生学雑誌/50 巻 (2008) 4 号 p. 120-127

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sangyoeisei/50/4/50_E7008/_article/-char/ja/

関連記事

次の記事

人気記事

記事内検索

カテゴリ別

注目されているタグ

TOPに戻る
お問い合わせ